未来の自分に宛てた手紙―その2
レディ・ブルズアイへ
先月は何も書けなかった上に新しい名前をつけてごめん。とにかく忙しかった。あたしには能力がないから、アベンジャーズに入るのは難しいと思う。もっと頑張らないと。今は弓の腕を磨いてる。
学校に「アルテミスシスターズ」っていうクラブがあって、ときどき練習に行く。みんな上手いよ。裕福で生意気だけど、上手い。まあ、あたしは手加減してあげてるけど。空中でリンゴを射抜くこともできる。あと1年もやれば、ホークアイのレベルには達するよ。今だって、彼の目にとまる程度には上手くなった。ホークアイは大会の審判を務める有名人だから、まずはちゃんと見てもらわないと。でしょ?あなたならわかるはず。
愛をこめて。
キャサリン