東海型電車形式一覧

Last-modified: 2022-04-01 (金) 20:12:38

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初めに

Q:「東海型電車って何?」
A:「113系みたいな顔をしている電車を東海型電車と呼びます」

このページでは東海型電車の形式をまとめています

旧型国電

62系(引退)

  • 115系の顔を被った旧型国電
  • 外装は115系より薄かったため老朽化進行速度が速かった
  • 引退後は佐久間レールパークに首チョンパの状態で保存されていたが佐久間レールパークが閉館したためおそらく解体された

直流型

153系(引退)

  • 直流近郊型・急行型のパイオニア
  • 登場当初は91系だったが車両称号規定改定で153系となった
  • 晩年は新快速で走っていたが1979年に117系に置き換えられ1984年10月に最後の車両が廃車され改造車であるサロ110形も1992年に廃車され廃系列となった

155系(引退)

  • 修学旅行用車両、登場当初は82系だったが車両称号規定改定で155系となった
  • 1973年からは普通列車用に改造され1982年に全廃

159系(引退)

  • 155系と同じ修学旅行用車両だが臨時列車での使用を想定して車内は153系に近くなった
  • 1980年に全廃

111系(引退)

  • 1963年から運転開始する113系に先駆け1962年から運転開始した
  • 2006年までに廃車されている
  • クハ111-1がリニア鉄道館で保存されている

113系

  • 111系の出力強化版
  • 有名すぎるので説明不要
  • JR化後は東海が2007年、東日本が2011年、四国が2019年に運転終了し残るは西日本の128両
  • 西の113系はトンデモ改造をしている(サンパチ君、クハ111-819etc...)

115系

  • 113系から雪や寒さに強くした車両
  • JR東日本・東海・西日本の他に伊豆急行としなの鉄道にも車籍を有している/た
  • 東海・伊豆急行は2009年に引退、東日本も2022年に引退し残るは西日本の243両としなの鉄道の59両となる
  • 西日本の115系は切妻やチクビームという迷車がいる
    • 快速車庫ライナー 広ヒロ行(とあるMADから)

163系(引退)

  • サロ163のみの製造
  • 実質153系の増備
  • そのためか製造も7両で打ち切り
  • 1983年までに廃車された

165系(引退)

  • 153系の出力強化・勾配対策・寒冷地仕様として1963年から運転開始
  • 最小3両から運転可能
  • 上尾事件で乗客にフルボッコにされた
  • 急行衰退後は普通列車でも使われていた
  • 2009年までに全車が廃車された

167系(引退)

  • 修学旅行用車両
  • 1979年からは湘南色となった
  • JR東日本に35両、JR西日本に16両が継承された
  • 引退後はクハ167-1のモックアップが鉄道博物館に展示されている

169系(引退)

  • 165系からEF63と最大12両で協調運転できるようにした
  • JR東車は2003年に全廃、しなの鉄道車も2013年に定期運用を終了し坂城駅で保存されている

交直流型

401系・421系(引退)

  • 1961年の常磐線取手勝田間交流電化に伴い登場
  • 421系は山陽本線小郡(現新山口)下関間直流電化、鹿児島本線門司港久留米間交流電化に伴い登場
  • 違いは対応周波数、401系は50Hz対応、421系は60Hz対応
  • 401系は1991年に、421系は1996年に全廃

403系・423系(引退)

  • 401系・421系の出力強化版
  • 403系は2008年、423系は2001年に全廃

413系

  • 急行型電車を改造して登場
  • 北陸地区の普通列車として使用されていた
  • JR車は2021年に引退、元B06編成がえちごトキめき鉄道に譲渡された

415系

  • 直流と交流50/60Hz両対応の車両
  • JR西日本の415系800番台は別物な点注意
  • もともとは常磐線で走っていたがE531系により置き換えられ2008年に3編成がJR九州に譲渡されている
  • 1500番台はステンレス車となっており211系のような前面になっている
  • クハ415-1901はダブルデッカー試験車、2006年に廃車された

417系(引退)

  • 地方都市の普通列車の電車化を図るため1978年登場
    • だがしかし国鉄が爆発寸前だったため製造は15両で打ち切り
  • 2007年にE721系に置き換えられ引退
  • 阿武隈急行に譲渡された車両も2016年に引退した

451・471系(引退)

  • 交直流急行型電車、1962年登場
  • 451系は交流50Hz対応で東北地区の急行に、471系は交流60Hz対応で北陸地区の急行に使われていた
  • 登場当初は車体強度の都合からクモハ451-1~9・クモハ471-1~11・13のドアは外吊り式だった
    • ただし冬は外から冷気が入り放題、さらにトンネル入出時に圧力がかかってドアが勝手に開いたため戸袋式に変更になった

453・473系(引退)

  • 451・471系の出力強化版
  • 453系は42両製造されたが473系はすでに475系の製造が決定していため2両1ユニットで製造終了
  • 453系は1992年、473系は1986年に引退

455・475系

  • 453・473系に勾配抑速ブレーキを設置した車両
  • 交直流急行型電車の中では最大派閥
  • 2021年にJRからは引退したがクハ455-701がえちごトキめき鉄道に譲渡された

457系(引退)

  • 455・475系の交流50Hz/60Hz両対応版
  • 本系列の最終形態なのだが製造は38両と少ない
  • 2015年に全廃

交流型

711系(引退)

  • 函館線電化に伴い北海道初の電車として登場
  • 登場当初は2ドアだったが3ドアに改造された車両もいる
  • 2015年に引退

713系

  • 地方の交流線区電車化に伴い登場
  • 1983年登場で国鉄が爆発寸前だったため試作車8両で製造打ち切り
  • 現在は宮崎に送られ普通列車運用に入っている

717系(引退)

  • 413系同様急行型電車を改造して登場
  • 九州と東北に運転されていた
  • 東北車は2008年に引退、九州車は2014年に引退した

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