RS2
概要
【カンバーランド】の宰相。
カンバーランドを支配し、【七英雄】に取り入ろうと画策する。
まず、【ハロルド王】を亡き者とし、【トーマ】を王として擁立。
その後、トーマに代わり実権を握り計画を行う上で障害となるであろう【ゲオルグ】を【ステップ】の魔物を用いて挟撃しようと目論む。
このサイフリートの計画が成功するかどうかは皇帝であるプレイヤー次第となる。
カンバーランドにおける【王位継承問題】イベントの主要人物であり元凶である。
このイベントの展開はプレイヤーの選択次第で大きく変わるものの、サイフリートをプレイヤーの手で倒すことが出来ればイベント完遂となる。
ただ カンバーランドを滅亡させない場合は絶対に負けてはいけない
制圧できない上にサイフリートの砦も二度と入れなくなる
(滅亡の場合は負けても何度でも戦える)
マップ上に表示されるキャラアイコンは【アバロン】等に居る【参謀】NPCの色違いであるが、本当にこのような色の服を着ているのだとすればかなり奇抜なセンスの持ち主ではないかと思われる。
戦闘グラフィックは【ラーマ】と同じ。…カツラ?
七英雄に取り入ろうとした理由は永遠の命を得るため。
具体的にどの七英雄に取り入ろうとしたかは明言されていないが、ステップのモンスターと呼応した戦術展開をしていたことから【ボクオーン】が有力候補と言えるだろう。ズル賢いボクオーンのやり方という点からも十分考えられる。
海に囲まれているカンバーランドには【ダグラス】や【フォーファー】といった2つも重要な港がある上に、ボクオーンから【運河要塞】が解放され通行可能になった後にこのイベントが発生するので【スービエ】である可能性もある。
なお、彼曰く七英雄の中には皇帝のことを目障りと感じる者が多いようである。
冒頭で皇帝に倒されたクジンシーは間違いなくそうだろうが、他の七英雄で皇帝のことを目障りと感じる者がそれ程居るとは思えないため、皇帝の命を奪ったとしても手土産になるとはあまり思えないが。どうせ、伝承法で力は引き継がれるし
名前の由来は萩尾望都の少女漫画『トーマの心臓』に登場する主人公トーマのライバル役「サイフリート・ガスト」であることが河津氏により明言されている。
戦闘
| 系統 | ランク | HP | WP | JP | 技 | 術 | 戦闘回数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 上位 | 1792 | 84 | 93 | 12 | 11 |
| 腕 | 器 | 魔 | 理 | 早 | 体 | 術 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 16 | 17 | 14 | 14 | 18 | 18 | 14 |
| 斬 | 打 | 突 | 射 | 熱 | 冷 | 電 | 状 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 14 | 7 | 10 | 10 | 12 | 12 | 12 | 32 |
| 技術点 | 種族属性 | 特性 | 再生 | 耐性 |
|---|---|---|---|---|
| 1000 | 人間 |
| 武器 | 回避 |
|---|---|
| 棍棒/棍棒 | ガーダー(斬打突雷 回避=40%) |
| 技·術 | プリズムライト、サイクロンスクィーズ、水舞い、ダイアモンドダスト |
|---|---|
| 詳細 | カエル研究室にて、技欄は[行動リストA][行動リストB]、行動パターンは[行動関連]を参照 |
見た目はラーマだがステータスは大きく違い、行動パターンも術オンリーである点はラーマと同じだが使用する術は全く異なる。
ちなみに、ラーマ同様【アースガード】を装備しているが、こちらも術オンリーであるためほとんど発動する機会は無い。
攻撃は【サイクロンスクィーズ】と【ダイアモンドダスト】のみだが、両方属性が異なるので具体的に対策を行うのは難しい。
サイクロンスクィーズの使用頻度が高いので【プリズムライト】の対策も兼ねて【状】耐性を強めにしておくのが望ましい。
HPは1792と比較的少なめだが、序盤で戦う場合はすぐに決着を付けるのは難しい。
しかし状態異常耐性を一切持っていないため、付け入る隙はいくらでもある。
初期から道場にある技であれば、【みね打ち】で【麻痺】狙い、【フェイント】で【スタン】狙い、【イド・ブレイク】で【混乱】を入れつつ【魔力】を下げる等の手がある。
閃きやすい技なら【足払い】【影ぬい】【ネコだまし】等も有効で、後列にも届く上成功率も非常に高い【不動金しばり】があるならぜひ使いたい。
また、【空圧波】があるなら味方が育っていなくても大ダメージを狙う事が可能である。
ちなみに固有ボスではあるが比喩表現抜きに耐性が一切無いので、【即死】【石化】【LPブレイク】すらも効いてしまう。
もし、既に【グリムリーパー】を持っているのであれば【皆死ね矢】で倒してしまうというのも一興である。
また上記の通り術以外の攻撃手段を持たない為、【マッドバイター】で【狂戦士】の状態にするとただのサンドバッグと化す。
そのほか、お供として人間系*1から2,3体出現し、滅亡させずに普通に進めていたら、影、【ヴァイカー】、【キラーマシン】が出やすい。滅亡させるとランクが上がり【エルダー】や【グレート】も出現しやすくなる。ランクがさらに上がるとラーマ3体と出現したり、サイフリートよりHPの高い【ミスティック】も出現する可能性はある。
RS2(漫画版)
第二巻で【ゲオルグ】の回想に少しだけ登場しているが、他の人物の台詞での言及のみに留まっている。
RS2R
概要
CV:森山智寛
基本的な立ち回りは原作版と同様であるが、アバロンの文官の色違いであった原作版に対し新規デザインになった。
アバロンの文官や、普通のカンバーランドの文官と比べ明らかに表情などが怪しい。
その極みといっていいのがハロルド王との選択肢で世継ぎをトーマまたはよく解んないを選んだ後にアバロンに兵を集めに戻るか、さようならの選択肢を選んだ後のイベントシーン。
皇帝に助けを求めるトーマを制止し、「トーマ様はひとりではなく私がついている」といった時の表情はたとえプレイヤーが鈍感であったとしても悪役であると確信するに足る描写となっている。
戦闘
| テキスト | カンバーランドの内乱を画策した文官。 皇帝の活躍により内乱は鎮圧され、失敗に終わった。 |
|---|
| 弱点 |
|---|
| 剣、棍棒、弓、体術、火 |
| 耐性 | 天 |
|---|---|
| 異常耐性 | 毒、暗闇、麻痺、石化、混乱、魅了、狂戦士、即死 |
| アイテム | 自然銀、セージロッド、アースガード |
本作では新規デザインになったためスキンヘッドからフサフサになった。
お供は【キラーマシン】とその両脇に【ダグラス剣兵】で固定になっている。
原作版では、状態異常の耐性がザルだったが、本作ではボスということを意識してか、即死・石化を初めとして多くの状態異常に耐性を持つが、スタンと眠りが効く。
【ライトボール】と【ウォーターガン】が追加されたが、ダイアモンドダストは【⚠️】扱いで使用頻度は少なく威力が落ちているなど幾分か弱体化している。
サイクロンスクィーズもあまり使ってこないが、相変わらずプリズムライトが厄介なので【混乱】対策はしておきたい。
ライトボールは威力は大したことないが、暗闇付与が意外と脅威で序盤だと物理型クラスがこれだけで無力化してしまう可能性もあり、混乱共々状態異常対策の重要性を教えてくれる敵ともいえる。
搦め手が強力な分、威力そのものは控えめなので、まずはキラーマシンをさっさと倒してしまうのがオススメである。
上記の通り、サイフリートは眠りが効くので、かく乱作戦持ちに眠りを付与してもらうとキラーマシンに集中できる。
キラーマシンには割合ダメージ・即死・石化が通るため、高難易度ではこれらに賭けてもよい。
ヴァイカーと異なり、撃破すると何の描写もなく消えてしまい、戦闘後の一言もない。
そのため、取り入ろうとした七英雄が誰であるのかは相変わらず明言されることはないが、本作ではカンバーランドが滅亡することでボクオーンが第2形態に進化することから、概ね予想通りとはいえ裏付けされたといえよう。
PS4版・PS5版・Steam版では撃破することで実績・トロフィー(ブロンズ)「禍根を断つ者」が獲得できる。カンバーランド滅亡後でも取得できるが、ゲオルグが討ち取った場合は取得不可。ここでも邪魔をしてくれる
とはいっても今回は途中でカンバーランドを出ても年代ジャンプしない限り制圧失敗にはならないので、故意に放置しない限りは難なく獲得できるだろう。