SF1
天使に似た姿の【不可知生命系】モンスター。
周りに浮遊する目は様々な効果を発揮する。
可愛らしいステレオタイプの人型天使と、複数の目を持つ聖書で語られているような天使の姿を合わせたような見た目をしている。
名前の元ネタは大乗仏教の陽炎の女神「摩利支天」の梵名と思われる。
通常(没/バトル占い)
通常モンスターとしては没データ。
【開発2部】の【マリーチ!リッチ!のサガフロンティア、バトル占い!!】で戦えるが、ここでは【リッチ】と共に通常とは異なる技術を使い、1ターンで戦闘が強制終了してしまう。
マリーチの出す技は「占う対象の反応や気持ち」とのこと。
戦闘システムの関係上、強制的に【主人公】1人でのバトルであり、【オーヴァドライヴ】も無効で、倒すことはまず不可能。
当然ここでの【憑依(妖魔武具)】も不可だが、同じ開発2部にて下記のお供版と戦い放題なので無問題。
特殊(マスターリングお供)
【マスターリング】の【おとも】の1体。
【神秘の指輪】の刻印シンボルであり、内部的にもそれを装備している。
【開発2部】に登場する【ゾズマ】に扮した【石井浩一】氏と話すことで戦えるおまけボス版ではお供がほぼ総入れ替えされているが、マリーチのみそのまま継続している。
【憑依(妖魔武具)】の【能力値ボーナス】・【妖魔武具憑依能力】ともに最強クラス。
だがPS版では【クーン】編のラスボスのお供であるため、オマケ要素の【開発2部】以外でそれを活かすことはできなかった。
リマスター版では【NEW GAME+】の導入により開発2部での育成が無駄にならないことに加え、【ヒューズ編】では【指輪の兄弟事件】以外ならクーンを連れて行くことで【IRPO応接室】で比較的ラクに出会えるため、【妖魔】最強育成の一角となる。
ただし、妖魔の【CHA】を自力でカンストさせたい場合はこちらではなく【麒麟】か【グリフォン】(大)も視野に入る。
ただし、【イルドゥン】はヒューズ編で連れ回せないため、憑依が行えるのは開発2部のみになり、他の妖魔より少々手間がかかる。
また、【妖魔武具】を引き継げない【アセルス】は残念ながらヒューズ編で直接1体を吸う以外ではこの恩恵に与ることができず、さらに【シュライクの少女失踪事件】では彼女がマリーチと対峙することすらも不可能。
特殊(マスターリングお供・リマスター版(強))
HPが増強。装備防具、耐性に変化なし。
本体のHP90%以下で【サクリファイス】使用。
味方版
【凝視】系4つをコンプすると【特殊変身】可能。
比較的簡単に変身させられる上に、バランス的な面では能力値最強のモンスターとなり、かなり高めの【HP】を持つ。
さすがにHPカンストはできないが、モンスター種族はカンストできる個体が滅多にないので大抵700以上成長していればあまり気にしなくても大丈夫。
【黒竜】・【デュラハン】と並んで最終形態として選ばれやすい人気のボディであり、リマスター版ではこれら3体への変身がそれぞれトロフィー・実績の対象となっている。
変身可能なモンスターの中では珍しく人型に近い天使のような容姿のため、グラフィックの可愛さから人気も高い。
【特殊変身】に必須な能力のうち、【石化凝視】は【バジリスク】からしか【能力吸収】できない点は注意。
弱点は技欄が必須条件の凝視4つで埋まってしまうことと、物理防御力が薄いこと。
物理攻撃に関しても黒竜やデュラハン、【クラーケン】のほうがやや強いため、攻防共に魔法系特化のボディである。
一応工夫すれば凝視無しマリーチも作れなくはないが、代わりに今後吸収不可になるというデメリットも背負う。
【グランドヒット】を吸収しておくと、【ジブサムスカウト】と交互に変身しやすくなり、道中の弱体化のリスクを減らせる。