Australium

Last-modified: 2012-08-15 (水) 10:53:44

解説

Australium(オーストラリウム)とは、TF2世界のオーストラリアで発見された、状態や形状を自在に変化させる架空の希少金属の名称であり、作中でオーストラリアが急激な技術革新を成し遂げた原因と考えられている。

オーストラリア人は、Australium(オーストラリウム)の価値と需要を維持するために、その存在を隠し続けており、これによって現在でもオーストラリアは世界随一の技術力を維持しているのだ。

Australiumの産物

ゲーム内でプレイヤーが幾度と無く世話になるSpyの透明マントEngineerのテレポーターがAustralium(オーストラリウム)の特性による産物であることが現在までに判明している。

Mann一族とAustralium

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Zepheniah Mann(ゼパニア・マン)の遺した遺言状の完全版が公開されたことにより、
かつて彼が案内人のBarnabas Hale(バルナバス・ヘイル)を連れてオーストラリアを訪れた際にAustralium(オーストラリウム)を発見、持ち帰っており、そのことで彼の三男Grayから脅迫を受けていたこと、それ故に彼が最も信頼を寄せていたメイドのElizabeth(エリザベス)に彼の保有する全てのAustralium(オーストラリウム)を譲り渡し、その秘密を死ぬまで守り続けることを誓っていた事実が明らかとなった。

The AdministratorとAustralium

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Elizabeth(エリザベス)が相続したAustralium(オーストラリウム)が、彼女の子孫達に受け継がれたであろうことは容易に想像出来る。
彼女の子孫であると考えられているThe AdministratorもまたAustralium(オーストラリウム)を保有しており、長い年月をかけて集め続けていることが判明している。
彼女が支配するTF Industriesにおいて開発、販売されているSpyの透明マントEngineerのテレポーターもまた、Australium(オーストラリウム)の特性による産物なのだ。

消えたアメリカ政府のAustralium

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2012年6月27日のPyromaniaアップデートにより、新たなゲームモードSpecial Deliveryが追加された。
これは、REDとBLUの両チームが、宇宙飛行「猿」Poopy Joe(プーピー・ジョー)の乗ったロケットを宇宙に打ち上げるべく、燃料となるAustralium(オーストラリウム)の入ったケースをロケットまで運び、無事にロケットを打ち上げたチームが勝つというもの。

このスーツケースの中身は、アメリカ政府が保有しているAustralium(オーストラリウム)の全てであり、The Administratorの経営するTF Industryが、政府のロケット打ち上げ事業を、たったの1ドルという破格の価格で引き受けたことから、同社に対して供与されたものである。
なお打ち上げ施設そのものは、Saxton Haleが経営するMann CO.の用意したものである。


実際にプレイしてみれば分かることだが、このロケット打ち上げ事業は何度プレイしても最後は常に墜落という形で失敗してしまう。
それもそのはずで、スーツケースの中にあるはずのAustralium(オーストラリウム)が、いつの間にか爆発物とすり替えられているのだ。
アメリカ政府は独自の調査によりその事実を掴んでおり、政府主催の公聴会の議事録において、Saxton Haleがすり替えた張本人であることも示唆されている。
つまりアメリカ政府のロケット打ち上げ事業は、最初から失敗するように仕向けられており、Saxton Haleが、アメリカ政府から保有するAustralium(オーストラリウム)を騙し取るために、打ち上げ事業そのものを利用していたのだ。
だが今回の真の黒幕は、アメリカ政府からロケット打ち上げ事業を請け負った、The Administratorであり、彼女が長い年月をかけてAustralium(オーストラリウム)を集めていたことが明らかとなった。
Saxton Haleは、The Administratorのためなら損得勘定抜きで動くことで知られているため、すり替えられたAustralium(オーストラリウム)は、彼女の手に渡ったと考えるべきだろう。
にも関わらず、彼女からその動機を聞かされるや否や、公聴会は主催した本人である議員によって即座に閉会に追い込まれている。
果たして彼女の口から何が語られたのかは、議事録の一部が破損していてうかがい知ることはできない。


いずれにせよ今回の一件によって、アメリカ政府が保有する全てのAustralium(オーストラリウム)と唯一宇宙に行くだけの能力を持った宇宙飛行「猿」Poopy Joe(プーピー・ジョー)の両方を失ったのは事実であり、現在もその行方は不明のままだが、Poopy Joe(プーピー・ジョー)に関しては、打ち上げ時の爆発による死亡が示唆されている。

アメリカ政府の公聴会議事録

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