概要
【ランガーオ村(ストーリー)】
2年前の【ランガーオ村】の武闘大会の5年連続のチャンピオンで【マイユ】の婚約者。しかし最近は不穏な雰囲気を出しており、【村王クリフゲーン】からも気にかけられていた。
2年前の大会で【アロルド】と対戦した際、マイユを譲るために手加減されたことに怒りを覚え、更なる力を身に付けるため修行に明け暮れていたところを【悪鬼ゾンガロン】につけ込まれ、【狂鬼ジーガンフ】として襲いかかり、ゾンガロンの封印を解いてしまう。
ゾンガロンが再度封印された後は正気を取り戻し、マイユの気持ちを汲んで彼女をアロルドに託し、ひとり修行の旅に出た。
【ガートラント城(ストーリー)】
その後の足取りははっきりしていないが、【呪術師マリーン】による強者集めの罠にかかり、【古代オルセコ闘技場】で操られる形でアロルドと対戦をしていた。
その際、制止に入ったマイユにより一撃で沈められている。
伝説の悪鬼を倒すために修行の旅をしており、マリーンが撃破されたあとは再びどこかへ旅立っていった。
【赤き大地の双王子】
「伝説の悪鬼」こと当のゾンガロンが復活したが、残念ながら再登場することはなかった。
その悪鬼ゾンガロンも【喪心獣ゾンテドール】と化して、主人公の手で倒されてしまう。
【未来への扉とまどろみの少女】
なんとVer.1.0以来のメインストーリー登場を果たした。
【燈火の調査隊】の一員として【果ての大地ゼニアス】の調査に加わる。
【マグナス】からは「ランガーオ村の武闘大会チャンピオンであり武術に通じている」と紹介される。これまでにもガートラントで仕事をしたことが何度かあったらしく、マグナスだけでなく【グロスナー王】からも実力を保証される。
ゼニアス到着後は【ドゥラ院長】の采配で【メレアーデ】とチームを組み、南部の調査を担当。
主人公とポルテが合流したときには、人が住んでいる町を見つけたものの門前払いされてしまい【シュタール鉱野】の【川辺の休憩所】まで引き返してきたところだった。
マグナスからも言及される気難しそうな印象に加え、今でも負い目を感じているチャンピオンの称号を引き合いに出されて思わず怒鳴ってしまったことから、ポルテに「怖い感じの人」と評されるが、野営の支度に手間取るメレアーデを見かねてあらゆる準備を代わりに済ませてくれた*1ことで、評価を好転させる。
また、メレアーデとポルテにせがまれてランガーオ村での一件についても語り、その後も修行を続けていたことや、「ゾンガロンを倒す」という目的を失って悩んでいたことから、鍛え上げた拳にふさわしい強敵との出会いを求めて調査隊に志願したことを話してくれる。
これによりふたりから親しみを込めて「ジーくん」と呼ばれるようになり、驚き戸惑う(選択肢によっては主人公も呼ぶ)。
そこへ【イルシーム】が現れ、件の門前払いの原因が【アマラーク王国】には人間しかいないためオーガのジーガンフを怪しんでのことだったと発覚するも、彼の黒槍と自らの拳とを交えたことで和解。正式にアマラーク王国へ招かれることになる。
アマラーク王国では、【フーラズーラ】に自らの武術を含む黒槍以外の攻撃が通用しないこと、死を美徳とするアマラーク兵のありかたに苦悩するが、【ラキ】の助言で創生のチカラが武術で言う「気」に近いことを理解*2。
【ハディン採石場】では気を集中させた攻撃でフーラズーラを霧散させてみせ、さらに主人公にもその方法を実戦の中で伝授してくれる。
その直後に起こったアマラーク城下町のフーラズーラの大発生と【アズ・フーラズーラ】との戦いののち、黒槍なしにフーラズーラと戦う方法を教えると国民に呼びかけるも、多くの犠牲に消沈しきった人々は応えなかったが、【国王リズク】が先陣を切って名乗りを上げたことで空気が一変。
それに応じて、望む者は老若男女を問わず全員を受け入れ指導すると宣言し、そのために調査隊から一時離脱して城に残ることになった。
このとき、初めて自分の武の使い方を見つけたように思うと吐露し、またそれに対して激励の言葉をかけたメレアーデには「お前とチームを組めてよかった」と感謝の言葉を述べている。
その後は【はじまりの地】には戻らず【アマラーク城】の訓練場におり、さっそくフーラズーラとの戦い方の指導を始めている。老人や女性・子どもにはそれぞれの時間や体力の都合も見て体力づくりから始めさせているが、すべてをひとりで対応するのは難しそうだと国王リズクに相談することも考慮している。
【なぞの黒騎士】、【フーラズーラ】、【アズ・フーラズーラ】戦には【NPC戦闘員】として加わる。
職業表記は「武闘」。Lv100、HP1250、MP312。
特技は格闘スキルであり、【ムーンサルト】、【ばくれつけん】、【ばくれつきゃく】、【せいけん爆撃】を使用する。
オフライン版のマイユの如く、格闘スキルでそこらの武器持ちと同等レベルの火力を出し、ばくれつけんでも1発あたりのダメージが400前後。
せいけん爆撃に至っては「ランガーオの武、叩き込んでやる!!」のボイスと共に9999のダメージを叩き出す。
「悪鬼ゾンガロン打倒に向けて修行を続けていた」という言葉にふさわしい強さである。今の彼ならゾンガロンと戦ったとしてもきっと勝てるに違いない……といいたいが、ゾンガロンはラーの鏡なしでは開幕獣にさせられてしまうので、単に実力だけではなす術がない敵であったりもする。
ちなみに、マイユ曰く「子供のころから人見知りをするところがあり、機嫌が悪そうに見えても、たいていの場合は人見知りを発揮しているだけ」とのこと。
なおVジャンプ2024年5月号の安西Dへのインタビューによると、ジーガンフを出したいと強く主張したスタッフがおり、最初は却下したものの会議でその熱意により選出され、Ver.1.0以来出番がなかったため言動が気になって物語を運びやすいキャラとして活躍の場を与えられたという。