百科事典的なやつ/サービス終了

Last-modified: 2024-05-04 (土) 21:21:13

サービス終了とは文字通りサービスの提供を終了すること
コアなファンからしたら死刑宣告みたいなもので「サ終」と略されることも

概要

この世に永遠に続くと呼べるものはない、始まりがあれば遅かれ早かれ終わりを迎える
漫画やアニメであれば「最終回」、突然終了した場合は「打ち切り」と呼ばれる
コアなファンや初期からずっとやり続けていたプレイヤー、課金勢にとっては死刑宣告のようなもの
主にオンラインゲームの事を指すがそれ以外にもオンラインサービスの終了も指すことがある
基本的にオンラインゲームやソーシャルゲームはアップデートで順次追加していくため「明確な終わり」を定めずに設計されているものが多くサービス終了となると幕引きに苦戦するケースも多い
特にエピローグもなく突然「ここで終わり」というゲームもザラにある

最近では一部機能を残して引き続き利用できるようにオフライン版を配信するケースも多い

サ終の理由

サービス提供期間が長すぎて寿命を迎える

平家や江戸幕府のように一時期はイケイケだったものもいずれ衰えて終わりの時がやってくる
世代交代の時が訪れたり別コンテンツにユーザーが流れ利用者が減りひっそりと幕を下ろすもの
利用者は減っていなくても運営に必要なハードウェアが寿命を迎えたなどのケースもある
例えばWiiやDSの「ニンテンドーWi-Fiコネクション」はWiiU・3DSの「ニンテンドーネットワーク」が登場したことにより2014年5月20日にサービスが終了した
また一時期一世を風靡したMMORPGもスマホの普及でPCユーザーが減っていき十数年の歴史に幕を下ろすといったゲームもある
この手の場合半年から1年かけて緩やかに終了告知が出て自然消滅に近い形で終了する、また一部機能は残すなどサポートも手厚い

難点としては対応ソフトを中古で買った場合満足に遊べなくなること
コンテンツとしての寿命を迎えて幕引きをしたためまだ円満なやり方

続編に移行するため

マーケティング戦略でタイトルが変わるモンスターハンターフロンティアが主な例
プレイヤーからすれば大型アップデートと感じることも多いため大半は歓迎を伴って受け入れられることが多い
その場合データは引き継がれるが内容が大幅に変わりデータをリセットされる場合もある

Adobe Flash PlayerからHTML5への移行断念

ブラウザゲーム特有の問題で2020年12月31日をもってAdobe Flash Playerのサポートが終了しHTML5への移行が困難だと判断した場合はこうなる
分かりやすく例えると建物を土台から作り直す感じでかなりの費用と時間が必要になる、ゲームの収益で費用を回収できないとなると移行せずに終了せざるを得ないケース
艦隊これくしょん -艦これ-」のような膨大なデータを持っているゲームをHTML5へ移行出来るのは幸運なほう
Imperial SaGa」みたいに「移行せずに続編を作った方が良い」ということで再出発を図るケースもある

採算を取ることができず継続するのが不可能になった

ソシャゲは課金してもらわないと商品として成り立たなくなる、その需要を読み間違えると桃花台新交通のような状態に陥ってしまう
特に「豪華声優陣orスタッフ」「高グラフィック」「お手軽操作」を謳っているゲームはこのドツボにハマりやすい

  • 豪華声優陣orスタッフ・高グラフィック・本格的なシナリオ・生演奏BGM→開発費が高くなり赤字続きで費用を回収できなくなる
  • お手軽操作→ゲーム性が低く飽きやすい→キャラに愛着を持てない限り他のゲームにユーザーを取られる

となるから。逆にゲーム性が高くても操作が複雑すぎた場合初見で投げるプレイヤーが続出するのでバランスを取りづらい
またゲームバランスが良すぎても課金するユーザーが減ってしまうのでゲームバランスのさじ加減も一苦労する
若い世代に人気が集中していても若い世代の財布事情は良くないことが多いので課金されないという切ない事情で終わってしまうことも

最近のソシャゲは開発費が高くなっている傾向にあり利用客の奪い合いも激しいので新規参入は厳しい状況にある
開発費の回収が難しい・できないと判断した場合半年~1年でサ終するソシャゲも少なくない

原作物のオンラインゲームの場合「原作ファンを取り込みやすい」というメリットを持っているが原作完結・アニメ放送終了があるとサービスを継続しづらくなる
また原作使用料が発生するので自前でキャラを作るよりも高い売り上げを要求される
早期にサービス終了した場合原作のイメージダウンにつながるので「サービス開始から一定期間以上は続けるように」という契約を結んでいる可能性もある
これを破ったら違約金が発生し信用も落とし他の原作も貸してもらえなくなるので売り上げが伸びず終了したくても終了できないという事態に陥ることも

版権曲を収録している音ゲーは楽曲使用料がかかるので版権曲を収録し続けると楽曲使用料も多くかかる
楽曲使用料を売り上げでカバーしきれないと判断した際はサ終となる可能性もある

過去のコンシューマーではサービスを導入するまでのハードルが高く利用者が思うように伸びず短期間でサービス終了ということもあった
Nintendo64DDのランドネットはレンタル契約だったのでクレジットカードが必要、ゲームボーイアドバンスのモバイルシステムGBは携帯電話必須で通信料は自己負担とユーザーにとってはかなり厳しい条件だったので「興味があっても利用できなかった」「周りで利用している人を見たことない」という人は多いと思う

大人の事情

サービス提供会社や運営会社の経営破綻・吸収合併・事業整理でサ終となるケース
サテラビューのサービス開始1995年はPlayStationやセガサターンの台頭でスーパーファミコンは不利な戦いを強いられていたが一番の問題は提供する二社の仲が悪かったこと
コンテンツを提供していた任天堂と任天堂傘下のBS放送局であるセント・ギガが対立し1999年に任天堂はセント・ギガの経営から撤退しサテラビューのサービスからも撤退してしまった
任天堂がサテラビューの運営から撤退した後もセント・ギガは運営し続けていたが新規コンテンツが一切供給できなくなり2000年6月にひっそりとサービス終了した
例外として売り上げは問題ないが開発環境の悪化などそれ以外の理由でサ終になったゲームもある

ゲーム自体に何らかの問題があった

結構これが理由でサ終するケースも多い、いわゆる「やらかし事案
製作会社や運営会社のトラブル権利関係のいざこざサーバーなどの機材エラーなどが主な原因

他の作品やゲームからソースコードや背景画像を盗んで無断で使用したことが発覚したなどもありトラブルに繋がることから発覚した瞬間即死なのがほとんど
中には問題箇所をメンテナンス等で修正して再出発を図る物もあるが緊急メンテからサ終直行
リリース前の場合開発中止になることもありコストも回収できずスタッフの苦労も水の泡・・・という誰も嬉しくない終わり方になる

ストーリーが完結したことによる自発的な終了

技術や運営資金は問題ないがこのゲームのストーリーが完結したことによってエンディングを迎えるパターン
ソシャゲのストーリーはだいたいが未完のまま終わるのでこれはレアケース
極稀に後発組などのために更新なしで残しておくということもある
また「開発費の回収が難しくなり継続することが不可能になっても良いように打ち切りにならない形でストーリーを終わらせる」ということもあるのでそのボーダーが曖昧

人手不足

運営資金はまだあるが運営スタッフが退職などで減っていきユーザーが満足できるサービスを維持することができなくなり終了となる
こんなこと無いと思うが現在の日本はIT業界に限らずどの業界でも人手不足が深刻になり始めている

掃除のおばちゃんがサーバーのコンセントを抜いてしまった

こんな終わり方あってたまるか
元ネタはおそらく「子供のころ掃除機を掛けようとしたお母さんにゲーム機のコンセントを抜かれてしまった」という誰もが一度は経験したであろう苦い思い出

すごい終わり方をしたゲーム

サ終したゲームを上げるとキリがないのでサ終したゲームの中でもすごい終わり方をしたゲームをまとめてみました

ブラウザゲーム

カオスサーガ

正式にサービス開始したゲームの中では最速でサ終した、元は中国で人気だった2DのMMORPG
日本版はDMMで2016年11月15日にサービス開始...まではいいものの「FF11のデータを盗用しているんじゃないか?」という声が上がり始めた
もちろんこのゲームにスクウェア・エニックスは一切関わっていないしそうなるはずがない
事前登録でゲームを有利に進めることができるアイテムがもらえるキャンペーンが実施され登録者数は1万人を突破していた

サービス開始翌日の2016年11月16日10時35分から緊急メンテナンスを実施、そのまま15時にサービス終了
正式サービス開始からサ終までわずか26時間30分でプレイできた時間は21時間30分と1日にも満たず超短命に終わった(姫雀鬼ですら30日くらい持ったのに...)
前述の通り事前登録者数は1万人を超えていたがどれくらいの人がプレイできたのやら

その後FF11のデータ盗用疑惑についてDMMからは事実関係を確認中ということで発言を控えていたが
11月22日に運営会社のブライブが公式サイトで配信停止の理由を「第三者の権利侵害の可能性があるため」と発表し12月28日に「配信停止に関する報告と再発防止について」で正式に権利侵害があったと報告
ブライブは発表後事実関係の確認と検証作業を行いFF11・FF12のキャラクターを無断で使ったなど24件の著作権侵害を認め2017年8月4日にブライブとDMMはスクウェア・エニックスに謝罪した

似たような経緯でDMMから配信されていた「調教!クリトリア共和国~催眠の書~」がわずか2週間でサ終した
一方こちらのゲームはゼノブレイドから背景画像を盗んだことによるDMMの規約違反が原因

なお今回の運営会社であるブライブはスクウェア・エニックスの本社から歩いて行けるご近所さん

M2 -神甲騎譚-

サーバーに致命的な不具合があったため2011年10月21日20:00より緊急メンテナンスを実施していたがデータの復旧が難しく2011年11月10日にサービス終了
運営やらかし系では最悪の部類に入る、なんとメンテナンス中にサーバーのデータを一つ残らず全てぶっ飛ばすという重大なミスが発生
しかもバックアップも取っていなかったので復旧は不可能と判断しそのままサ終となった

しかしその真相は・・・

スタッフ全員がリストラされたという元社員の口コミが転職サイトに載ってからの緊急メンテナンスでありメンテ中のユーザーの反応も「致命的な不具合(大嘘)」と冷めたものだった
緊急メンテナンスの2週間前にハンゲームにサービス終了すると連絡済みだった
同時アクセス2桁という末期の過疎ゲーだったので急なサービス撤退は止むをえなかったが不誠実な対応と言われても仕方ない
11月になってSANKANDO社は運営を引き継いでくれそうな企業と交渉中であると発表、これを受けハンゲームは終了ではなく休止扱いとしそのまま1ヶ月が過ぎたため有償通貨の返金対応も行われた
ユーザーのデータは残っていると確認したことも発表されたがSANKANDO社はハンゲームからのデータ引き渡しを拒否したため本当にユーザーのデータは無となった

後に日本でサービスのライセンス契約をした企業により別コンテンツで新たにサービスが開始されている

英雄*戦姫WW/英雄*戦姫WWX

2019年配信のブラウザ偉人儀女化シミュレーションRPG
ゲーム自体は好評で売り上げも問題なかったが不健全な開発状況を理由に開発元からサービス終了を提言したという珍しい例
各種ディレクションからデバックといったゲーム製作の根本となるような仕事をたった一人のスタッフで回しており
これ以上続ければクオリティとスタッフの健康状態どちらかが犠牲になるというとんでもない状態だった、なお最終イベントと公式サイトで「オフライン版を企画中」という発表が出た

御城プロジェクト(旧作)

事前登録者はDMM.com最速最多の26万人を突破するなど好調な滑り出しだったが「タワーディフェンスとは思えないほどの運ゲー」と言われるほどゲームバランスが酷くすぐに投げ出してしまうプレイヤーが続出
さらにサービス開始1か月後に開催された「稲荷山イベント」での目玉キャラの獲得には平均的なユーザーが課金アイテムを使ってもクリア困難or不可能なレベルの超高難度クエストを50周しろという鬼畜仕様
公式Twitterでは遠回しに課金を催促したりイベント開始6日後に「今から種族特効持ちの城をレベリングしろ」的な発言をしたりイベントとは何の関係もない発言をしたりしてユーザーのヘイトがたまっていき痺れを切らしたユーザーによるチート行為が横行するほどの騒ぎになった
次の「斑鳩イベント」では難易度は下がったものの目玉キャラのドロップ率が不具合を疑ってしまう程低く設定されており300周しても獲得できないユーザーまでいた。目玉キャラの入手や次のステージへ進むボスの出現ですら運ゲーになっておりイベント進行すらおぼつかない状態になりユーザーランキング上位100名のコメント欄には運営の罵詈雑言が飛び交うなど無法地帯化
稲荷山イベントで初心者・中級者、斑鳩イベントで上級者を切り捨てるようなやり方を行った運営にユーザーは愛想をつかし他のゲームへ流れていった人も少なくない

さすがの運営もこの事態を重く見てサービス開始から1年足らずで大幅リニューアルを行うことを決定
2015年4月27日12時~秋まで半年間休止状態に入ると告知があったが秋になっても続報が無かったことにユーザーは不安を募らせ「夜逃げしたんじゃ」と疑い始めるユーザーまで出始めた
そんな中ドメイン情報サイトで当ゲームのドメイン廃止申請がされたという記載がされ10月31日にドメイン廃止
御城プロジェクト(旧作)は誰にも看取られることなくサービスが終了した

そのあと実装キャラと一部アイテムを引き継いだだけでそれ以外は全て一から作り直した「御城プロジェクト:RE」が2016年3月からサービスを開始
現在は艦隊これくしょん・千年戦争アイギス・フラワーナイトガールと共に並ぶDMMの長寿コンテンツになっている

神姫戦舞 ~ロストグリモワール~

DMM提供のゲームでは最速でサ終した作品
2015年7月28日から事前登録を開始したがそのサイトのソースコードからなぜか「グランブルーファンタジー」のPVのURLが見つかった(Cygamesは無関係)
戦闘画面もグランブルーファンタジーに酷似していることからソースコード盗用疑惑が浮上し翌日に事前登録を中止
それ以降長期メンテナンスに入ったが2015年9月14日にサービス提供中止が発表されサービス開始前にサービス終了という珍事が発生、DMM提供のゲームでは最速でサ終した

その後「ラグナリーブレイブ」と名前とページを変えて事前登録を再開、リリース予定が延期されるうちに名前が「神姫PROJECT」へ変わり更に延期されたが2016年3月末にサービス開始した
サービス開始しただけで驚かれたり褒められたりするゲームは他にあるだろうか・・・
全年齢版は上の名前、R-18版は「神姫PROJECT R」として配信中

似たような経緯で「三国志・乱闘 -真の三国統一戦-」も三国志パズル大戦のパクリであることが判明し事前登録が中止になっている
こちらは1日どころか4時間で事前登録を中止している

姫雀鬼

2021年9月6日にサービス開始と同時にサ終宣告がされた
本作はかなりのバグを抱えており対戦中のボイスが全員同じでしかも棒読み・牌を河に捨てない・点数の計算が合わない・揃っていないのにロン・手牌が増えたり消えたりする・亜空カン・頻発するフリーズなど数えるとキリがない
その光景から「令和版ジャンライン」と呼ばれることになりUIも同じ麻雀ゲーム「雀魂」の丸パクリなどいろいろな問題を持っていた
またキャラのグラフィックは同じ開発元提供の「億万長者 -総裁の花道 美女たちの恋-」で使用されたものを使いまわしている

結局9月30日にサ終したが10月になってもゲームをプレイできるという怪現象が発生、最後までユーザーを盛り上げてくれた
そのことからクソゲーハンターの目に留まりレビュー動画などで知名度を上げていった

スマホアプリ

終末彼女(エンドロール)

スマホゲームのサービス終了をテーマにしたゲーム
公式サイトで設定画像集が公開されるなどサービス開始の期待が高まっていたが2018年5月8日に出演声優が発表されて以降新情報の告知はほとんど行われなくなった
それから1年後の2019年5月14日にとあるお知らせが公式サイトで発表された


ゲーム開発についての発表
「終末彼女(エンドロール)」は自社単独でのゲーム開発中止を決定いたしました
楽しみにお待ちいただいていた皆様には心よりお詫び申し上げます。

サービス終了が題材なのにサービスが始まる前から終わってしまうという出オチみたいな結果になってしまった
自社単独でのゲーム開発中止」とあるように今後他社との共同開発も期待できるほか小説サイトのノベルアップ+でノベライズが連載されているなど完全に終わったわけではなかったが・・・
2020年10月に公式サイトが閉鎖されその後Youtubeの公式チャンネルも動画が全て非公開となった、希望はあるのだろうか

ガーディアンプロジェクト

通称「守護プロ」、中国発の艦船擬人化ゲーム
2016年に製作開始が発表され日本での審査を通過するのに苦戦し2019年になってサービス開始、日本版の事前登録者が5万人を超えると滑り出しは好調だった
がしかし特定操作での暗転フリーズなど多数のバグが出てきて広告宣伝にも消極的だったことが裏目に出てしまい新規ユーザー獲得に難航してしまう
7月中旬に開催されたイベントでは不具合だらけで緊急メンテを実施するが焼け石に水状態より悪化してしまった
それに対する運営のやり方にユーザーの不満は高まっていき8月のイベントは調整ミスによる高難易度化、通信エラーの多発やログイン不能など重大バグが相次いで発生
運営側も対応に追われ詫びアイテムを配布し続けるがユーザーは愛想をつかして別ゲームに移行していったので手遅れ状態だった

同年9月27日に何をやらかしたのかGoogle Playストアから削除されAndroid版をすでにダウンロードしていたプレイヤーは課金ができなくなり新規DLもできなくなる状態
iOS版も同年10月に課金ができなくなり10月25日には公式Twitterが更新停止し11月には公式サイトが閉鎖された
2020年4月7日に突然日本版のサービスが終了、同じ会社が運営していた「バンドラサーガ」もログイン不能になり中国版も後を追ってサービスが終了した
しかし日本版の一部ユーザーはプレイすることができ数名がSNSにプレイ報告が投稿されていたが2020年11月17日にアクセス不能になりご臨終
運営会社のウィローエンターテインメントは以前から経営状況が良いとは言い切れず2020年1月には所在地のビルから名前が消えオフィスはもぬけの殻となり夜逃げ疑惑が浮上
運営側が一切更新しなくなって1年が経過した11月17日にアクセス不能となったことによりおそらくサーバーの契約切れだと思う
ウィローエンターテインメントが運営していた「Master of Epic」は2020年1月21日に株式会社MOEへ権利が譲渡されている

画太郎ババァタワーバトル

トチ狂ったのか漫☆画太郎先生名物のババァを使ったキャラゲー
一応オリジナル要素はあったがゲームシステムがまんま「どうぶつタワーバトル」だったのがまずかった
「どうぶつタワーバトル」の開発者自身から怒られわずか1日でサービスが終了、悪ノリはほどほどにしましょう

東方ダンマクカグラ

東方Projectのソーシャルゲーム第3弾でジャンルは音ゲー
2021年8月4日にサービスが開始、「ナイト・オブ・ナイツ」「チルノのパーフェクトさんすう教室」など有名な二次創作曲が収録されわずかながら原曲も収録されている
ゲームシステムもスタンダードな音ゲーでLive2Dも導入、ストーリーもフルボイスと豪華仕様
ユーザーからの評価も高くリリース3ヶ月で500万ダウンロードを突破しアクティブユーザーも多かった

アクティブユーザー数は同じ音ゲーでアイドルマスターシリーズの「デレステ」や「ミリシタ」に負けていなかったが課金要素が少なかったため売り上げが伸びなく
他のアクティブユーザー10万人以上の音ゲーが月1億以上稼ぐ中ダンカグは1億稼ぐことはできなかった
サ終前最後の生配信でアクティブユーザーの内訳を公開したが全体の33%が14歳以下、全体の75%が14歳~24歳と非常に若い層に偏っていたことが判明
運営はアップデートなどで対策を施していたが「これ以上続ける場合はクオリティを著しく落とすことになる」となり2022年10月28日をもってサービスが終了した

最後の生配信で買い切り型としてSteamで販売する旨を発表しクラウドファンディングの目標金額達成でSwitchでもリリースすると発表
目標金額の1500万円はたった30分で達成し最終的に1億9327万7283円と目標額の1200%を突破した

他の東方Project二次創作ソシャゲでも「東方キャノンボール」は1年でサ終、「東方Lostword」は売上が思うように伸びなく「東方アルカディアレコード」はロストワード以上に苦戦し原作ファンからは不評気味とどれも状況がよろしくない
何より東方原作者のZUN自身が(ある程度軟化したが)ソシャゲに対してやや否定的で東方というビッグコンテンツのソシャゲは厳しいということがうかがえる

きららファンタジア

まんがタイムきららのキャラクターたちが集うオールスター系RPG
2017年にサービスが開始しバグや不具合、緊急メンテで立ち上がりは悪かったが2018年から人気が爆発し一気にユーザーが増加
毎週のようにイベントを開催してはユーザーを盛り上げ参戦作品も増えていったが2022年11月4日に突然2023年2月28日サービス終了を発表
ちょっと前にアニメが大成功を収めたぼっち・ざ・ろっく!が参戦しもうすこし待っていれば持ちこたえることができたのに・・・

サービス終了の理由は明確に公表されておらずイベントのネタ切れ・事業整理など大人の事情・メインクエスト第二部大バッシングによるユーザー減少などの憶測がユーザー間で飛び交っている

バッジとれ~るセンター

3DSのホーム画面に飾ることができるバッジを集めることができるソフト、無料でダウンロードできるがサービスプレイを除きバッジを集めるには課金が必要
定期的に作品やバッジの種類が追加されていったが2017年に3DSのメモリ容量がいっぱいになってしまったため新規追加は終了
2023年の3DS・WiiU版ニンテンドーeショップサービス終了に合わせてテーマの配信と有料プレイが終了し2024年4月9日のオンラインプレイ終了に伴いこのソフトもサービス終了

オンラインプレイ終了後はバッジケースに入っているバッジのみホーム画面に飾ることができ残りは全て無くなってしまった
しかし本作に出てくる「バイト」はスマブラSPのアシストフィギュアとして出てくることがあるため完全に終了したわけではない

コンテンツ配信サービスの終了

インターネットを通じて様々なコンテンツを配信するサービスが一般的になってかなりの時間がたつ
これらは「配信元がサービス終了したら二度とそれらに触れることができなくなる」というリスクと常に隣り合わせになっている
例えば過去にジョージ・オーウェルの小説「1984年」が予告なしにKindleから削除され騒ぎになった

音楽や書籍ならいくつかサービスがあるので代替手段はあるがゲームの場合ダウンロード版限定の物も多くそれらは遊ぶ手段が無くなってしまう
ダウンロード版限定でなくても「ファイアーエムブレムif」のようなDLCを前提に作られている物も配信サービスが終了すると遊べなくなる要素が多い

オンラインサービスの終了

グルーヴコースター

タイトー発のリズムゲームで略称は「グルコス」、この項目ではAC版グルーヴコースターについて紹介する
2013年の稼働開始から定期的に新規楽曲・新アイテム・新アバターを追加していったが稼動10年目の2022年11月の配信をもって新規追加を終了
プロデューサーから「筐体で使っているハードディスクの容量がいっぱいになったためこれ以上追加することが出来なくなった」とかなり珍しい理由であることが発表された(筐体で使っている記憶装置をより大容量なものに交換して続行する話も出ていたが筐体が10年モノでガタが来始めていたからこのような結論に至った)
2023年以降もオンラインプレイ自体はできたが新規追加とランキング機能を廃止する形での継続になった、しかし1年後の2024年4月1日をもってオンラインサービスを終了したためAmusementICが使えなくなりオフラインでの稼働になった

Wiiチャンネル

「家庭のテレビにチャンネルを増やす」をコンセプトに開発されたWii専用のソフトウェア
現在はWiiUと3DSへの移行で一部を除きサービスが終了している

写真チャンネル

SDカードに入っている写真を見ることができたり加工したりパズルにしたりして遊ぶことができる
本体に初めから内蔵されておりWiiconnect24を使えば他のWiiに画像を送ることができたが2013年6月28日にこの機能はサービス終了した
写真を見る・加工する・パズルにして遊ぶ機能は現在でも使うことができる

似顔絵チャンネル

自分の分身である「Mii」を作ることが出来るチャンネル
Miiが初めて登場したのはこのチャンネルで3DS・WiiUではパーツが増え「Miiスタジオ」に名前を変えて登場しSwitchでもMiiを作成する機能は残っている
かつてはインターネットを使って他のWiiにも送ることができたが現在は終了している

お天気チャンネル

ウェザーニュース・国立天文台・NASAが情報提供していたチャンネルで自分の住んでいる地域や全国だけでなく世界の天気も見ることができた
中にはお天気チャンネルと連動するソフトもありニコニコ動画ではこのチャンネルを実況している猛者もいる
2013年6月28日にサービスを終了し現在は利用できなくなっている

ニュースチャンネル

インターネットに接続して最新のニュースを見ることが出来るチャンネル。情報提供元は毎日新聞と日本テレビ
お天気チャンネルと同様2013年6月28日にサービスを終了し現在は利用できなくなっている

Wiiショッピングチャンネル

Wiiウェアやバーチャルコンソールをダウンロードできるソフト
ソフトの新規購入は2019年1月31日に終了し現在は過去に購入したソフト、WiiUへの引っ越しソフト
「ゼルダの伝説スカイウォードソード」の進行不能バグを修正するソフトのダウンロードのみ可能になっている

みんなで投票チャンネル

インターネットに接続し様々なアンケートに答えて投票期間終了後に結果を見ることが出来るソフト
日本と世界で考え方が違うことも学ぶことができた
2013年6月28日にサービスを終了し現在は利用することができない

Miiコンテストチャンネル

インターネットに接続して自分が作ったMiiを他の人に見てもらえたり他の人が作ったMiiを自分のWiiに保存することが出来るソフト
こちらも現在はサービスを終了している

みんなのニンテンドーチャンネル

Wii・DS・3DSの様々な映像を見たり今までプレイしたゲームのプレイ時間を見ることが出来るチャンネル
WiiU・3DSでも同じような機能が搭載されていた
こちらも2013年6月28日にサービスを終了し現在は利用することができない

デジカメプリントチャンネル

インターネットに接続してSDカードに保存されている写真をアルバムや名刺などに印刷して購入することができたチャンネル
富士フィルムが提供していた
こちらも現在は利用することができない

Wiiスピークチャンネル

インターネットに接続して友達と会話を楽しむことが出来る
Wiiスピークを購入することでダウンロードすることができたため存在を知らない人がいるかもしれない
2014年5月20日のニンテンドーWi-Fiコネクションサービス終了と同時にサービスを終了した

出前チャンネル

インターネットに接続してWiiで出前を取ることができたチャンネル
代金は着払い限定で「UberEats」のご先祖ともいえる
WiiUでも「出前館」として配信されていたが現在はどちらもサービスを終了している

テレビの友チャンネル

インターネットに接続してテレビの番組表を見ることができたチャンネル
Wiiリモコンでテレビを操作することもできた
2011年7月24日の地上アナログ放送終了に伴いこちらもサービスを終了した

Wiiの間

インターネットに接続して様々なサービスを受けることができたチャンネル
ホームシアターでは様々な映画やアニメを見ることができ当時としてはアニメ版「星のカービィ」を視聴することができる貴重なソフトだった(星のカービィ20周年スペシャルコレクションで3話分視聴することができるほか現在は全話収録のブルーレイが発売されている)
またDSiの「どこでもWiiの間」と連動すれば外出先でWiiの間で配信されている映像やアニメを視聴することができた
現在はサービスを終了し利用することができない

Google+

mixiやInstagramに対抗すべく2011年6月にサービス開始
このサービスの前身であるGoogle BuzzとGoogle waveは利用者が思うように伸びずこのGoogle+はこれらの代替サービスとして登場
開始当初は試験運用のため招待制だったが開始3週間後にはユニークユーザー数が2000万人を突破するなど好調な滑り出しだった
独自の機能として当時としては情報の共有範囲を指定することができるサークル」や「コレクション」があったほか企業向けのGoogle+ページ」、同じ趣味や関心を持つ人が集まるGoogle+コミュニティ」が追加された

2015年~2018年にかけてGoogle+に登録されているユーザーのうち50万人の名前・住所・メールアドレスなどが流出するトラブルが発生
2018年10月8日にGoogleは個人情報の流出を認め2019年8月に個人向けのサービスを終了すると発表企業向けのGoogle+は影響を受けていなかったので社内のコミュニケーションツールとして今後も続ける事になった
同年12月10日にはGoogleが上記とは別にGoogle+ APIのプログラムに個人情報が流出するバグが存在していたことを発表。個人向けのサービス終了が4ヶ月前倒しされた
同社は不正に個人情報を入手した形跡はないとしている

2019年1月30日にサービス終了を2019年4月2日に決定したと発表、Google+のデータはGoogle Currentsへ自動的に移行された
なおGogle Currentsは現在Google Chatへ名前を変え、サービスを提供し続けている

電波人間のRPG FREE!

ジニアス・ソノリティが手掛ける「電波人間のRPG」シリーズの4作目
本作は基本プレイ無料と言うこともあり人気が爆発、コラボイベントを開催するなど一時期はイケイケだった
2017年にNintendo Switchが出たことにより3DS自体が過疎っていき最近のイベントはパターン化している
またスマホアプリの「New電波人間のRPG」をリリースするがFREEからのシステム改変が祟り爆死し2019年5月8日にサービス終了

メインステージも2019年のver1.14アップデートで完結し新規のイベントもなく唯一のやり込み要素である「Wi-Fiコロシアム」は改造ユーザーが出始めた
それ以降のアップデートは不具合等の修正で音沙汰がなかったが2022年に3DSとWiiUのニンテンドーeショップがサービス終了することが決定
電波人間のRPG FREE!も段階的にサ終の準備を進めeショップのサ終に合わせて本作もオンラインサービスが終了する

今でも続編を希望する声が出ているがSwitchはカメラ機能がなく3DSよりも携帯性が劣るのと
ジニアス自体が「New電波人間のRPG」で大コケしたので続編の開発資金があるか心配

←オンラインサービス終了後の電波人間のRPG FREE!
  • 1.「Wi-Fiコロシアム」と「ジュエル販売所」が閉鎖
    • これによりジュエル購入数に合わせてもらえる装備がもらえなくなった
    • またWi-Fiコロシアムの入賞賞品や累計勝利数に応じてもらえるアイテムも貰えなくなった
    • 前作である2と3は引き続きコロシアムで対戦可能でFREEでもローカル通信による対戦は引き続き可能
  • 2.期間限定イベントは3DS本体の日付に合わせて開催される、幻帝のどうくつや電波人間コロシアムなどイベントステージもプレイ可
    • イベントキャッチ・ショップもあるので取りそびれた電波人間やアイテムも入手可能
    • ただしいくら日付を戻しても昔のイベントには戻らないので現在入手不可のアイテム・装備・電波人間や捕獲できるモンスターは諦めるしかない
    • また本体設定で日付を変更した際のペナルティは健在他のゲーム(妖怪ウォッチ2など)でも日付変更のペナルティはあるので変える際は気を付けた方が良い
  • 3.メンテナンスが無くなったので日付が変わった瞬間にチェックインすることが可能、ただし3DS本体の時刻で日付が変わった瞬間なので注意
    • チェックイン日数に応じてもらえるジュエルの数が2倍にアップ、ただし数少ない入手方法なので毎日欠かさずチェックインすること
    • またチェックイン日数に合わせて貰える装備は条件を満たせばすぐ貰える
  • 4.福袋はここ最近の内容になっている、開催されるたびに補充されるのでジュエルさえあれば無限に入手できる
    • 「ケルベロス装備」・「マーメイド装備」など現在の福袋に入っていない装備は入手不可のままなので諦めるしかない
    • 一応「ラグビーシューズ」等強力な装備は取ることができる
  • 5.スタミナは健在で5分で1スタミナ回復する仕様も変わらない
    • 期間限定イベントで「スタミナチケット」を集めることができるがそれでも足りない時があるかも
  • 6.オンラインサービス終了後のジュエルの入手方法
    • ジュエル販売所で購入できなくなりWi-Fiコロシアムの上位入賞賞品も無くなったので入手方法はかなり限られている
    • 短期間で多く入手できる方法があるにはあるが日付変更前提になるので他のゲームでもペナルティを受ける覚悟が必要
      • 1.毎月1日に開催されるプチジュエルゲットを2日*1に1回やるほぼ確定で1個、ジュエルのかけらが貯まっている時は2個取れる
      • 2.期間限定イベント開催時のジュエルを貰う。1年経過した判定が必要になる事を気を付ければ日付を変えるだけで数個取れる、オススメはアニバーサリー(7月最終週)と年末年始(12月~1月)
      • 3.幻帝のどうくつで集める。現在のジュエルゲットみたいな存在でここで集めると良い、ただしブーストを盛らないと入手は厳しいので注意

いつの間に交換日記

Nintendo3DSの通信機能である「いつの間に通信」と「すれ違い通信」を使って交換日記をするという3DSらしい機能を使ったソフト
本作の最大の特徴はインターネットに接続して通信する「いつの間に通信」を使用してフレンドと交換日記できるというもの
また特定の期間内に任天堂や各種クリエイターから「とくべつな日記」の配信もあった

日記を書く際手書きだけでなく3DS本体で撮影した写真や「ニンテンドー3DSサウンド」で録音したものも日記に貼り付けて送ることができた
しかし「うごくメモ帳3D」の「フレンドうごメモギャラリー」と同じで掲示板上で未成年者がフレンドコードを交換し
写真を貼り付けて日記を送ることができるという機能を悪用し公序良俗に反する写真を貼り付けて日記を送るという事例が多発
この事態を重く見た任天堂は2013年11月1日にサービスを停止、これに伴い「とくべつな日記」の配信も終了した

次回作(?)の「イラスト交換日記」では本作の反省点を踏まえいくつもの改善を施した

  • 日記のやり取りやリプの送信が「ヨム友」または「ズッ友」にならないとフレンド一人に付き1回までという制限があった
    • 「ヨム友」はクレジットカードで手数料を支払うことでなれる、ただしフレンド一人に付きリプは1回までという制限があった
    • 「ズッ友」はフレンドの3DSと赤外線通信を行うことでなれる、ズッ友になった場合すべての制限が解除される
  • 画像の貼り付けは対応したゲームソフトのスクリーンショットだけとなり3DS本体で撮影した写真は使えなくなった
    また録音したものを日記に貼ることができなくなった
  • 「すれ違い通信」を使った日記の交換機能が廃止された

うごくメモ帳3D

NintendoDSiで配信され一躍人気を買った「うごくメモ帳」の3DS版としてレイヤーシステムの登場、色の追加など新要素があり注目を集めていた
オンラインサービスとして「ワールドうごメモギャラリー」と「フレンドうごメモギャラリー」の二つが存在していた

フレンドうごメモギャラリーは3DSのフレンドリストに登録されているユーザーのみで作品のやり取りができるサービスだったが
公序良俗に反する写真が交換されるという事態が多発し2013年11月1日にサービスが停止
Ver1.1アップデートでフレンドうごメモギャラリーのボタンが撤去されたため事実上サービスが終了した

ワールドうごメモギャラリーは世界中のユーザーと作品をやり取りできるサービスで運営は任天堂単独となった
最初の接続から30日は無料で以降は有料だが15時~21時はフリータイムとして無料で利用できる
3DSのユーザー数が減っていったことやYoutube・TwitterといったSNSが台頭してきたため2018年4月2日午前10時をもってサービスが終了した

Miiverse

2012年12月8日に日本でサービスが開始、テキストの他WiiUや3DSのタッチパネルを使ってイラストやスタンプの投稿もできた
Web版もありPCやスマホからでも閲覧できたが投稿にはニンテンドーネットワークIDの登録が必要でWiiUや3DSが無いと登録できなかった
スマホが普及したことにより3DSやWiiUを利用していたユーザーもTwitterなどのSNSを利用しやすくなりユーザー数が減っていったため
2017年8月29日にサービス終了を発表し2017年11月8日にサービスが終了した
Web版では手書き投稿を使ったモザイクアートが掲載され投稿内容をダウンロードすることができた、現在は閉鎖されておりWebアーカイブを使うことで見ることができる

バビロンズ・フォール

2022年3月3日にPS4・PS5・Steamで販売が開始され価格は8580円
過去に「ニーア オートマタ」を生み出した「スクウェア・エニックス」と「プラチナゲームズ」の黄金コンビが手掛けた作品と鳴り物入りで出たのはいいものの・・・

このゲームは買い切り型であるのにも関わらずオンライン専用で課金要素もあるという某仮面ライダーゲームを彷彿とさせるような形式だった
さらに約1週間前には超大作の「エルデンリング」が発売されたため着地狩りに遭い初日の同時アクセス数が600とかなりの苦境に立たされ
専門用語のオンパレードでプレイヤーが困惑しオンラインゲームで最も重要な部分であるチャット機能がないという致命的な欠陥を抱えていた(マイクラですらあるのに・・・)
またゲームバランスも良いとは言い切れず距離減衰がなかったりと弓が強すぎたので他の武器を使う意味がほとんどなかったという程悪かった
ステージのギミックが意味をなしてなかった、ゲーム内ムービーが動かなかったなど様々な問題点を抱えていた

そんなこともあって大爆死し2022年9月13日にサ終宣告、2023年2月28日にオンラインサービスが終了した
このゲームはオンライン専用だったのでサ終後は遊べなくなりディスク版を買った人はカラス除けにするしかなくダウンロード版やSteamで買った人はただ容量を食うだけになってしまった
そのため「返金すべき」とか「消費者庁に通報すべき」という意見が出た

【おまけ】よくあるサ終の前兆

おまけとしてサ終の前触れかもしれない・・・的なことを書いていく
ただサ終告知は突然やってくることもあるので注意すること

広告が減る・LINE公式アカウントが消える

ゲームの広告で「昔はよく見かけたけど最近はあまり見なくなった」と感じたことはないだろうか
Webサイト上で広告を出すには宣伝費がかかる
広告を見る機会が減る=宣伝費がカットされていると判断していい

ただしLINEアカウントの維持費用は数万円程度なのでそれすら支払いできない状態はかなりヤバい
LINEの公式アカウントは維持費がかからなくても運用コストがかかるのでサ終を考えていなくても消えることはよくある、惑わされないように

急に羽振りが良くなる

運営費用が少なくなってきてもユーザーに満足して遊んでもらいたい!!ということでログインボーナスでもらえるものが急に豪華になる
またこれまでは配布されなかったアイテムが配布されるなどもある

遊ぶ側はもらえるものが豪華になってうれしいがなりすぎると「運営資金が少なくなってきている」「そろそろ打ち手が無くなってきた」と思った方が良い

また次のようなものもサ終の前兆かもしれない

  • これまでは有償限定ガチャでしか手に入らなかった高ランクキャラが配布され始める
  • 無料ガチャの上限が上がる(例:無料10連→無料100連)
    • 最近無料1000連とか謳ってるソシャゲ見るけどあれ見て「開発費回収できるんか?」って思う

公式Twitterの更新頻度がガクッと落ちる

公式Twitterの投稿頻度が少し落ちてきたら黄色信号、いきなりガクッと落ちたり更新自体が止まったりすると赤信号

公式Twitterでゲームの情報を発信していた人が別のゲーム運営に移行している可能性がある
またアカウントの運営を外部の別企業に発注していることもあるので発注費用を払えなくなったとも考えられる

同じイベントを使いまわす

新しいキャラやイベントをつくったり企画する余裕がなくなると既存のイベントを使い回し始める
既に製作済みのイベントを使いまわすため費用を抑えることができ売り上げを出すこともできるのでサ終の危険が高くなったと想像できる

有償限定ガチャの内容が豪華になる・ゲーム内通貨の販売アピールが減った

ソシャゲがサ終した時にユーザーが未使用の有償通貨を持っていると返金しなければならないという法律がある
未使用の有償通貨の返金対応は結構面倒なので少しでも抑えようと有償限定ガチャの内容を豪華にする・有償通貨をあまり売らなくなるということは否定できない

余談

最近は半年~1年持つのが最低ライン、10年続けるのは夢のまた夢という常識が崩れ始めている
かつて短期間でサ終するのはゲーム会社の信用問題にも関わってくるので終わりたくても終わることができないという状態に陥っているゲームが多かった

また「サ終の理由」で前述したとおりゲームの開発費は高くなっている傾向にあり配信開始でコケても1年程度かけて改善しサービスが継続できるように努力するものだったが
配信した直後に結果が悪かったら即切り落とされるゲームが多くなっている

サ終後にオフライン版を配信するというソシャゲが多くなっているがこれはプレイしていた端末のストレージに直接保存されるようになるため何らかのトラブルでデータが消えた・破損した場合二度と復旧することはできなくなる
そのような最悪の事態を防ぐためにバックアップを取っておくことをお勧めする
パッケージソフトならプレイに必要な機器や他機種への移植版があればいつでもプレイすることができる(むしろ「現存物がない」というパッケージソフトのほうが稀)
しかしソシャゲは有名作品でも一度サービスが終了してしまえば残るのは攻略サイトやプレイ動画のみで二度と遊ぶことができなくなる。数年後、数十年後にレトロゲーム気分でプレイすることもできなくなるのだ
また海外ではサービス終了後に合法的に独自のサーバーを立ててプレイできるようにする団体も存在する
無名作品やユーザーが少なかったゲームの場合2010年代以降は攻略サイトやプレイ動画がかろうじて残っていることが多い。
だがオンラインサービスが大衆に広まる前の1990年代~2000年代は攻略サイトやプレイ動画が残っていない可能性があるためゲームの存在を覚えている人は使っていた人・開発に関わった人・運営に関わった人のみとなる。
実際BS/CSデータ放送によるゲーム配信(スーパーファミコンのサテラビュー等)・ガラケー・マイナーなFlash/shockwaveゲームはIT化が進んでいるにも関わらず記録がほとんど残っていない
もし彼らが忘れてしまったり亡くなったりしてしまえば悲しいことに歴史の闇に沈むことになってしまう。このような事態は文化研究に大きな穴が開くなど文化の保存・継承の観点から非常に危惧される

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