宛先:ユリシーズ・クロウ
差出人:ラパチーニ博士
クロウ
軍隊を与えてもいいけど、条件がある。
ワカンダは何千年にもわたって侵略を許さなかった国よ。何世代もかけてヴィブラニウムの実験を繰り返してきた。その知識を手に入れなければ、ヴィブラニウムも鉄クズ同然。AIMの技術力はワカンダに後れを取ることになる。私がそれを許せないのは承知しているわね。
邪魔な人間を手当たり次第に排除せず、研究者を人質に取らなければならない場面もあり得る、ということよ。あなたの得意分野ではないって聞いた気がしたけど。それが問題になることはないわよね?
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