概要
神之塔に出てくる用語の一つ。
最下層の管理者ヘドンによって選ばれた選別者とは異なり、塔の扉を自ら開け入ってきた入ってきた者たち。
一般的に、これら非選別者と呼ぶ。
厳密には塔の王ザハードと十家主も塔の外から来た者達だが、
ザハード王国建立以降、非選別者には「ザハード王国の脅威となる外部の人間」という意味合いが含まれる。
ヘドンや非選別者自身は「塔がドアを開けて自分を入れてくれた」と解釈している。
英語訳ではIrregular
詳細
基本的に非選別者は、塔を登る時点から選別者と比較自体を絶対許さない" 力 "や" 才能 "を持っており
現時点で、すでにハイランカーの頂点に上がった象徴として君臨する姿を見せている。
- 非選別者は、塔の「何か」に必要な人物である。
- 第2部114話でアルミク・エドロックがエヴァン・エドロックに、この「何か」に入る言葉が「ザハード=安定」「エンリュウ=変化」、「ペンタミノム=革命」、「ウレク・マジノ=自由」ではないかと語っている。
- ザハードは、最初に塔の扉を開き、管理人の試験に合格し、塔にザハード王国を築いた。
- エンリュウは、ザハード王国建立以降で初めての非選別者であり、管理人を殺し塔ランク1位になった事で塔の人々に多大な影響を与えた。
- ペンタミノムは、ザハード宮殿侵入事件で王宮のランカーを虐殺し、ザハード王国を震撼させた。この事件で、ペンタミノムは塔ランク1位になり、エンリュウは2位に落ち、事件の影響で、2Fの試験が現在のように変更された。
- ペンタミノムの後、塔にやって来たウレク・マジノは、瞬く間にランカーになり、塔の外を目指す月下翼松を立ち上げた。
- 二十五日目の夜は「塔の真実」を明らかにするために必要な人物とされる(第2部240話)
- ラヘルについては、ヘドン曰く「夜のために開いた塔の扉に挟まって来た人物。塔の承諾なしに入って来たので塔に必要かどうかはわからない」との事。
現在わかっている非選別者
- ペンタミノム:ランキング1位
- エンリュウ:ランキング2位
- ザハード:ランキング3位
- ウレク・マジノ:ランキング4位
- 十家主
- アリエ・ホーン:ランキング5位
- クン・エドアン:ランキング6位
- 真田ユリン:ランキング10位
- トゥ・ペリー・トゥペリー:ランキング11位
- ユーラシア・ブロッサム:ランキング13位
- ポー・ビダー・グストアン:ランキング14位
- ヘンド・ロック・ブラッドマダー:ランキング16位
- 蓮閑雅:ランキング17位
- アリ・ハン:ランキング18位
- ロー・ポー・ビア・トロイメライ:ランキング不明(ランキング19位または20位推定)
- 二十五日の夜
- ラヘル:正式な非選別者とは異なる。ヘドンと取引をして塔を登る。
- 悪霊:正式な非選別者とは異なる。管理者ヘドンがラヘルにつけた従者。
- メクセス:工房の偉大なる父。ザハード以前に塔に入ってきたと思われる。
- アルレン・グレイス:塔の記録にない人物。ザハードと共に塔を登った。
- V:塔の記録にない人物。ザハードと共に塔を登った。