※画像はJava版Ver1.7.10です
MinecraftとはNotchとMOJANG Studiosの社員が開発したサンドボックスゲーム、日本国内では「マイクラ」の略称で親しまれている
Java EditionとBedrock Editionの二つがあるほか様々な家庭用ゲーム機でも発売されている
about
- ジャンル:サンドボックス
- 対応機種
- Java版:Windows・MacOS・Linux
- Bedrock版(統合版):Windows・Android・iOS・iPadOS・Fire OS・PlayStation4・PlayStation5・Xbox One・Xbox Series X/S・NintendoSwitch
- 更新終了したバージョン:PlayStation3・PlayStationVita・Xbox 360・WiiU・Newニンテンドー3DS・Raspberry Pi・Gear VR・Windows10 Mobile
- 開発元:MOJANG STUDIOS・Microsoft・4J Studios・SkyBox Labs・Other Ocean Interactive
- 発売元:MOJANG STUDIOS・Microsoft・SIE Inc.
- デザイナー:Notch・イェンス・バーゲンステン
- 音楽:C418・Lana Raine・Gareth coker・Samuel Aberg・谷岡久美
- 美術:クリストファー・ゼッターストランド・Markus "Junkboy" Toivonen
- 現在のバージョン
- Java版:1.19.3・統合版:1.19.63
- 対象年齢
- 日本:全年齢・アメリカおよびカナダ:10歳以上・ドイツ:6歳未満提供禁止・ヨーロッパ:7歳以上・アプリ版:7歳以上・オーストラリア:PG(全年齢または12歳以上)
- 売上本数(全プラットフォーム):2億3800万本
概要
マインクラフトに目標はない、プレイヤーは敵対的なモブと戦ったり動物と戯れたり他のプレイヤーと協力や競争をしあうなど遊び方は人それぞれ
ワールドはほぼ無限で土・石・木・水・溶岩など様々な地形が立方体でできている
難易度・ゲームモード
難易度はピースフル・イージー・ノーマル・ハードの4つがありピースフルではオオカミ・ピグリン・エンダードラゴンを除くすべての敵対性Mobが出現しなくなり空腹度が減らなくなる
難易度を上げると敵から受けるダメージの量や空腹時のペナルティなどが増える
ゲームモード
サバイバル
体力と満腹ゲージがある冒険をするモード
敵から攻撃を受けたり高いところから落下するとダメージを受け、体力が0になると死亡し持っていたアイテムを落とす。
死なないためには安全な住居を作り食料を確保する必要がある
ハードコア
基本的な仕様はサバイバルと同じだが難易度はハード固定
一度プレイヤーが死亡するとリスポーンすることはできなくスペクテイターモードでワールドを見るか世界を削除することしかできなくなる
クリエイティブ
ブロックなどが無限に使え建築や実験を中心とするモード
自由に空中浮遊することができ体力や空腹度の概念はない
瞬時にブロックを破壊できるほかコマンドを使ってクリエイティブモード限定のアイテムを入手することができる
アドベンチャー
プレイヤーが製作したマップを冒険するモード
ブロックの破壊・設置・使用ができないがモブへの攻撃はできる
スペクテイター
自由にブロックを貫通することができるモード
インベントリを持っていないが各プレイヤーやモブへテレポートして視点を切り替えることができる
このモードはJava版限定で統合版ではブロックのすり抜けのみできる
世界
世界はランダムに出されたシード値によって生成される、シード値はプレイヤー自身が入力することも可能
地上では草原や砂漠、森、山などのバイオームがあり村・海底神殿・森林洋館などの構造物が生成され地下には大小様々な洞窟がある
最下層は通常の手段では壊すことができない岩盤で覆われておりさらにその下は奈落になっている、一定高度まで落下すると死亡しアイテムを全ロスする
製作したワールドは他のユーザーへ配布することができる、イギリス地質調査所はイギリス本土を再現したワールドを配布している
世界の種類
デフォルト
草原・砂漠・森・山などのバイオームや地形が生成され村などの建造物も生成される
スーパーフラット
ワールド全体が真っ平らな世界、クリエイティブ時の建築にぴったり
大きなバイオーム
バイオームのサイズを8倍にした世界、バイオーム一つでも最大サイズの地図1枚は埋まる
アンプリファイド
山や渓谷などの高低差を大きくした世界で山は高度限界まで伸び渓谷は岩盤近くまで見える
デバッグモード
リソースパック開発者用のワールド、ブロックデータ値なども含む全てのブロックを見ることができる
Minecraftの歴史
JavaEdition
創世記
2009年にNotchがTIG sourceのフォーラムメンバーとInfiniminerで遊んでいたときにMinecraftの着想を得る。他にもDwarf FortressやDungeon Keeper、Notchが過去に作ったRubyDungなども影響を与えたと言っている
僕はシンプルで壮大なゲームがとても素晴らしいゲームになりやすいことに気づいたんだ。
そして、変更したいことや追加したいことの追加と変更を続けたんだよ
(Minecraft Wikiから引用)
Minecraftの作業を始めた際、Notchは小さなプロジェクトになると考えていた。例えば2009年5月にNotchが初めてMinecraftの動画をアップロードした際はまだゲーム名が決まっておらず単に「Cave Game」とだけ書かれていた
動画をアップロードした翌日、「Minecraft:Order of the Stone」という名前がアナウンスされわずか後に「Order of the Stick」と勘違いされないように「Minecraft」に改称された
このゲームは最終的に2009年5月16日に「early private singleplayer alpha」としてリリースされている
クラシック
2009年5月17日にクラシック版初のバージョンであるMinecraft0.0.11aが公開された
6月にはLWJGL(軽量Javaゲームエンジン)を使うように書き直された
Minecraft Betaで再編入されるまでこのバージョンは唯一クリエイティブモードでプレイできるバージョンとなった
クラシック版は今もシングルプレイ・マルチプレイが無料でプレイできる、NotchもMinecraftの足跡的なものとして今後も残すとしている
サバイバルテスト
2009年9月1日にクラシック版の一部としてサバイバルテスト版がリリース、現在のサバイバルモードの元となっている
プレイヤーはブロックを採掘し、Mobと相対し、体力ゲージも存在していた。
一度死ぬとマップは消滅しデータは消され新しいマップで始めなければならなかった
Indev
2009年12月23日にコミュニティよりサバイバルテストのフィードバックを受けてリリースされた
クラシック版と比べてリアルで複雑な明かりがアップデートで導入されこれ以降Indevではその後のMinecraftで使われる基本的な機能を追加するアップデートが行われた
Indev版の特徴としてバイオームや次元に似たレベルタイプの概念があった、浮遊島とスカイディメンション、地獄とネザーが例として挙げられる
サバイバルテスト版と同様に死んだら全てのデータが消える使用だった
Infdev
2010年2月27日に開発の第三段階目としてリリース、世界の広さが無限になりファーランドが初めて登場した
新しいレシピや3Dの雲、よりリアルな流体の表現、より複雑な洞窟などのアップグレードも実施されIndev版ではあった世界テーマを破棄している。そのため浮遊島や夜のない世界は完全に廃止された。
トロッコやリスポーン機能などいくつかのゲームプレイ機能が追加された。2010年6月28日以降はAlpha段階へ進み公式サイトでは9月まで残されていたが削除後はダウングレードツールやJarファイルを入手する以外はプレイできなくなった