日本 RankVIII 軽戦車 陸上自衛隊 87式偵察警戒車 / Type 87 RCV
概要
現役の陸上自衛隊偵察車両。主砲にはOerlikon KBA機関砲を装備し、貫徹力92mmのAPFSDSを撃てる。軽快な機動力だがスタビライザーは無いため移動しながらの射撃時は注意しよう。
車両情報(v2.25.0)
必要経費
| 必要小隊レベル | 10 |
|---|
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 砲塔旋回速度(°/s) | 60.0⇒85.7 |
| 俯角/仰角(°) | -10/45 |
| 速射速度(発/分) | 560 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX) | 10.4⇒8.0 |
| スタビライザー / 維持速度(km/h) | 無し / - |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 20 / 10 / 10 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 20 / 10 / 10 |
| 重量(t) | 15.0 |
| エンジン出力(hp) | 305 |
| 2,700rpm | |
| 最高速度(km/h) | 110/-12 |
| 視界(%) | 107 |
| 乗員数(人) | 5 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 搭載弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 25 mm Oerlikon KBA B02 cannon | 1 | 400 |
| 機銃 | 7.62 mm Type 74 machine gun | 1 | 4000 |
弾薬*1
| 名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| 25 mm Oerlikon KBA B02 | 既定 | APDS/HEI-T/HEI-T | 0.19 | 54.4 | 1335 | 80 | 79 | 73 | 67 | 61 | 55 |
| M792 | HEI-T | 0.19 | 54.4 | 1100 | 7 | 6 | 4 | 3 | 3 | 3 | |
| M791 | APDS | 0.13 | - | 1335 | 80 | 79 | 73 | 67 | 61 | 55 | |
| PMB 090 | APFSDS | 0.1 | - | 1385 | 92 | 90 | 83 | 75 | 62 | 58 | |
弾種
| 名称 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| APDS | 0.13 | - | 1,335 | 80 | 79 | 73 | 67 | 61 | 55 |
| HEI-T | 0.19 | 54.4 | 1100 | 7 | 6 | 4 | 3 | 3 | 3 |
| APFSDS | 0.1 | - | 1385 | 92 | 90 | 83 | 75 | 62 | 58 |
装備
| 設置場所 | 装備名 | 説明 |
|---|---|---|
| 車体 | 内部 | 動力部と搭乗員区画の間に 5mmの均質圧延鋼装甲 |
| 砲塔 | 発煙弾発射機 | 視界前方に煙幕を張る |
搭乗員
| 搭乗員名 | 説明 |
|---|---|
| 車長 | 砲手が気絶した際に砲手の役割を代行する |
小隊ツリー
| 前車両 | Type 74 (C) |
|---|---|
| 次車両 | Type 87 |
解説
特徴
【火力】
本車の主武装は西側諸国に広く使用されている25mm エリコン KBA B02機関砲で、25mm機関砲の中では2番目に強力である*2。毎分560発という驚異的な発射速度と100°/sを超える砲塔旋回速度、最大貫徹力92mmのPMB 090(APFSDS)ベルトを400発搭載可能な本車は、迅速かつ高火力を有している。
本機関砲には4つの弾薬ベルトが存在し、規定はAPDS/HEI-T/HEI-Tで構成され、M792はHEI-T単体で構成され、M791はAPDS単体で構成され、PMB 090はAPFSDS単体で構成されている。対戦車戦闘に使用するならPMB 090、対航空機戦闘に使用するならM792を使用すると良い。
最初に使用可能な対戦車戦闘ベルトはM791であり、APDS単体で構成されている。この弾薬ベルトで西側戦車を撃破するには側面から広範囲に撃ち込めば撃破する事が出来る。しかし側面にある程度の装甲がある東側戦車を撃破するには、至近距離で真横に付く必要があり、使用する弾薬数も多くなる。しかし車内が狭く弾薬庫も分かりやすい為、それら車両の車内配置を把握していれば西側戦車より撃破しやすいかもしれない。
そして最終的に使用する対戦車戦闘ベルトはPMB 090になるだろう。APFSDSはAPDSより傾斜や垂直貫徹力が大幅に向上しており、Strv 103Cの様な深い傾斜装甲を持つ車両の正面も貫徹でき、東側戦車の側面装甲をより浅い角度で貫徹可能になった。またAPDSでは対応できないアメリカやイスラエル車両に対しても対応可能になっている。
【防御】
装輪装甲車であるためか装甲は無いに等しく、正面20mm、側面10mmと7.62mm機銃に耐えれる程度の装甲厚しか無く、ソ連の対空機銃である12.7mm DShKやアメリカのM2 ブローニング重機関銃に容易に貫徹さる為、もし対空砲なんかに撃たれれば即死は免れないだろう。また、軽装甲ゆえに近くに着弾したHE弾や砲撃支援、爆弾も致命傷になりかねない。その反面、装甲の薄さで過貫通を起こす事もあるが、搭乗員が密集している為、基本的に被弾すれば一撃死と考えた方がいいだろう。
【機動性】
装輪装甲車ならではの高機動で、最高速度は100km/h以上出すことが可能である為、敵の側面が取りやすく、拠点占領や陣地変換もストレスなく行える。ただし装輪装甲車なので超信地旋回は出来ず、川や不整地といった場所では加速性能が大きく落ちる。
史実
それまでの陸上自衛隊の偵察要員はオートバイやジープなどの非装甲車両しかおらず、安全が保証できない敵地での運用には常に危険がつきまとい、行動が制限されてしまっていた。そういったことから、味方部隊に随伴し、偵察、警戒を行い、尚且つ対歩兵用装備を持った装甲車両として、1978年に小松製作所で研究が進められ、1983年に2両の試作車量が完成。1985年には技術試験に入り、翌年1986年には実用試験に入り、1987年に「87式偵察警戒車」として正式作用された。試作車にはスタビライザーがついていたが、何らかの原因で量産型では外された。 1987年~2013年までに111両が調達され、全国の各師団、旅団(第1~第13偵察隊)第7団隷下の戦車連隊と普通科連隊の本部管理、中央小隊、富士学校隷下の富士教導団偵察教導連隊に配備されている。
小ネタ
本車に実装されているAPFSDSは実車では無い。
元隊員の話によれば、重心近くにタイヤがある為シーソーのように揺れるとの事。移動中の飲食は控えたほうが良さそうだ。後副武装の74式車載7.62mm機関砲だが、61式以前のアメリカ軍供給武装を知る隊員からは「ブローニングの方が断然信頼度が高かった」という証言がなされている。
外部リンク
コメント
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- めちゃ強い -- ジンギス? 2024-01-23 (火) 22:01:36
- 開発中でAPDS使ってるけど、クソ強い -- 2024-03-23 (土) 11:42:13
- この小隊唯一の良心 -- 2024-10-14 (月) 18:33:50
- ニホンゲパルトモドキもいるよ -- 2024-11-04 (月) 19:29:27
- こいつこの小隊の中でも二番目に強い。一番は八七式自走対空機関砲。前、こいつで正面からMBT-70を撃破した。 -- 戦車兵 2024-12-24 (火) 20:20:48
- すいません。87式自走高射機関砲でした。 -- 戦車兵 2024-12-24 (火) 21:57:23
- でもこいつはOP -- 戦車兵 2024-12-30 (月) 12:45:25
- 別にOPじゃないでしょ 他のOP車両と比べたら全然弱い -- 2025-01-16 (木) 22:42:11
- 頑張って貯金したGE使ってこの小隊買ったけど、こいつ使っててクソ楽しいな。87AWは高射教導隊、74式は71戦車連隊、こいつはどこなんだ? -- 2025-01-31 (金) 11:47:54
- スターリングラードのステージの崖の所に待機して、来た敵の履帯切って側面みさせた瞬間に撃ちまくるの気持ちよすぎる。 -- 2025-02-04 (火) 14:23:44
- そこ手があったか、いっつも突撃して側面取って倒してた -- 戦車兵 2025-02-04 (火) 19:47:29
- ダーツ使えるの?こいつ -- 2025-02-23 (日) 16:30:09
- 使えるよ -- 2025-02-23 (日) 17:37:42
- 89式… -- 2025-05-02 (金) 10:06:13
