ホワイト

Last-modified: 2023-11-17 (金) 23:10:18
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人物紹介

名前ホワイト
年齢不明
誕生日不明
身長不明
ポジション釣り師、呪術師
所属FUG
CV西村健志(ヒーローカンターレ)

経歴

第2部317話(44F)で登場。
ザハード王と支配層を滅ぼす「神」として選ばれたFUGの最高幹部であるスレイヤー、No.10。
競争率数千万分の1を突破して上がってきた10万人以上のランカーのうち上位1%以上の1000人に入るハイランカーでもある。
FUGが闇の勢力となり、再びその名を塔に刻ざんだ第2世代のスレイヤーの一人。別名「引き裂かれた権力の座」
アリエ・ハイペリオン・ザハードに追い詰められ地獄列車で、消息を絶つ。
現在は、その名だけが残っている状態だが、一部ではホワイトが死ぬ前に自分の魂に魔術を施したという噂も伝わる。
彼の信者たちが、ホワイト復活のために魔術の発動条件を探っているが、今に至るまでホワイトは復活していない。
昔あった塔の中間地域の大虐殺事件が、このホワイトの魔術に関連しているという話が伝わっている。
一人称は「朕」、他人の事は「君」と呼ぶ。



 ※ここから先は、本編のネタバレがあります 


引き裂かれた権力の座

アリエ家の5人の子供が、家主アリエ・ホーンを越えるために、力を合わせることを約束し、その魂を「連結魔術」で融合した存在。
主導権を握ったホアキンだけが目を覚まし、他の兄弟は眠っている状態である。

ホワイトに眠る五つの魂
ホアキン?ヴィセンテ?アナ?ダニエル?アルベルダ?

5人のうちヴィセンテとホアキンは、父を超えることを目標としているが、これはホワイトがFUGのスレイヤーになったきっかけの一つとして見られる。
連結魔術で融合した対価として、常に他人の魂を食らうことを必要とするため、ホワイトは継続的に無数の人々を生け贄にしてきた。
しかし、ザハードの姫に討伐された後、力の大部分を喪失した彼は、地獄列車に隠れ、列車に眠っている無数の魂をもとに再度力を取り戻す計画を起こした。
だが、ローエンの犠牲で、最終的に封印され5人の魂に分かれることになる。
こうして、ホワイトは行方不明となり、FUGのなかでも徐々に忘れられていったが..

※作品上、ホワイトとしての主導権を握っているのはホアキンだが、ホアキンとホワイトは同一人物とはいえないので、この記事ではスレイヤーホワイトのみを書き記している。

動向

第二部。ダニエル・ハッチドがFUGを訪れ、ホワイトは列車におり、復活を望んでいるとFUG上層部に伝える。
FUG上層部のうち、カラカの派閥が地獄列車にダニエルとラヘルをはじめとするメンバーを派遣し、ホワイト復活を目論む。
ここにスレイヤー候補であるジュ・ビオレ・グレイスがたどり着いたことにより、ホワキンとビオレの対戦へと発展する。
しかし、$showでホワイトは夜に敗北。それから夜達を無事に地獄列車の終着駅でザハード軍の包囲網から逃がすために道案内[カレン]がホアキンと交渉して
最後の分身と一つとなり全盛期のホワイトとまではいかないが力を取り戻した。
しばらくして第三部、巣でのザハードとの戦いで夜達に協力。
クン・アゲロ・アグネスの炎の力とホワイトの呪術の力で戦場の霊魂を利用してホワイトはようやく全盛期の力を取り戻す。
一時的にカラバンから夜を守るも元々のホワイトの目的は夜の霊魂を取り込むことであり、夜を裏切ったホワイトは夜を攻撃するも
夜、クン、ラークに返り討ちに合い、力を失いヴィセンテに身体を乗っ取られた。
これにて、アリエ・ホワキンが主であったホワイトの名は、アリエ・ヴィセンテが背負う事となる。

ホワイトの悪名

ホアキンの頃から、呪術と危険な魔術への関心が高かったホワイトは、特に供物を利用した魔術に関心が高かったという。
このため、スレイヤーとして活動していた当時は、多くの命を生け贄にし、巨大な魔術を執り行い、塔の住民に恐怖を与えていた。
その中で最も悪辣な魔術は、塔の秘された場所で行われたが、代償に10億人が死んだという。
10億人を犠牲にした呪術の正体は、二つの国に絶えず戦争を起こし、長い時間をかけて無数の人々を死なせ、
ホワイトは変装をして二つの国の王に接触し、徹底的に互いを戦わせたという。
結局、ホワイトの悪行は広まり、ザハードの姫に討伐された。

性格

自分の糧になる魂を欲する残酷な性格。
ではあるが、基本的には紳士であり、完全体に近づくほど、ますます余裕を持ち、理性的にふるまう。
取引に限っても公平であり、伝説的なスレイヤーであるにも関わらず、一介の選別者であるラヘルやクンとの約束でも守ってみせた。
だが、食魂の呪術のため、FUGにおいてもホワイトは非常にマイナスな存在として扱われていた。
ホワイトの力を畏怖する信者は存在するが、ホワイトに部下はおらず
むしろFUGに属する仲間でも気に入らない相手は殺害して自分の力としていたので、FUG内でも恐れられ人間関係もとても狭かった。
幼い頃に限れば、ホワイトが真にほしかったのは父親であるアリエ・ホーンからの愛であり、
父親が完全に自分を無視しているとわかると、憎悪の言葉を吐くように変化した。

容姿

アリエ家の子供達が融合した存在らしく、アリエ家の特徴である白髪と白い瞳の青年。
ホワイトの主導権を握っているホアキンが成長したような姿であり、思春期の少年であるホアキンとは異なり、完全な成人男性の体つきをしている。
全盛期の力を完全に取り戻したときは外見がかわり、頭上に浮遊する冠が生じ、衣装と目尻に赤い文様が現れた。
名前のせいもあるのか、服装も白いものを好んで着ている。
そして、どんな理由なのかわからないが、つねに素足である。

能力

10億人の魂を吸収した全盛期の頃は、塔ランク100位以内に入る最上位ハイランカーだったと予想される。
が、ザハードの姫に敗北したり、十家主の1人であるポー・ビーダー・グストアンに虫呼ばわりされたりと、扱いは良くない。
第二部「最終駅」の戦闘でもザハード軍を圧倒した。この時ホワイトが力をすべて注ぎ込んで放った攻撃は、真田ユリ・ザハード達を驚かせた。
第二部185話で「アリエ式剣術」を扱うことが明らかになった。
作中でも、多くの魂を吸収して全盛期に近づいた力を出すシーンはあるが、持続力がなく歯がゆい思いをしているようだ。

人間関係

  • 二十五日の夜 第三部になっても嫌っているが、夜が巨大なモンスターとなっていくのをみることには興味があるようだ。
  • ハツ 第三部で行動を共にする。素振りをするハツを見て、剣のアドバイスをした。

所持品

名場面

余談

  • 英訳ではWhite、原作では화이트、中国語では白神