日本 RankVIII 自走式対空砲 Self-Propelled Gan Type 87
概要
日本が戦後初めて開発した陸上自衛隊の自走式対空砲。
このランク帯の対空車両が積んでいるエリコン35ミリなので速射力が速く航空機を穴あきチーズにすることができる
車両情報(v1.63)
必要経費
| 必要小隊レベル | 15 |
|---|
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 砲塔旋回速度(°/s) | 56.0⇒80.0 |
| 俯角/仰角(°) | -5/85 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX) | 1.3⇒0.1 |
| 速射速度(発/分) | 550 |
| スタビライザー / 維持速度(km/h) | 二軸 / 58 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 30 / 20 / 20 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 25 / 20 / 15 |
| 重量(t) | 38.0 |
| エンジン出力(hp) | 720 |
| 2,200rpm | |
| 最高速度(km/h) | 58/-8 |
| 視界(%) | 250 |
| 乗員数(人) | 3 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 主砲 | 35 mm Oerlikon KDA cannon | 2 | 680 |
弾薬*1
| 名称 | ベルト名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| 35 mm Oerlikon KDA | 既定 | API-T/HEI-T | 0.55 | 204 | 1175 | 68 | 66 | 57 | 47 | 39 | 32 |
| DM11A1 | HEI-T*/HEI-T*/HEI-T*/AP-I | 0.55 | 204 | 1,175 | 68 | 66 | 57 | 47 | 39 | 32 | |
| DM13 | API-T/API-T/API-T/HEI-T* | 0.55 | 204 | 1,175 | 68 | 66 | 57 | 47 | 39 | 32 | |
| DM23 | APDS/APDS/APDS/APDS | 0.38 | - | 1,400 | 127 | 125 | 118 | 110 | 102 | 95 | |
弾種
| 名称 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| HEI-T* | 0.55 | 204 | 1,175 | 11 | 11 | 9 | 8 | 6 | 5 |
| API-T | 0.55 | 37.4 | 1,175 | 68 | 66 | 57 | 47 | 39 | 32 |
| APDS | 0.38 | - | 1,400 | 127 | 125 | 118 | 110 | 102 | 95 |
装備
| 設置場所 | 装備名 | 説明 |
|---|---|---|
| 車体 | 内部 | 動力部と操縦手の間、弾薬庫周辺に 5mmの均質圧延鋼装甲 |
| 砲塔 | 発煙弾発射機 | 視界前方に煙幕を張る |
| 主砲 | 二軸スタビライザー | 移動中の砲の垂直と水平方向への揺れを軽減 |
搭乗員機能
| 砲手代行 | 装填手代行 | 操縦手代行 | |
|---|---|---|---|
| 車長 | ◯ | ✕ | ✕ |
研究ツリー
解説
特徴
ゲパルト、PGZ09と同様35mm機関砲を装備した日本の所謂戦後第二世代の自走式対空砲。同時期に追加された対空砲の中では一番口径の大きい35mm機関砲を二門装備していることが特徴。
【火力】
ドイツのゲパルトや中国のPGZ09と同じ35mm エリコンを2門装備している。最大携行弾薬は640発でAPDSは40発持って行く事ができる。その為、上記2両と比べて継戦能力は高い。
【装甲】
車体は74式なので一応あるが、対空砲なので当たり前だが期待できるものではない。幸いPGZ09よりはあるので機銃で正面は抜かれることはない。
【機動性】
ゲパルトやPGZ09と比べてかなり低い。元が74式戦車なので仕方ないが前進58km/hと先の2両と比較して13km/h差があり、後退速度も-8km/hと東側戦車並みなので機動力は現在の第二次世代自走対空砲の中では最も低い。
史実
基本的にゲパルトの後を追うような形で開発された為、形状も酷似しており、装備している機関砲自体も同一のものである。愛称は公式には「スカイシューター」とされているが、隊員は「ガンタンク」や「ハエ叩き」などと呼んでいる、らしい。
開発に当たってはゲパルトより後に配備された車両なだけあって、ゲパルトが途中からデジタル式コンピュータ―に換装したのに対し、当初からデジタル式コンピュータ―を搭載しているなど、電子機器周りでは同世代の自走対空車両より優れていた。またゲパルト同様に追尾レーダーと索敵レーダーが別々の為、敵機を攻撃しながらでも索敵を行える。
他にも低光度TVカメラ、映像システム、赤外線映像装置、レーザー測遠機、それらを支える補助動力装置(APU)など豊富な装備を取り揃えている。
しかし、その高性能・高コストな電子機器が仇となり一台当たりのコストは増加(15億円)、少量ずつの配備しかできなかったうえ2002年には生産を終了し、最終的にはたった52両が第7師団の第7高射特科連隊及び第2師団の第2高射特科大隊第3中隊に配備されるに留まった。
ちなみにレーダーの配置はゲパルトの物が最適とされたが、特許を取得されていたことから同じ西側の日本は独自のレーダー配置を考え出さねばならず、逆に仮想敵国であったソ連は特許が取得されていないので堂々とゲパルトのレーダー配置を使うことが出来るなど本末転倒な事になっている。
車体に関しては61式戦車の車体を使用する予定だったが、車体の陳腐化などに加え(開発開始は1978年)根本的に当時主力になりつつあった74式の機動力に随伴できない可能性が示唆された為、最終的には74式の車体を拡大・利用した。
しかしながら配備されている第二師団・第七師団は共に北部方面隊隷下の為、現在北部方面で配備されている90式戦車には今では随伴できないとも言われている。
結局のところ、冷戦が終わり大規模攻撃ヘリによる侵攻も現実味がなくなった上、当時より遥かに歩兵装備の対空火器が充実した現状では、高速戦闘機を迎撃できない自走式対空機関砲の優位性はローコストの弾ぐらいしかなくなっている。その為各国にも新型の自走式対空砲を作るという動きも見えず(そもそも軍事大国であるアメリカのドクトリン自体が航空優勢以上の制空権奪取下でしか地上戦を行わないという異常な物であることも有り、西側諸国ではソ連寄りの対空ドクトリンを持つ日本やドイツは対空砲に関してアメリカに倣えという真似ができないことも大きい)、恐らく87式はまだまだ運用され続けると思われる。ただし、87式固有の問題としては他国の新規製造や改修された自走対空砲は地対空ミサイルも装備しているのに対しこちらは搭載されておらず、さらに生産も終了して改修予算も出ないためこれから装備されることもない。現代の誘導兵器やアビオニクスの進化は凄まじく、攻撃ヘリが搭載する空対地ミサイルの射程も長大化している中で射程が短い87式では文字通りアウトレンジされる可能性が高く、有事の際はほとんど役に立たないだろうと自嘲する自衛隊員もおり、長年自衛隊の取材を行った江畑謙介氏も価格の割に役に立たないと自著において批判している。そのため自衛隊では自走式地対空ミサイルと組み合わせて運用することで効果を発揮する装備品と位置付けているが、その反面運用の複雑化や戦略機動性の低下、運用コストの上昇といった弊害を生み出している。また、背の高い草地などに潜み待ち伏せする運用も考慮されているが電子機器の発達により監視能力が優れた攻撃ヘリも登場しているため、一層苦しい立場となりつつある。
なお、近年急激に発達し絶大な威力を発揮している軍用ドローンへの対抗手段として自走式対空機関砲というカテゴリー全体に再評価される向きがあり、それに伴って本車の評価も変化していくかもしれない。
小ネタ
携行弾数を最大にすると1つの弾薬に640発、もう1つの40発と分けられる。というバグだが、2024年2月16日の新イベント「スニークアタック」のニュースにて、PGZ09と共に遂に修正された。
間違っていたのは持っていける最大携行弾数か少なくなるのではなく、最大携行弾数1,280発の表記の方だった為、持っていける弾数はこれまでと同じである。
ちなみになぜAPDSは40発しか携行できないかというとこれは機関砲の仕様上(というか対空砲が対戦車をすることがほぼないため)外側の弾倉にしかAPDSを入れられないためである。
(一台あたりの価格)
この87式自走式対空砲、一台あたり価格はいくらだろうか。いくつか例を上げていこう まずベースとなった74式戦車の価格は約4億円 年末ジャンボを2回連続で当てると手に入れられる価格だ。だがこれはこの時代の戦車の一般的な値段、現代からしたら安い方である。つづいて第3世代MBTである90式戦車 価格は約8億円 さてこの二つを紹介したということは87式はさらに高い価格ということだ。
その価格はなんと15億円! 地対空ミサイル使おうよ。最近はウクライナ・ロシアの戦争で脅威とされるドローンの対策方法として、同じタイプの車両、ゲパルトが注目を浴びている。一概に不要とは言えないかも...
外部リンク
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- ゲパルトとコイツは何方が強いのか… -- 2025-01-01 (水) 04:47:18
- 対地も楽々こなせる所とか... -- 2025-01-01 (水) 06:14:55
- ゲパルトの方が強いと思うよ。こいつと違って後退もあるし、最近APDSベルトが復活したからこいつのアドバンテージも帳消しになった -- 2025-01-01 (水) 09:29:26
- まあでも結局どっちも強いよ。 -- 戦車兵 2025-01-03 (金) 19:53:15
- 大和魂があるからこいつのが強いよ -- 2025-05-25 (日) 17:43:21
- 敵がリス地の所で来た時にこいつ使うと一気にキルできて楽しいけどその後しっかり殺られるときもある -- 2025-01-03 (金) 20:43:12
- 後退速度ゲパルト😁 78式😀って感じ? -- 2025-03-23 (日) 22:01:36
- 何言ってんだこいつ…怖 -- 2025-03-23 (日) 22:24:38
- ゲパルトの後退速度は28キロでいい感じ、87式は8キロで並ってことかな? -- 2025-09-02 (火) 11:04:39
- 何言ってんだこいつ…怖 -- 2025-03-23 (日) 22:24:38
- 軍票ガチャの自走砲が大量発生してるからこいつと24式で処して回る -- クソ雑魚初心者 2025-05-25 (日) 17:46:25
- トプ画かっこよ -- 2025-05-28 (水) 22:02:13
- エリコン35mm強い -- 2025-06-01 (日) 16:23:53
- こいつって最初からSTB小隊にいたっけ?なんか違うのがいた気がする -- 2025-06-20 (金) 22:34:44
- こいつ遅っそ。エリコン持ち最弱の称号をチフテンマークスマンと競い合ってるだけはあるな- 2025-09-14 (日) 15:52:03
- コイツでレオパルド2AV正面から殺れたわ。砲塔と車体の隙間撃ったらなんか跳弾して砲塔と車体に貫通してった。 -- 2025-11-23 (日) 12:35:14
- なんだかんだ高レートの機関砲が2門もあるんだし強いよね。ほとんどの車両は300m以内なら正面からでも殆ど倒せるような弱点あるから -- 2025-12-16 (火) 23:37:11


