- 各種パラメーター
値段 維持費 最高速度 牽引力 駆動方式 年代 $3,632,024 $605,339 70km/h 229kN 蒸気 1915~1965
ゲーム内説明
- ロシア人によって設計されたこの機関車は、一次大戦および二次大戦中の米国でロシアおよびソ連向けに3000両以上が生産されました。
概要
- 貨物向きの優秀なハイパワー蒸気機関車です。
- 3年後に全ての面で上位互換のJF1が出てきてしまうという致命傷を負っていなければとても活躍出来た事でしょう。
- R.I.P
史実
| 製造国 | 製造会社 |
| アメリカ | ボールドウィン機関車工場、アメリカン・ロコモティブなど |
※以下はこの車両を「Ye」表記、車軸なども米国式で統一します
Class Ye(Паровоз Е)はロシア人が設計、アメリカが生産、そしてロシア(ソ連)、アメリカ、中国、フィンランド、北朝鮮など様々な国で使われたという世界でも数奇な運命を辿った機関車です。
Yeはキリル文字の"Е(イェー)"の音写表記でアメリカではこちらで表記されます*1。
ややこしいですが英語で「E」型と称される車両(キリル文字表記で「Э(エー)」型)とは別物です。Yeの設計や開発にE(Э)が絡んでいる部分があるのでとてもややこしい。
1914年に第一次世界大戦期に参戦したロシア帝国はOBやSCHといった機関車を運用していましたがこれらは牽引力が低く、より強力な機関車が必要となりました。
しかし、国内での生産は色々な事情から問題が起き、製造をアメリカに依頼することとなります。
そして生まれたYeは車軸配置2-10-0の機関車としてとして設計をロシア人が行い、アメリカで生産が進められました。
1915年には初期ロットがウラジオストクに送られ、(多少のゴタゴタはあったものの)性能は良好で続けて生産も行われていました。
しかしここでロシア革命が勃発。新政府となったソ連はYeの発注をキャンセルしてしまいます。
顧客が消え、宙ぶらりんになってしまった製造済みYe200両はアメリカ国内に回され細々と使われていきました。
しかし暫く経って第二次世界大戦が勃発、色々あってアメリカはソ連に武器などの支援を行うことが決まります。
ここでソ連に送る列車として白羽の矢が立ったのがロシアでの運用実績・アメリカでの生産実績のあったYeでした。
ソ連は新型のFDも運用していましたが、Yeは重量のあるFDと異なり戦争のズタボロから復元したばかりの線路でも問題なく動けたため、
時代に合わせて改良されたYe(Yea,Yem)がソ連へと供与され活躍することになります。
戦後はアメリカからフィンランド、ソ連から中国や北朝鮮にも送られこれらの国家でも使用されました。
現在はアメリカ、ロシア、ウクライナで動態保存されたものが存在しています。
そのほか北朝鮮で2007年に現役で運行しているものが目撃されたりしています。