13：テキストメッセージのやり取り 送信者：ブラック・ウィドウ！！！

13：テキストメッセージのやり取り
送信者：ブラック・ウィドウ！！！

ブラック・ウィドウ！！！
6月4日（火）午後9:15

ブラック・ウィドウ：うまく持ちこたえてる？

スパイダーマン：僕のために「クモ」って言葉を織り込んでくれたの？

ブラック・ウィドウ：そのつもりではなかったけど、好きにとって。
ブラック・ウィドウ：ねえ、二重生活のほうは大丈夫？

スパイダーマン：まあ…慣れてはきてる。

ブラック・ウィドウ：よかった。
ブラック・ウィドウ：お友達のリズから連絡があって、あなたたちの共通の知人ピーター・パーカーのことを聞いたわ。AIMは彼を倫理裁判にかけて、インヒューマンの実験の責任をなすりつける気だったようね。

スパイダーマン：そりゃ…大変だ。おとなしくしてろって言っとくよ。弁護士か何か探しとけって…

ブラック・ウィドウ：心配ないわ。連中のいう「証拠」はどれもお粗末だったし、サーバーから消すのも簡単だった。本人には言わないほうがいいかもね。聞かれたら答えられるように、あなたには伝えておこうと思っただけ。

スパイダーマン：ならよかった。
スパイダーマン：本当にありがとう、えっと…ブラック・ウィドウ。

ブラック・ウィドウ：ナットって呼んでくれて構わないわ。
ブラック・ウィドウ：それに感謝するならリズよ。頼んできたのは彼女だもの。
ブラック・ウィドウ：とにかく…前に言ったことは社交辞令じゃないから。相談したいことがあったら、いつでも言って。

スパイダーマン：ありがとう…ナット。
スパイダーマン：そうする。

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