BR V 100
Last-modified: 2026-01-14 (水) 23:10:29

ゲーム内説明
- ディーゼル油圧駆動の機関車。非電化路線で使用されていた蒸気機関車に代わるものとして作られました。
概要
- BR V 100は、ヨーロッパ車両群で1958年に登場するディーゼル機関車です。
既存の機関車と比較すると、速度は遅いほうで出力も小さく、一見すると何に使えばよいのかわからない機関車ですが、それほど需要のない路線で客車2両程度の列車を高頻度運転するのであれば、意外と向いてます。
史実
[添付]
- 第二次大戦後のドイツは、国土が削減された上に東西に分断され、首都ベルリンは東ドイツ側となりました。ドイツの鉄道網はベルリンを中心として幹線が放射状に設置されていたため、ベルリンから離れた西ドイツ国土内の鉄道網は亜幹線や支線レベルの路線が大半を占めており、電化率も低い状態でした。そのため、非電化路線の早急なてこ入れを目的として開発されたのが1952年に登場した'BR V 80'で、'V 80'で得られた知見を元に、非電化路線の貨客サービス向上を目的として開発されたのがBR V 100です。
- 1958年にプロトタイプの6両が納入されました。また、7両目がBZAミュンヘンでの試験のために別途納入されています。これらのプロトタイプに対し、各種試験を実施して問題点を洗い出した後、1961年から量産が開始され、1963年まで製造されました。プロトタイプ(6両目を除く)を含んだ総製造数は364両になります。当初は最高速度100km/hとなっていましたが、量産に入った8両目以降は最高速度90km/hに改められました。1965年に、再度100km/hに改められています。
- プロトタイプの6両目は高出力のエンジンを搭載しており、こちらの仕様は急勾配路線用のBR V 100.20として量産されました。'V 100.20'は、'V 100'を上回る381両が製造されました。'V 100'と異なり、量産開始後も最高速度は100km/hのままになっています。
- 1968年の名称変更により、'V 100'は'BR 211'、'V 100.20'は'BR 212'及び'BR 213'になりました。東西ドイツの統一によりドイツ連邦鉄道がドイツ鉄道になった後も引き続き使用されていましたが、2004年に最後の'BR 212'が引退し、既に全ての機関車が保存、売却または廃棄されています。
数多く製造され親しまれた機関車ということもあり、2010年の時点で10両以上が保存されています。本来はもう少し多かったのですが、ニュルンベルク交通博物館で保管されていた車両の一部は、博物館の火災で損傷し、廃棄されています。
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