ドイツ RankIII 自走式対空砲 Flakpanzer IV Wirbelwind / IV号対空戦車 ヴィルベルヴィント
車両情報(v.1.43)
必要経費
必要小隊レベル | 15 |
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車両性能
項目 | 数値 |
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【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 73.1 |
俯角/仰角(°) | -10/90 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 4.0 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 80 / 30 / 20 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 16 / 16 / 16 |
重量(t) | 25.0 |
エンジン出力(hp) | 572 |
3,000rpm | |
最高速度(km/h) | 42 |
視界(%) | 104 |
乗員数(人) | 5 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 2cm FlaK38 L/65 | 296 |
弾薬
名称 | ベルト名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
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10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
2 cm FlaK38 L/65 | 既定 | API-T/HEFI-T /HEFI-T/HEFI-T | - | - | - | 37 | 34 | 23 | 14 | 9 | 6 |
Sprgr. | HEFI-T | 0.12 | 10.2 | 900 | 5 | 4 | 3 | 2 | 2 | 2 | |
PzGr | API-T | 0.15 | - | 800 | 37 | 34 | 23 | 14 | 9 | 6 | |
PzGr 40 | HVAP-T/API-T | 0.1 | - | 1050 | 48 | 45 | 31 | 20 | 13 | 8 |
解説
Pz.Kpfw.IV Ausf.G?の砲塔部分を改装し機関砲を乗せたランク2対空車両。超高速巡洋戦艦ではない。
基部が戦車であるため、進行方向への砲移動の制限がなくなった。
【火力】
搭載砲は2 cm Flak 38で、砲数は4門。
一撃の威力こそ減じたが、引き換えに1マガジン80発を数瞬のうちに撃ち切る連射力を手に入れた。しかしその反面、リロードタイムも砲数に引き摺られる形で増加。装弾数の少なさも合わさり弾幕も途切れがちとなる。
正面から突っ込んでくる航空機は瞬殺できるが、機銃掃射を受けると砲塔内の乗員が負傷し撃破されることもある。特にリロード中は無力なので注意しよう。乗員が気絶してリロード時間が伸びている時は、遮蔽物の陰に隠れながら戦った方がいいだろう。また搭乗員スキルも育てておきたい。
20mm機関砲の威力は航空機に対しては十分で、連射力の高さもあり戦闘機は落としやすい。ただし大型爆撃機に対してはパンチ力不足を感じるかもしれない。
一斉射の後リロードが入るため、絶好の攻撃の機会を逃すこともある。射撃タイミングは見極めよう。
かつては見越し点の表示がメインに設定している弾薬で算出が行われていたが、Ver1.81で修正が行われた。
なお弾速の異なる弾が同じセットに組まれている場合余程近距離でない限り弾速の遅い方は当たっていないので航空機に当てる場合は、弾速が統一された弾薬を選ぶと効率的に当てることが出来る。
対空砲など軽装甲の車両も、あっという間に蜂の巣にできる。
戦車が相手となると多少貫通力不足が目立つが、同格の中戦車相手であれば十分対応可能である。特にⅢ号やⅣ号なら車体側面、T-34やM4相手ならば砲塔を貫通できる。基本的に咄嗟の遭遇戦では砲手を潰すために砲塔を狙うのが良いだろう。
しかし重戦車ともなるとそれも厳しく、KV戦車系列であれば背面以外は貫通不能である。遭遇したらすぐに逃げよう。履帯を切って動きを封じる手もあるが、1マガジン撃ち切る勢いで当て続ける必要があり、まず間違いなく一撃もらうので1対1の時はやめておこう。
【装甲】
砲塔を覆う装甲版の厚みは16mm。あまり頼れるものではないが、7.62mm機銃や砲撃支援の爆風を防げるようになったのは大きい。だが戦闘機の20mm機銃はもちろん、M4シャーマンなどが搭載する12.7mm機関銃も貫通してしまうので気を付けよう。
車体はⅣ号戦車の流用のため正面だけはそれなりのものがあるが、大抵は砲塔がやられるのでイマイチ生かされない。
車体の上部装甲は10mmしかないため、戦闘機の機銃掃射でモジュールが破損してしまうこともある。特に砲閉鎖器とエンジンの破損は、火力/機動力の喪失に直結するため、出来る限り避けたいところ。
【機動力】
本車輛の最高速度はPz.Kpfw.IV Ausf.G?とほぼ同じ40km/h。舗装されていない道でも25km/h程度は出るので、機動力についてはそれほど問題ない。さすがに装輪車輛には負けるが、このBR帯としては充分だろう。
史実
ヴィルベルヴィント (Wirbelwind) は第二次世界大戦時のドイツ国防軍の対空戦車。正式名称はIV号対空戦車ヴィルベルヴィント (Flakpanzer IV Wirbelwind)。制式番号はSd.Kfz.161/4 。ヴィルベルヴィントとはドイツ語でつむじ風を意味する。
IV号戦車の車体を流用した対空戦車であり、戦車部隊に対する敵機の攻撃に対抗するためドイツ軍がオストバウ社に作成を依頼したもの。メーベルワーゲンの不足を補うため、またメーベルワーゲンより確実に乗員を防護できる対空戦車が望まれての発注だった。
主兵装として4連裝20mm対空砲 (2cm Flakvierling38) を裝備していた。4連裝20mm対空砲は低空で侵入する襲撃機や戦闘爆撃機に対してはそれなりに有効ではあったが、射程・威力ともに不足がちであり、より高空の敵に対しては威嚇程度にしかならなかった。
IV号戦車の車体には手を加えず砲塔だけを載せ換えるだけなので生産性は悪くはなかったはずだが、新規生産ではなく修理に戻ってきたIV号戦車からの改造であったため、総生産数は84輌(122輌との説もある)に終っている。
IV号戦車G・H型がベースの場合、もともとあった砲塔旋回モーターが撤去されており、またFlakvierling38に比べても砲塔の重量の分だけ旋回速度が遅くなり、接近する敵航空機を追尾できないことも多かった。また砲塔には射撃手と装填手計3名が収容できるだけで、指揮観測を行う分隊長が入る余地がなく戦車の脇に立つこととなり、戦闘中の連絡がやりにくくメーベルワーゲンよりも非能率的であった。
小ネタ
◇砲塔旋回
試作時には油圧を使用した動力旋回だったとされている。しかし、あまりの旋回性能の高さが乗員に対して過剰であったため量産型では2cm Flakvierling38の機構をそのまま使った手動旋回となった。
外部リンク
コメント
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