現役車両
モ880形
- 名鉄からのお下がりで5編成10両が在籍中
- 実は連接台車、VSE引退後日本最速の連接台車になると思われたが長野電鉄に元HiSEがいた(HiSEは最高時速110km/h)
- 名鉄時代は赤一色だったが福井鉄道譲渡時に現在の塗装になった
- 2021年になって転スララッピングが登場、2022年8月6日までの運行らしい
- 2021年になってVVVFインバーター化された
- 2023年にF2000形を導入するらしく先は長くないかも
- 2022年に880-881編成が除籍されデキ11に変わる除雪車としての転用が決定した
モ770形
- こちらも名鉄からのお下がり
- 名鉄時代にブルーライナーミニというラッピング車両が走っていたが福井鉄道も2021年にあんしん財団のラッピングをすることに
- これには青をふんだんに使ったので実質ブルーライナーミニ復活?
- 2016年のえちぜん鉄道直通開始時にこの車両もえちぜん鉄道へ乗り入れたがF1000形4編成が直通対応になると外された
- そのこともあってえちぜん鉄道の幕も入っている(鷲塚針原の幕確認済)
F10形
- 高知からはるばるやってきた
- 元をたどればドイツのシュトゥットガルト路面電車からのお下がり
- レトラムという愛称がついており春季・秋季の休日を中心に運転している
F1000形
- 200形以来の福井鉄道オリジナル車両
- フクラムという愛称がついており福井鉄道初のLRT
- 鉄道区間では結構飛ばす、70km/h出すことも
- そのこともあって鉄道区間はめっちゃ揺れる、保線してるんか?って疑う程
- 4編成在籍していて編成ごとに色が違う
- 第一編成はオレンジ、赤と黄色もあったそうな
- 第二編成はブルー、福井の空と海をイメージしてるんだとか
- 第三編成はグリーン、福井の緑と新芽をイメージしている
- 第四編成は桜色
というよりマゼンタ?、福井の春をイメージしている
- 営業運転開始後ちょっとした脱線事故を起こした
- 原因はレールの幅が基準から大きくなっていたから
ほら保線作業しないから・・・
- 原因はレールの幅が基準から大きくなっていたから
- 福井の鉄道事業者初のローレル賞
- えちぜん鉄道直通の急行・普通は確定でF1000形かKi-Boが来る、何が来るかは福井鉄道の運行情報Twitterで公開しているらしい
F2000形
- F1000形以来久しぶりの新車、「FUKURAM Liner(フクラムライナー)」の愛称がついている
- 880形のうち省エネ化をしていない2編成を置き換える予定
- 先代F1000形は新潟トランシスがボンバルディア社と業務提携をして導入したがこの車両はアルナ車両製で「リトルダンサー」シリーズのタイプLに属している
- 種別行先表示器はフルカラーLEDを採用した
200形
- 福井鉄道の急行用車両
- そのため2ドアでボックスシートがある
- 2006年に名鉄からお下がりがやってきても残った
- それ以外の車両はみんな駆逐された
- F1000形が登場して廃車が開始
- 2017年に引退、203編成が廃車を免れたが検査期限が切れているので走行不可
- 202編成は2015年12月に検査期限切れで引退予定だったが同年10月13日に赤十字前駅でドアが故障してそのまま修理されずに引退が2か月前倒しになった、かわいそう
- 2023年からは北府駅で保存されるため補修される予定、車齢60迎えられるってやったね
デキ3形
- 元名鉄デキ100形→遠州鉄道ED213形
- 福武線の貨物列車用として登場した電気機関車
- 1984年に福武線内の貨物列車が廃止されその後は冬季のラッセル車として転用
- しかしデキ11形がいたので1990年から事実上休車状態だった
- 1998年にデキ2形と変わる形で西武生工場の入換機になった
- 現在も車籍を有している
デキ11形
- 福井鉄道の前身である福武電気鉄道が製造した電動貨車
- もとはデワ1形で1923年に製造された、そのため木造車体で4輪単車だった
- 1959年にデワ1形が2軸ボギー構造へ変更され台枠延長を伴う大規模な更新工事が行われた
- デワ2もいたが更新されずに1969年に廃車された
- 1979年に車体が鋼体化され制御方式が間接非自動制御へ変更され電動除雪車へ改造された
- この時に形式がデキ10形11へ改番された
- 出力が低く積雪35cmの除雪が限界で2018年豪雪では1月12日にみのり1丁目で脱線事故を起こした
- 2019年に軌陸車が登場し廃車が危ぶまれたが2018年に全般検査を通しており2021年豪雪では軌陸車と共に除雪車として使用されている
- 普段は赤十字前駅に留置されており除雪作業は深夜帯に行うので利用客は動いているところを見ることができない
引退した車両
1形
- 鯖浦線の初代車両、製造は梅鉢鉄工所(現在の総合車両製作所)で木造車体
- 昭和30年代にモハ1の外板を鋼製へ変更される
- 1968年に引退
40形
- 鯖浦電気鉄道が1928年から1931年まで製造した車両
- 福井鉄道合併前はデハ10形だった
- 鯖浦線廃止後は福武線へ転属となり車体延長など改造されモハ143-1へ改番、この時40形は形式消滅した
- 2006年に引退
50形
- 1940年に製造
70形
- 1923年に製造
デハ20形・モハ60形・モハ160形
- 福井鉄道の前身である福武電気鉄道が1933年に製造
- 1947年の福井鉄道発足時にモハ60形へ改番され1968年に2両が2車体連接車になりモハ160形へ改番された
- 1両の長さは11mと非常に短い
- 1948年の福井地震でモハ61の車体が全焼し同年12月に復旧した
- モハ60形は1971年で、モハ161形は1997年で引退
- モハ161-1は旧南越線村国駅跡地、モハ161-2は下馬中央公園で保存されている
80形
- 1948年に登場
- 大元は1921年に登場した南海電鉄5形でモユニ521~524が福井鉄道へ譲渡された
- 1956年に車体が鋼製へ更新され旧車体のうち1両分が旧南越線村国駅で待合室として利用されてた
- 1978年には片運転台化され2両編成となった
- 2006年に名鉄からのお下がりが来るので廃車になる予定だったが収容力が高かったので運転開始直前まで残った
蒸気機関車(軌間762mm)
- 南越線の前身である武岡軽便鉄道が所有していた蒸気機関車
2・3等合造ボギー客車
- 南越線の前身である武岡軽便鉄道が所有していたボギー客車
- なぜか車番は1と5しかなく引退まで2・3・4は欠番だった
3等合造ボギー客車
- 南越線の前身である武岡軽便鉄道が所有していたボギー客車
有蓋貨車
- 南越線の前身である武岡軽便鉄道が所有していた有蓋貨車
無蓋貨車
- 南越線の前身である武岡軽便鉄道が所有していた無蓋貨車
蒸気機関車(軌間1067mm)
- 吉野鉄道から譲渡された蒸気機関車
ロハ1・ロハ2・ハ1~5・ハフ1・ハフ2
- 吉野鉄道から譲渡された4輪客車
ワ1~3・ワフ1・ワフ2
- 駄知鉄道から譲渡された有蓋貨車
ト1~3
- 軌間1067mm改軌時に製造した無蓋貨車
ガ1形
- 1927年から製造したガソリンカー
100形
- もとは京急の車両
- モハ101~モハ103の3両が在籍
- 1964年引退
110形
- モハ111は1927年に目黒蒲田電鉄(現東急目蒲線)、クハ111は1969年に名鉄ク2315を譲渡して導入
- モハ111は電気機関車代用だったが1975年に事故廃車、クハ111は早期に廃車されている
130形
- 200形をモデルに自社製造
- この130形登場からF1000形登場まで福井鉄道は自社製造車は無い状態になる
- 南越線廃止までずっと南越線にいた
- 1981年に南越線が廃止されてからは休車状態だったが1986年に廃車された
150形・120形
- 元名鉄モ3001・3002で1971年の南越線部分廃止時に福武線へ転属、モハ121-2・モハ122-2へ改番
- 2006年に引退
- モハ122は越前市今立地区の個人の敷地で保存されている
10形
- 1925年に登場、モハ42と編成を組んでた
- モハ42がモハ143-1へ改番され休車、300形登場で引退
20形
- 1930年に登場、後に2両固定化される
- 10形と同じく300形登場で引退
300形
- 元静岡鉄道300形
- 福井県の私鉄初の冷房車
- 一時期自動販売機があった
- 2006年に引退、さよなら運転は実施されなかった
500形・510形
- 元金石電気鉄道デ15・モハ2060形
- 1967年に福井鉄道へ譲渡
- 1969年引退
560形
- 元北陸鉄道2200形→名鉄560形
- 主にイベント用として使われた
- 2006年に引退
- モ562はJR貨物・北陸ロジスティクスで、モ563がねむの木学園入口の道路脇で保存されている
- モ564も三重県の五ヶ所児童公園で保存されていたが荒らし・老朽化で2005年に解体された
600形・モ610形
- 元名古屋市営地下鉄1100形・1200形
- モ600形が1両でモ610形が2両編成
- もとは第三軌条集電方式なので福井鉄道移籍時に架線集電へ変更された
- モーターはMT46形が使われている
- 602号は年末年始の忘年会・新年会用「居酒屋電車」として使用された
- 2010年に福鉄急行色へ変更された
- 2007年にモ610形が300形と同じ塗装になった
- 2012年に601号が廃車、2018年にモハ610-クハ610が廃車された
- 602号は予備車として現存している
800形
- 名鉄からのお下がり、2000年登場ということでVVVFインバーター制御
- 2005年の名鉄岐阜市内600V線区廃止で801が豊橋鉄道、802と803が福井鉄道へ譲渡された
- 2013年にF1000形が登場し2018年に収容力の低さから福井鉄道から引退
- 引退後は豊橋鉄道へ譲渡された
- 詳しくはここ
デキ1形・デキ2形
- 福井鉄道の前身である福武電気鉄道が製造した電気機関車
- 主要機器は廃車になったデハ4形の流用
- デキ2形は三井鉱山が所有していた電気機関車を譲り受けた車両
- 凸型の車体でディーゼル機関車みたいな見た目
- デキ1は南越線廃止後福武線へ転属になったが休車状態になりそのまま1986年廃車
- デキ2は福武線転属後西武生工場の入換機として使用されたが1998年に主要機器に不調が起きて入換機はデキ3へ交代になりデキ2は休車状態
- その後2001年に廃車