凍結の国

Last-modified: 2024-03-25 (月) 20:34:19

凍結の国
エル・ミリセ

概要

炎天下な気温に対し、奇病により凍死する人が絶えない。 

【名前】
「・」を「ー」と読み、使う。苗字ではない。
【思想】
国レベルの常識的な思想として、
「自分を含む人間は勿論、この世のものは全て実験/研究対象だ」という考えが存在する。

スロゥリティ

研究者のディエ・ルモ。

凛烈病

ディエ・ルモが発明した、
人の感覚器官、体温調節中枢を狂わせ、セットポイント*を低くする病気。
他にも、体温が低下しているのに対し、熱を逃がす働きをさせたり、
熱の産生を抑えさせたりと、凍死するような要因が揃っている。
治療法を知っているのはディエのみ。 

*…脳にある体温調節中枢と言うところで、
体温を一定に保つ為に、身体に設定された体温のこと。

実験

ディエが国民全員を巻き込み、凍結の国で実験をするのは、
単なる興味や自慢、悪意ではなく、“復讐”として。
大切な妹、エイベ・ユを嘗ての研究者に殺されたディエは、“復讐”として研究者となり、
発明した凛烈病でこの国を滅ぼそうとしている。
彼は自分のことを「天才」と言うが、才能を積み上げ「本物」にしたのは彼の努力の賜物と言えるだろう。