【けがわのフード】

Last-modified: 2024-03-10 (日) 04:54:43

概要

毛皮のフード。
DQ5以降の本編作品、およびリメイク版DQ3に登場する兜(頭部防具)。名前の通り毛皮で作られたフード。
頭部を広範囲にわたって保護するため、【しゅび力】は案外高くなっている。
どう見ても防寒具なので吹雪耐性がありそうだが、序盤装備ゆえか、耐性がついたのはDQ9以降とかなり遅い。
 
シリーズを通して見た目はほぼ同じなのに、作品によって装備可能者の属性がころころ変わっている難儀な装備。
DQ9以降は誰でも装備できるようになった。

DQ3(リメイク版)

守備力10。なぜか【職業】不問で女性専用。
見た目は普通の防寒具なので、どこらへんに女性専用要素があるのか不明。
本作で顕著な【女尊男卑】要素の一つ。
最初の1個は【カザーブ】【タンス】から回収できる。
【武闘家】(の女性)が装備できる初めての兜であり、またこの時点での最強の兜でもある。
パーティーバランスを考えると【魔法使い】【僧侶】に装備させておくのがいいだろう。
ちなみに男性の武闘家用の兜を買えるのはしばらく後(その間に攻略するダンジョンが最大で3箇所)の【バハラタ】に行ってからである。
 
後に訪れる【アッサラーム】【武器と防具の店】で250Gで購入可能。
非常にコストパフォーマンスが良く、勇者・戦士でもピラミッドに挑む際は【てつかぶと】よりもこちらを買うほうがお得。
 
この新装備のおかげで、男魔法使いがいないなら【きんのかんむり】を安心して【ロマリア王】に返せるようになった。

DQ5

守備力11。市販品で価格は400G。
【主人公】【ビアンカ】【フローラ】【男の子】【女の子】が装備できる他、装備グループGとKの仲間モンスターが装備可能。女の子の初期装備でもある。
防寒具の見た目どおり、幼年時代の雪景色の【妖精の村】で買える他、【ラインハット】でも売っている。
妖精の村で売っている他の防具と比べて少々割高だが、これを買えば主人公が装備しているであろう【きのぼうし】【ベビーパンサー】に譲ってあげることができ、全体的に安定する。
だいぶ後になって【グランバニア】の道具屋にも売っているが、これは上述の女の子の初期装備になっていることへの演出だろうか。
 
幼年時代から主人公用のものを持ち越してもよいが、SFC版では道具欄に限りがあるし、青年時代のラインハットでも買いなおせるので、他に持ち越したいアイテムがあるならこれの優先順位は低い(リメイク版なら袋に入れておいて損はない)。
なお、青年時代の【ポートセルミ】到着から【ルーラ】習得までの期間は買いにいけないので、この時期余ってもできれば売らずに取っておいた方が無難。
【クックルー】【まほうつかい】らにとっては【サラボナ】【シルクハット】が買えるようになるまでは最強の兜であり、ポートセルミからサラボナにかけては、【はじゃのつるぎ】【モーニングスター】【みかわしのふく】【マジックシールド】など、高額かつ有用な装備が多く金欠になりがちなので、これは売らずに取っておき、シルクハットを後回しにするのも手。

DQ6

同じく守備力11で400G。かっこよさは13。人間では女性キャラしか装備できない。
【サンマリーノ】の樽から拾えるが、上レイドックで上位の【ぎんのかみかざり】が拾えるためミレーユには不要。
【アモール】の店で購入可能だが、よりによってそのアモールで【うさみみバンド】が拾えるため直後に加入するバーバラの分もこれで足りる。
上記の通り女性2人の兜は拾い物で十分揃うため、人間用装備としては間違ってそれらを手放したときでもなければこれに頼ることはないだろう。
イメージ通り、【マウントスノー】の民家のタンスでも1個手に入る。
 
入手と同時にさっさと売ってしまって問題ないが、SFC版ならだいぶ後になって【ウインドマージ】【ダークホーン】が装備できるので、彼らを使う予定の人は取っておいてもよいかもしれない。
【ランプのまおう】も同じ【装備グループ】だが、加入時期からしてわざわざこれを装備することはないだろう。
なお、実はこの装備グループにとってはこれが最もかっこいい兜となっている。

DQ7

マリベル・ガボ・アイラが装備可能。
過去【オルフィー】でのみ売られているが、守備力11で500Gとムダに高い。
守備力12で410Gの【ターバン】、守備力14で450Gの【ぎんのかみかざり】など、同時期にはよりよい兜がある。
さらにオルフィー編を進めていけば、マリベルが長いことお世話になる【うさみみバンド】が手に入るので、絶対に買うべきではない。
 
後に【ギュイオンヌ修道院】で拾える。タダで貰える分には悪い性能ではないので、まだターバンを買っていないならガボにあげると良い。
 
ちなみに、【移民の町】を4段階目まで発展させることでも無料で入手できる。
移民を15人集める必要はあるが、少しでもお金をかけずに装備を充実させたいのならぜひ狙いたいところ。
早期に入手できれば、マリベルとガボの頭防具にお金を割く必要が無くなる。

DQ8

守備力18で1400G。
なんと【てつかぶと】よりも守備力が高くなってしまっている。
DQ6~DQ7にかけて後衛向きの装備というイメージが定着しつつあったが、今作では真逆の【主人公】【ヤンガス】(3DS版では【モリー】も)の肉体派の漢達が装備可能。
 
ルーラの行き先に登録されない【トロデーン西の教会】でのみ販売される、ある意味貴重品。
錬金なら【はねぼうし】+【毛皮のポンチョ】で作れる。
毛皮のポンチョの錬金素材の【まじゅうの皮】はアスカンタ地方の【サイコロン】やパルミド周辺の【コングヘッド】がちょくちょく落とすため、レシピを知っていればわずかに先行入手が可能。毛皮のポンチョはブレス耐性に優れる優秀な装備なのでまじゅうの皮が余っていたら作ってもいいかもしれない。
まじゅうの皮は最速なら【あばれうしどり】のレアドロップで手に入るため、やろうと思えば錬金釜使用解禁直後でも入手可。
 
ちなみに、防具自体は【笛吹き羊男】のレアドロップ(1/128)でも手に入るが、この時点ではありがたみが薄い。

DQ9

【船着き場】で550Gで売られている。守備力8、攻撃魔力+3、回復魔力+5。
そして頭部防具では非常に珍しいことに、ダメージ耐性がついており、氷属性の攻撃を10%軽減する。
似たコンセプトの防具は、他には装備者の限られる【竜戦士のかぶと】【やみのターバン】【ぬくもりのシャプカ】しかない。
しかしこれは職業・性別共に指定がないため、非常に使いやすい。
一度に4つ購入しても良いくらいである。
氷属性の攻撃を数多く受けるであろう【ゾーマ】戦ではぜひともこれを装備したい。
魔王戦以外でもずっとこれを被ってる冒険者も多いようだ。
 
また、上記のぬくもりのシャプカの素材になっており、これと【うさぎのおまもり】【やわらかウール】を合わせることで、3つ合わせて原価970Gで売却価格1200Gになるリアル【錬金術】が可能。
装備品としてのスペックだけでなく金策としても利用できるため、けがわのフードは今作がもっとも活躍できている。

DQ11

全員が装備可能な帽子。うち直しに必要な宝珠は8個。

-+1+2+3
守備力18192021
氷属性ダメージ軽減10%

【ふしぎな鍛冶】で作成できる。レシピは【毛皮で作る装備のレシピ】に記載。
必要材料は【まじゅうの皮】×1、【ふさふさの毛皮】×1。
【クレイモラン城下町】【シケスビア雪原】(キャンプ)、異変後の【デルカコスタ地方】(キャンプ)にて1400Gで売っているほか、【ダックスビル】(邪Ver含む)がレア枠で所持している。

レシピが最短で手に入る時期だと、素材の一つであるふさふさの毛皮がダックスビルの通常枠にしかないため、鍛冶で作ろうとしたらどうしても【ぬすむ】が必要になる。
そしてダックスビルのレア枠が上記の通りコレなので、いっそのこと【お宝ハンター】を仕掛けて現物を盗んでもいい。
【主人公】【シルビア】【てつかぶと】があり、【ベロニカ】には【ネコのかぶりもの】があるので、優先的に装備させるとしたら【カミュ】【セーニャ】になるだろう。
主人公はその気になれば【てっかめん】が手に入るものの、てつかぶとより守備力と耐性が勝る点を考慮すればシルビアにも用意する可能性もある。
ただ、船入手以降は【着せ替え】装備や【はがねのかぶと】のレシピが手に入ったり、他にもいろいろな頭防具を手に入る機会が多いため、この頃になると無理して調達する必要が薄くなる。
【ユグノア地方】(キャンプ)では素材が両方とも購入できる為、やろうと思えば素材を買い漁って【うちなおしの宝珠】稼ぎも可能。
素材費用は800Gなので、+2以上なら若干の利益にもなる。

トレジャーズ

【お宝】の一つとして登場。

お宝No.182
レアリティジャンク
カテゴリーヒストリー
コレクション防具
標準価格85,000G