ダンジョン/ロストダンジョン

概要

みんなで攻略するダンジョン。
誰かがクリアすると、新たなダンジョンが再生成される。
ダンジョン内で力尽きたプレーヤーが残したアイテム(遺品)が出現する可能性がある。

遺品アーティファクトとダンジョンの攻略状況は作者のホームページを参照のこと。
http://c-mattock.adam.ne.jp/dungeon3.cgi

• 全30階
• ボス不在

攻略 - 基本編

他の難易度でも通じる様な基本的戦略については省略。
このダンジョンのシステムやそれへの対応を書く。

• 各種ステータスの下方修正
  物理・魔法・弓矢のすべての攻撃力と防御力とさらに回避率も2/3になる。
  また、魅了や支配状態(蘇生・影の召喚・契約・召喚のデッキ・召喚の巻物など)のモンスターについては2/3でなく1/2になる。
  攻撃力に関係ない、爆発・腐食・カウンター・固定ダメージ(一部の肉・火柱・炎の罠・銭投げ・破壊の巻物など)は補正を受けない。
  弱くなった分は、後述の鍛えた装備品によって補うのが基本。

• セーブ不可能
  セーブコマンドは終了に代わっている。終了を選んだ場合、リプレイの自動保存はされない。
  こまめにセーブするクセがある場合は要注意。プレイする際は、時間がとれるタイミングを選ぶこと。

• 死亡するor終了を選ぶと、持っている装備品はその階層にばら撒かれ、次にその階層に来た人のダンジョンに配置される。
  遺品として引き継がれるのは、死亡時の持ち物だけではなく、そのフロアに落ちている分も同様(一度も拾ってないものも含める)。
  泥棒系などのモンスターが所持しているもの、店の売り物は遺品にはならない。ゴブリンがいるフロアで死亡したときの遺品は拾われる危険性がある。
  その階層の遺品は何個蓄積されても、配置されるのは10個まで。10個未満なら、確実にすべての遺品が配置される。
  遺品のうちアーティファクトについては、公式サイトから何階に落ちているのかを確認できる。
  http://c-mattock.adam.ne.jp/dungeon3.cgi
  極端な話、低層で終了コマンドを押して何度もダンジョンに潜ることを繰り返せば好きなだけ強い装備品を作ることが可能。ただし修正値は+99まで。

• 全員が最初から特技『鍛冶』を使用可能
  先述の遺品を鍛冶によって強化して攻略することがこのダンジョンのコンセプト。
  ツリーに鍛冶があるキャラはBPで少し得をする。
  バスラムCはツリー下段の『盾の獲得』を低層で取得し、盾を量産＆強化できるのが利点。

• 未制覇の階層にゲートキーパー(与ダメージが1/2)
  ゲートキーパーのいるフロアでは階段ワープの巻物が使えない(読んでワープしても、その場に着地する)ので注意。
  誰かが一度でもゲートキーパーを倒す＆次のフロアへ行けば、次からはそのフロアでゲートキーパーは出現しない。
  倒しても階段を下りる前に死亡した場合は、再びゲートキーパーが出現する。

• 29,30Fがドラゴン(＋デビル)フロア＆ボス不在
  ボス対策は不要になる代わりに、(ゲートキーパーになる可能性もある)ファフニール対策が必須。
  ドールの杖・ドールの巻物・ビホルダーの肉・特技『呪いの眼』など確実に倒す手段が理想。
  腐食の杖でHPを半減、反射草やカーバンクルの肉で遠距離攻撃を逆利用、なども効率的にダメージを与えられる。

• 遺品バグ
  遺品はときどきバグって、指輪が武器や盾になったり（あるいはその逆）、能力は普通の装備品のまま名前だけアーティファクトに変わったりする。合成する際には要注意。
  指輪が武器や盾になる場合、耐久度が修正値になる。逆も同様。
  武器盾の印を重複させることができたり、指輪の印が永続的に使えたり、ハマると非常に強力。
  一方で、修正値を伸ばした装備品が無くなるとまた鍛え直しになる。
  当然ながら狙ってできることではないので、うまくいけばラッキーという話。

攻略 - 作業プレイ編

マルチプレイダンジョンではあるが、たった１人でも、装備をいくらか合成して低層で終了を選ぶことを繰り返せばいくらでも装備品は鍛えられる。
その作業を少しでも効率的に行う方法について述べる。

• ヴァルグリンドAで遺品稼ぎ
  遺品とは別に、普段通りのアイテムが配置される。それらは一旦配置されれば一度も拾わなくても遺品扱いされる。
  すぐに選択できるこのキャラを使い、開始後１ターンも行動せず即終了する（終了コマンドが使えるのは開始3秒後から）。
  これを繰り返すことで、配置されるアイテムを遺品として効率的にストックできる。
  どこまでためるかは、どこまで強い装備品にしたいかにもよるが、100個もあればクリアするには十分。

• バスラムAで合成
  貯めた遺品の合成を行うときに効率的なのがこのキャラ。『鍛冶』だけでなく『彫金』をすぐに使える上に『匠』でMPの消費も少ない。
  呪われた装備品は『アイテム破壊』で処理できる。呪われていれば修正値が＋３だろうと空きが多かろうと躊躇なく破壊する方が作業効率は高い。
  後述の泥棒も『ワープ』や『潜行』でカンタン。

• 特攻泥棒
  店に有用な装備品があれば、拾ってワープなり潜行なりでとにかく店をでて泥棒をする。すぐ終了しても盗品は遺品として残せる。
  武器や盾専門の店が出れば一気に強化を進められる。
  そういったスキルがないキャラでかつ罠やアイテムもない場合でも、１つだけであれば盗める。
  下のAの位置で足元に盗みたいアイテムを置き、斜め左下に投げる。入口で拾えば、店主に防がれることなく店を出れる。

  ■◇Ａ
  ◇◇◇
  ■店◇

• 作業用と保存用でフロアを分ける
  完成した装備品は、本番以外では配置されても作業の邪魔なだけなので、合成作業をするフロアとは別のとこに置いておく。
  １つのフロアで11個以上の遺品を保存したために、本番で作成した装備品が引き出せない、ということのないよう、保存したものは記憶or記録しておく。

• 作業＆保存する際は4階までが目安
  5～6階に出現するゴブリンに遺品を拾われると回収は困難になるため。4階で落とし穴にハマらないよう注意。

• バスラムCで盾強化
  HP149以下(レベル10以下)で自己強化のデッキなどでMPバリアをはると、飢餓のダメージがゼロになる。
  よって、足踏みでMP回復しつつ『盾の獲得』『鍛冶』を好きなだけ繰り返して盾の強化ができる。ただし『盾の獲得』で取得する盾は修正値がつかない。
  時間的な効率は非常に悪いが、好きな能力を好きなだけ伸ばした自分の理想の盾を作りたい、ロストダンジョンで遺品を利用しない一発クリアを狙いたい、という場合にはこちら。
  • 補足。飢餓のダメージ＝最大HP/50(端数切り捨て)、MPバリアはダメージを1/3(端数切り捨て)に軽減するため、HP149以下の場合は飢餓ダメージがゼロになる。通常は盾の獲得をとるころにはHPが150以上になるので成立しない。

モンスターテーブル