RS2
【カンバーランド】の国王。
【ゲオルグ】、【ソフィア】、【トーマ】の3名の子供がいる。
【運河要塞解放】をクリアすると、【帝国】に親書を送りカンバーランドに来るように伝える。
その親書に従い、皇帝が【ダグラス】を訪れると、唐突に3人の子供に会うよう勧めてくる(その内トーマについてはその場で出会うことになる)。
実際に出会うかどうかに関わらず、子供達に会ったと答えるとシーンが進み、皇帝を呼んだ理由を語ってくれる。
その理由とは、「既に自身も世継ぎを決めなければならないものの、誰を世継ぎにするかを(親馬鹿のため)決めかねているので、皇帝に意見を求めたい」というものである。
どのように答えたとしても、翌日になるとハロルド王は急逝し、カンバーランドは【王位継承問題】に巻き込まれていくことになる。
なお、運河要塞をクリアしていない場合であっても南下政策をとってくればマイルズから航路でダグラスを訪れることが可能であり、この場合、ハロルド王からの親書を受け取らずとも世継ぎ問題に口出しが出来る。
逆に、親書を受け取った世代でカンバーランドを訪れなかった場合は当然ハロルド王は亡くなってしまうためそもそもゲームに登場することもない。
親馬鹿という理由は説明しているものの、世継ぎを誰にするかを(友好国とはいえ)外国の君主に相談するというある意味ではとんでもない事をやってのけている人物である。
世継ぎを訪ねられた際の選択肢は4つあり、それぞれの3人の子供の他に、「関係ない」というものが加わるが、その一見すると無責任な選択肢の際に皇帝が言う「他の国の世継ぎの問題に口出しすることはできない」というのが選択肢の表現はさておきまさしく正論となっている。
3人の子供を選んだ時は、本当にその子供を世継ぎにするようなことを言うため、本当に自分の中では誰にしようか決まっていなかった模様。
穿った見方をするなら皇帝に意見を聞いて(帝国が適任と思った)人物を除外して、帝国の思い通りにならないようにしようとした、とも考えられるがおそらくは純粋に悩んだ結果の相談であろう。
周辺の話によると元々先は長くなさそうとは思われていたため、年齢は不明だが、元々老い先は短かったようである。
もっとも、それにしても早すぎる、という話もあるため、最終的には毒を盛られてか、急死することとなる。
仮に毒を盛ったとするならば、わざわざ皇帝が来たタイミングで決行したことになるためそれはそれで違和感もあるものの、前日の様子を見る限り既に弱っていたという雰囲気でもない。その辺はゲームの都合ということだろうか。
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CV:玉井勇輝(【サイゴ族】、【セキシュウサイ】、【ギャロン】を兼任)
ストーリーの会話が一部変更・追加されており、初対面早々咳き込む一面もあり、さらに【サイフリート】らの陰謀により早逝した設定となった。
ルート次第ではハロルドの亡霊が三兄弟の姿を遠くから見守る描写がみられる。