ミニストーリー

Last-modified: 2024-03-24 (日) 22:37:01

奇遇

刹羅「…ん?離由。」
「またユィカのところにでも行くのか?」
離由「おい、またって何だ。人聞きの悪い…」
刹羅「事実だろう。」
離由「お前……、っはぁ、いや。」
「今日は翠朧に用があるだけだ。あいつのところには行かない。」
刹羅「そうか。まあ、あの店に行くと言うだけでユィカと会うとは思うが…」
「…ふ。離由…やはりロリコンだったんじゃ_」
離由「そう言うお前も、そっち方向から来てるってことは…会いに行ってたんだろ?」
刹羅「…あぁ。」
離由「お前も物好きだなぁ?」
刹羅「………。」 

ユィカ「ぁ、かみさまぁ!」
(喜びの声で走り寄る)
リーナ「ユィカ、待って!…あ、離由、刹羅」
離由「リーナ…」
刹羅「ん、奇遇だなあ、何処に行こうとしてたんだ?」
ユィカ「んぐ!」
(食べる動作を模倣する)
離由「…食べ…レストランか。」
リーナ「ええ、そう。一緒に食べに行きたいお店があるって言うから、そこへ向かっていたの。」
「離由と刹羅は…」
離由「俺は翠朧に用があるから、あの店に行ってた。」
刹羅「僕は神社に。」
離由「神社?お前、何しに行くんだ」
刹羅「ちょっとね。」
ユィカ「?」(首を傾げ)
刹羅「ああ、すまない。」
「君達はレストランに行くんだったね、何を食べるんだい?」
ユィカ「んーえ、あぅ」
(皿を示唆する楕円を描き、そこを指した後、もう一度楕円を描くとそれを片手から片手へと渡す動作をする)
刹羅「ふむ…」
離由「……もしかして…ハンバーグか?」
ユィカ「んう!」
(伝わった!すごい!とでも言いたげな嬉しそうな顔をする)
リーナ「ふふふ」
(それを眺めては和む)
離由「そうか。よかったな。」
ユィカ「んー!」(はにかむ) 

リーナ「じゃあ、そろそろ行くから。またね」
ユィカ「~!」(手を振る)
刹羅「あぁ、また。」
「…じゃあ、僕も行くとするか。」
離由「…お前、本当に何しに行くんだ?」
刹羅「ん?…秘密だよ。」

花火祭り

離由「……なんでこんなことに…」
(ユィカと二人きり、手を繋いで祭りに来た(行かされた)人)
【この後、いつの間にかユィカが迷子になる】
離由「……あ…?…」
「いつの間に手、離れ……ってあいつ何処行った!?」
ーーー
ユィカ「…わ、あ」(誰かに押されて転ぶ)
「ん……、」
「…?……かみ、さま?」
【ユィカは祭りの横の坂上の横道(よくあるやつ)から軽く歩いて離由を探す…】 

【そうして十数分が経って、花火祭りの終盤の序盤に予定されていた花火があがって】
ユィカ「……わあ」
(花火に驚き見惚れるが、数秒で視線は下へ行ってしまう)
「…」(家族連れが多い人々の姿を見て、黙り込む)
(再度花火を見上げる)
ーーー
離由「っはあ……は…みつけ…、って」
「…泣い、て…?」
(花火を見ながら、声も出さず泣いているユィカを発見する)
ユィカ「あぇ…?…か…み、さま、…」
「ん…あ…?」
(今更自分が泣いていたことに気付く)
【ユィカは離由に泣きながら、ゆっくりと「皆家族と一緒」「私」…「家族と一緒に花火、見たかった」とジェスチャーで伝える】
離由「………、」
「…今度、は…全員で、行くから」
ユィカ「…?」
離由「リーナも、レュールも……陽兎も翠朧も刹羅も、キリュヌもミケニゥーテも…連れてくるから」
「今度は、全員で一緒に…行く、…ぞ。」
ユィカ「……、ん…!」(へにゃ、と笑う)
【多分次の花火大会では上記の全員でお祭り行った。(人数的に逸れて当たり前なのに一人も逸れなかっただろうな。)】

1回でも

ネルアーヴ「どうしたの?」
クリュエマ「ッッッ!!!お前ミイェナアメ様に『おはよう』って言われたんだろ!?はぁ!?!?私は一回も言われたことないんだけどぉ!?!?!?」
ネルアーヴ「…え、えと、まあ…落ち着いて…」
シレアージ「お前がうるさいことに原因があると思うが?」

おはよう<ジュース

ヨグネクト「っっっ私もミイェナアメ様のおはよう貰いたかったぁ~~!!!!!!!」
ミイェナアメ「喧騒な……はぁ…」
ヨグネクト「う~~っ……」
ミイェナアメ「…ほれ」
ヨグネクト「……ぇ、あ?これ…は?」
ミイェナアメ「ジュース。」
ヨグネクト「え、なん……?」
ミイェナアメ「()、われが先程少量飲んだ」
ヨグネクト「…………ヱ」
「え~~ぁあああやったぁ!?!?!?」
「あっあありがとございますううう!!」
ミイェナアメ「んぐっ…!っやめろ、おみゃーと癒着する気は無いぞ…!」
ヨグネクト「んもぉ癒着だなんて!!」
「感謝の抱擁ですって~!!」 

ーーー 

ヨグネクト「おはようございます、ミイェナアメ様!」
ミイェナアメ「……んあぁ…おみゃーか。」
(数十分後…)
ヨグネクト「…おはようはないのですk「無い。」そんなぁ!!!」

距離

ミイェナアメ「…近い。われから常に1.5m以上離れていろ。」
ヨグネクト「はい!!」 

ーーー 

ヨグネクト「ミイェナアメ様!!」
(1.508m離れながら)(目測で一番近い場所にいる) 

ミイェナアメ「………。」(1.5m以上だから何も言えない)

幼子

ミイェナアメ「人間だろうと生物。われが名前を付けてしまえば……」
「…分かるよのぉ?」
(かい)、全て。われの手中にあるのよ。」
ヨグネクト「わあ………、!」(効く)
刹羅「そうか。」(ほぼ効かない)
離由「へぇ」(ほぼ効かない)
リーナ「へえ…」(少ししか効かない)
レュール「すごいな。」(あんまり効かない)
ユィカ「ん~!」(きらきら)(多少効く)
ミイェナアメ「……年嵩らめ…」

言の葉

【規則の国:自由】
リェイェル「自由に憧れていたんだ。」
アィメーナ「自由に生きられると思うよ。」
セイヴェ「自由って、なんだろう。」
シェァロ「自由に生きて、いたいよ。」
ティゥランスェ「今だって自由だ。」 

【相方の国:理解】
ディゼル「人は…“翼”を理解出来ると思うんだ。」 

【諸行の国:死】
熾濘「死んだって何も惜しくない、けど。」
陽兎「死ぬくらいなら、話していたい。」
ユィカレーリル「しんじゃうのは、こわくないよ。」 

【役者の国:夢】
ネア「叶えてみせる。」
ベナ「叶えられなかったんだ。」
アヌ「叶えたって、どうせ」
ニス「それでも、叶うと思います。」
イル「絶対、叶えられるよね」 

【天使の国:愛】
リーナシンゼール「愛しているから、離れていたいの」
イネフェース「愛しても、良いの?」
ロアユーシェウノ「愛されたいだなんて、我儘かな。」 

【信仰の国:生】
ナネアーラトヤル「“生きること”と、イコールで繋がれるものは、無いと思うんだ。」
イフヴァウンネーエン「生きていたいよ。…なんでかは、分からないけれど。」

114+αの衛星?

ユーテル「どうしてスユピルさんはこんなに忌まれているのでしょう?」
スユピル「あ~、それは」
「んーと、待ってねピン……あった」
ユーテル「…三つ眼?」
スユピル「そう。なんか気持ち悪いらs「えぇ~~!!かっこいいい~!!!!」…へ?」
ユーテル「三つ眼とかちょ~かっこいい~!!!え~~!!いいなぁ!!」
スユピル「……ふっ、は、ははは!あっはははは!」
「そんなこと言われたの、初めてだよw」
ユーテル「えっそうなんですか!?」
「こぉんなにかっこいいのに…」
「あ~あ…あたしの衛星が木星のだったらいいのになぁ…」
スユピル「…ん?」
「え、衛星?」
ユーテル「?……あっ、言ってませんでしたね!」
「あたしにもあるんですよ、惑星性!」
スユピル「へえ…?」
「なんの惑s「衛星です!」」
「…はい?」
ユーテル「衛星です」
スユピル「……は?」
ユーテル「まあ…衛星って言っても多すぎて、どこの衛星かも分からないんですけど!」
「スユピルさんがこんなにかっこいいならイオ*とかだったらいいなぁ~!」
スユピル「……w…。」

*木星に一番近い衛星

死後

ユィカ「………あ」
「…ん」
「……、と」
刹羅「…」
ユィカ「……!」
「…ね…ぇ?」
「せ…つらぁ、」
刹羅「…なんだい?」
ユィカ「かみさま…と、いるの…たのし…か、った…あ?」
刹羅「…」
「ああ…楽しかったよ。」
ユィカ「…ん、わたし、も…」
「たのし、かった、…よ。」
「………やさしいねぇ、…りゆ、は」
刹羅「…そう…だな」
「優しいから、あんなことになるんだろう…な。」

紫煙

「ん“ーー!!!!!」
疲れた。やっと仕事が終わった。
「もう終わらないかと思ったよ…。」
ボク…「テヌメーユ」は仕事が祝った幸福感を抱え、椅子から立ち上がった。 

「さて、シレアージはどこにいるかなぁ」


「…………」
私はいつもと同じように、国を眺めながら煙草を吸っていた。 

「今日は夕日が綺麗だね?シレアージ?」
気づけば横にはテヌメーユがおり、微笑んでいる。
「確かにね。少し紫がかっていて綺麗だ。」 

「ところでずっと疑問に思ってるんだけど、この時間帯いつも煙草吸ってるよね?好きなの?」
付近に「?」は浮かんで見えるような顔でテヌメーユは問う。
そして、私の答えは。 

「全然?」

化け物と血液

「~~~~~ッ!!!!」
痛い、辛い、腹立つ、痛い、痛い、痛い、痛い。
そんなことしたって化け物が出てこなくなるわけじゃないのに。
何も知らないくせに。 

「ねぇ?どう?制御できそう?」
そう言ってまた刃物を突き刺してくる。
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い 

もういっそ、殺してしまえば……。 

「刹羅!!!」
「っ………。」 

離由…だ、離由の声だ。
気づけば離由が向こう側にいて、武器を手にしている。 

「お前、誰だ?邪魔しないでくれると…」
「あ“?うるせぇよ黙って…ろ…。」 

声が震えていることに最初奴らは笑っていたが、武器を構えるのを見て一目散に逃げていった。
それを追いも、見もせず離由は僕の元に来る。
「…大丈夫…ではなさそうだな。」
なんて言いながら僕を見て、そして。
「う“………ぇ“……」 

あ、そっか、僕今血だらけなんだ。