イタリア RankⅡ 自走式対空砲 M42 Contraereo

概要
初の周年イベント【WTM Anniversary】にて実装されたガチャ限定小隊の対空車両。
ドイツの対空車両Wirbelwindと類似しており、20mm機関砲4門の火力は近距離で40mm以上の貫徹力を誇る。
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 砲塔旋回速度(°/s) | 85.2 |
| 俯角/仰角(°) | -5/90 |
| 速射速度(発/分) | 600 |
| リロード速度(秒) (スキルMAX) | 4.0 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し/ - |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 25 / 25 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 15/ 15 / 15 |
| 重量(t) | 15.5 |
| エンジン出力(hp) | 185 |
| 2,400rpm | |
| 最高速度(km/h) | 42/-4 |
| 視界(%) | 90 |
| 乗員数(人) | 3 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 20 mm Scotti-IF 20/70 mod.41 cannon | 4 | 640 |
弾薬*1
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| 20 mm Scotti-IF 20/70 mod.41 | 既定 | API-T/HEFI-T*/HEFI-T*/HEFI-T* | - | - | - | 38 | 36 | 27 | 19 | 14 | 10 |
| Granata mod.35 | HEFI-T*/HEFI-T*/HEFI-T*/API-T | - | - | - | 38 | 36 | 27 | 19 | 14 | 10 | |
| Perforante mod.35 | API-T/API-T/API-T/HEFI-T* | - | - | - | 38 | 36 | 27 | 19 | 14 | 10 | |
| PzGr 40 | HVAP-T/API-T | - | - | - | 48 | 45 | 31 | 20 | 14 | 10 | |
弾種
| 名称 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| HEFI-T | 0.14 | 3 | 830 | 2 | |||||
| API-T | 0.14 | 1.7 | 832 | 38 | 36 | 27 | 19 | 14 | 10 |
| HVAP-T | 0.1 | - | 1050 | 48 | 45 | 31 | 20 | 14 | 10 |
小隊ツリー
| 前車両 | Breda 90/53 |
|---|---|
| 次車両 | - |
解説
特徴
M15/42中戦車の車体に20mm機関砲4門を搭載したオープントップの対空戦車。
見た目はドイツのヴィルベルヴィントそっくりだが、あちらに比べると小型であり、側面や裏取りがしやすくなっている。一方で密集した乗員配置のため機銃掃射により大きな被害を受けやすく、また反動によるブレも大きい。
ドイツのPzGr 40弾薬ラックを使用可能なため対戦車戦闘もある程度はこなせる。
【火力】
HVAP-TとAPI-Tの混合ラックであるPzGr 40を使用可能なため軽装甲車両は真正面から、中戦車や一部重戦車は側面や背面を取れれば撃破も可能であり、弾速も速いため対空も行いやすい。これをメインに使うのが良いだろう。
対空用のHEFI-Tもあるが、炸薬量がTNT換算で3G・初速830mと威力・弾速共に不足している。当てる事すら難しいのに、命中しても大きなダメージを与えられ無いため使用は推奨出来ない。
弾薬数は640発と少ないため乱射するとすぐに弾切れを起こすほか、発射時の反動が大きいため対空戦闘する時は撃ちっぱなしにするのでは無く、数回に分けて行うことを勧める。
また、砲塔の旋回速度がかなり速く、高速で飛行する航空機にも追従可能だ。
【防御】
無いものと考えよう。M2ブローニングも防げないため、敵に見つからない事を意識する必要がある。
砲撃支援や投下された爆弾の至近弾で搭乗員が壊滅する事も珍しくなく、KV2の榴弾が近くの味方に着弾した時に巻き添えを喰らう事もある。
車体は小さいためヴィルベルヴィントよりも裏取りはしやすいが、乗員が固まって配置されているため一度撃たれたら炸薬の無い砲弾であっても壊滅する事も珍しくない。
【機動性】
改造元となったのがM15/42中戦車であるため、加速も悪ければ最高速度にまで達する事もほぼ無い。総じてアンダーパワー気味である。
平地では気にならないが坂道が登れないこともある。
車体の旋回性能もあまり高くなく、それなりに信地旋回できるように見えて走行中の方向転換は意外と大回りを強いられる。
【総評】
ヴィルベルヴィントと同様、対戦車戦闘も可能な対空砲と言う位置づけである。
しかし、投影面積の小ささ以外の面ではヴィルベルヴィントに勝ってる部分が無く、特に継続戦闘能力の低さが使いにくい部分だ。
史実
セモベンテda20/70クアドロプロ又はM15/42カルロ・コントレレオは1942年にイタリア王国陸軍が開発した試作自走式対空砲。
当時イタリアでは北アフリカ戦線でRAFに制空権を握られていたこともあり、機甲部隊の近距離防空の為に装甲化された自走式対空砲の開発が早急な課題であった。
そこで時間と資源の節約の為にM15/42の車体を用いた自走砲を作ることになり、車体は機銃を撤去した以外は手を付けず、砲塔のみ20mm機関砲を4挺搭載する専用の多角形型の溶接砲塔を制作した。
武装は20mmスコッティ・イソッタ・フラスキーニ 20/70機関砲であったが、本車用に改造されており、本来は保弾板を使用し発射速度が毎分250rpmだったところ分離式をベルトリンクを使用できるように改良した結果毎分600rpmまで向上させ、仰俯角も元々-10°/+85°だったのを-5°/+90°に変更した。
1943年3月にM15/42 カルロ・コントレレオとしてローマに駐屯するVIII Reggimento Autieriに配備されたが、イタリアの降伏によりドイツ軍に接収され、1945年に武装親衛隊の第5SS山岳軍団に配備されてドイツのトイピッツ地区を侵攻するソ連赤軍を相手に初実戦を迎えた。
小ネタ
何かと苦しめられる一門あたりたった12発しかない弾倉であるが、これは元々のスコッティ・イソッタ・フラスキーニ20mm機関砲が保弾板方式だったことに由来する。しかし、M42に搭載されたタイプはベルトリンク方式であり、1ラウンドにつき12発しかなかったという証拠はない。フォーラムでも実際にはベルトリンク式なので実際には装填手はベルトリンク端に新しい弾薬をリンクさせる為、わざわざフィードトレイを開いてリロードする必要が無かったという指摘がある。リンク
外部リンク
コメント
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- ズリーニィ小隊の中だと地味で使ってる人あんまり見ないけど、いざ使ってみるとそこそこ強い。対空としても対戦車としても活躍出来るから楽しい。 -- 2024-11-15 (金) 19:56:21
- 側面取ればこのランク帯のほとんどの戦車は倒せるから対戦車対空砲としては最高クラスの性能。ただレートが早すぎてすぐに弾切れする -- 2024-11-15 (金) 20:33:22
- ページ作成ありがとう。体感ヴィルベルより弾当てやすくてレート高いから敵の側面から戦闘室を撫でるように斉射すると一瞬で撃破できて楽しい。 -- 2024-11-15 (金) 22:08:46
- どういたしまして。本家から引っ張って来て数字と本文の推敲くらいしかしてないんだけどねw -- 2024-11-15 (金) 22:23:06
- 画像付けときました -- バター 2024-11-18 (月) 20:15:42
- こいつ慣れれば本当に強い。チャーチルNA75の正面車体機銃とチャーチルⅦの側面の一部も抜ける。ただやっぱり複数ある欠点の内、弾薬数が一番のネック。 -- 2025-01-10 (金) 11:01:13