未来の自分に宛てた手紙―その3
ホークアイへ(2号?レディ・ホークアイ?それともレディ・ホーク?)
やった…ついにやったよ。最後の試験が終わった。ついにアベンジャーズになれる。本気で大変だったんだから、謙遜なんかしない。あなただって覚えてるでしょ。それに、これからがまた大変。ここまで来たらもう引き返せない。世界中の注目を浴びる。アベンジャーズに相応しいって証明しないと。普通の人ならいくらでも失敗できるけど、あたしにはそれが許されない。でもいくら不公平だと思われても、このチャンスをものにして見せる。
ゆくゆくは、弓矢以外で有名になりたいな。いつまでもホークアイの陰に隠れてるわけにはいかないからね。まあ、それはいずれ。今は、ひとまず書くのをやめる。だって、目標を達成したんだから。
愛をこめて。
ケイト