概要
ランダムエンカウントにおける特殊な戦闘開始パターン。先制攻撃とは逆に最初のターンはエネミー側のみが行動し、プレイヤー側はエネミーの攻撃に対する反撃しか行えない。
基本的に不利な開幕パターンであるが、5th以外の作品では特定のスキルや装備品によって回避、ないし発生確率を引き下げることが可能。
派生パターンにピンチとバックアタックが存在する。
不意打ちされた時の危険度はエネミーの種類によりけり。
脅威度が高いのは「昏倒、睡眠、混乱等行動不能化するマイナスステータス攻撃を多用する」「回避不能の一撃が痛い」「単体の戦闘力はさほどでもないがセットで出現するエネミーとのシナジーが強烈」…などといった特徴を持つエネミーに不意打ちされた場合。
これらのエネミーが出現する地域ではなるべく対策を講じたいところ。
また、グロウアップル種のような「全く脅威ではないが、逃すと惜しいエネミー」に不意打ちされた場合は大抵先制で逃亡されるため、全滅させられた時とは別の意味で悔しい思いを味わうだろう。
1st
2nd
1st同様、風見鶏で回避可能。
ただしシリーズで唯一、不意打ちないしバックアタックでしか出会えないエネミーが存在するため、怪獣アルバムのコンプリートを目指す場合には注意。
3rd
スキル「サプライズガード」で発生確率が下がる。
また、Chapter 1のカ・ディンギル以前に行ける地域では発生しない。
4th
5th
5thには過去作のような「不意打ち」というものは厳密に言えば存在しないが、低確率で「不意打ちで隊列が乱されたッ!」というメッセージと共に戦闘開始となる場合がある。
通常のランダムエンカウントではプレイヤー側は7つのHEXの下側、エネミー側は上側が初期配置となるが、隊列を乱された場合はまずエネミーを7HEXのランダムな位置に配置し、その後空いたHEXにプレイヤーキャラを配置する形で初期配置が決定される。
上述の通り予防する方法は基本的に無いが、プレイヤー側にとっての先制攻撃のように開幕からエネミーのターンが連続するということはなく、行動順は通常の法則に従って決められるため、そこまで脅威でもない。
F
3rd同様にサプライズガードで発生確率が低下する。
ただしスキルの仕様上、完全に防止するにはメインメンバー3人だけでは人数不足で、6人フルメンバーにならない限りは不意打ちのリスクが付き纏う。
特に本作のエンカウントキャンセルは多用すると不意打ち・ピンチ・バックアタックが起こりやすくなるという意地悪仕様であるため、危険なエネミーが出てくる地域ではむしろ任意エンカウントで先制攻撃を狙う(勿論、厄介なエネミーを引いたら即撤退)方が安全な場合も。