編集者への手紙
5月15日付の記事「コミュニティ全体がホークアイを称賛」について、反論しなければならない――コミュニティ全体がホークアイを称賛しているわけではないのだ。少なくとも事件現場の周辺を片付けなければならない清掃員は称賛しない。それと被害者がこれから起こすであろう訴訟に対応する弁護士も称賛しないだろう。
バートン氏の頭には、称賛されることしかなかったのだろうな。彼は器物損壊ごときの犯罪に対して、必要以上の武力を行使し、民権を無視して、派手な演出でその犯罪を阻止した。
この国は、建前としてはファシズムに反対している。にもかかわらず、法と秩序という漠然とした理想を擁護するために、我々の権利を踏みにじる、コスチューム姿の悪党どもを支持している人々がいるという事実にぞっとする。我々はそんなものに屈してはならない!
たとえ少数でも、そんな無責任な連中に運命を委ねれば、奴らがどんな未来をもたらそうともそれは自業自得ではないか。科学の進歩は可能性に満ちている。奴らがもたらす未来よりも、はるかに安全な世界を約束する。だが嘆かわしいことに人々は日々の糧と、マント姿のサーカス団に満足しているようだ。
ジョージ・タールトン、カリフォルニア州ヘイワード