金物商

Last-modified: 2024-02-23 (金) 21:47:07
収録拡張コストカード種別効果
暗黒時代4アクション+1 カードを引く
+1 アクション

あなたのデッキの一番上のカードを公開する。あなたはそのカードを捨て札にしてもよい。
捨て札にしてもしなくても、そのカードが…
アクションカードの場合、+1 アクション
財宝カードの場合、+1 コイン
勝利点カードの場合、+1 カードを引く

概要

キャントリップ後にデッキトップを公開し、公開したカードの種類によって追加効果を得られるアクションカード。
さらに、公開したカードを捨て札にした場合はデッキの回転速度を上げることができる。いずれにせよ追加効果は得られるので使い得である。
序盤は銅貨屋敷を公開し捨て札にすることがほとんどだが、これは実質「2ドロー1アクション以上*1」という研究所以上の効果が得られる。
中終盤ではアクションを公開して効果を得るか、勝利点を公開し捨て札にした上でドローを得ることが期待できるので、4コストとしては十分な働きとなる。

利用法

  • 先述の通り、序盤はほとんどの場合研究所以上の効果が得られる。初手の選択肢としては悪くない。
    • その上で、中盤以降でデッキのアクション比率が高まると、効果が得やすくなるので、コンボデッキでは序盤から終盤まで活躍しやすいアクションと言える。
    • ただし、序盤でアクションを公開すると活かしづらかったりと過信は禁物。
      • また、デッキ2巡目に屋敷を公開して捨てた場合はリシャッフルが早まる。屋敷を戻せば望まないリシャッフルを防ぐことはできるものの、せっかくのボーナスとしては弱めである。
  • デッキ内カードの密度である程度は調整できるものの、必ずしも特定の追加効果を得られるわけではない点に注意。
    • 同様に、デッキを引ききってしまった場合に何のボーナスも得られないカードと化してしまう。
    • 特に、金物商だけを頼って何枚も集めると思わぬアクション権不足で機能不全に陥るリスクがある。
    • 基本的に無駄にはならないカードだが、デッキを回転させる補助カードと考えるのが良いだろう。
  • デッキトップのカードを公開するので、戻した場合は秘術師博打と組み合わせるのも良いだろう。
    • 特に、家臣を集める場合はアクションカードの密度を高められるため、デッキを回す間に無理なく2金出力を望める。
  • 呪いを公開した場合には何のボーナスも得られないので、荒れ場では弱体化する。*2
    • 夜行カード(人狼以外)を公開した場合も、追加効果が得られないので相性が悪い。
    • 納屋を公開した場合も、追加効果が得られないので、避難所場では弱体化する。
    • 一方で、貴族牧草地のような複数の種類を持つカードとは相性が良い。
      • 初手の相方を粗末な城として、戦法をするのには向いているカードと言える。

詳細なルール

  • 公開したカードが複数の種類を持つ場合、その全ての種類のボーナスを得られる。
    • 金物商の効果で貴族(アクション-勝利点カード)を公開した場合、貴族を捨て札にしたorデッキに戻した後で、追加の+1アクションと+1カードが得られる。

コメント




*1 「公開した銅貨を捨て札にして+1コイン」という動きは、ほとんどの場合において「銅貨をドローした」のと同義である。また、「公開した屋敷を捨て札にして+1ドロー」という動きは、「2ドロー1アクション&邪魔な勝利点カードを1枚流した」となる。
*2 公開した呪いを捨て札にはできるが、やっていることは浮浪者の下位互換になる。