【ぬけがらへい】

概要

DQ6に登場する槍と盾を装備した鎧だけのモンスター。抜け殻兵。
上位種に【さまようへいたい】、ボスに【ろうごくへい】がいる。星ドラでは亜種に執行補佐兵士がいる。
SFC版DQ6とイルルカでは鎧の色が濃いグレー（ろうごくへいと同色）だが、リメイク版DQ6では青色に変わっている。
ちなみに左利き。
同じく鎧のモンスターである【さまようよろい】系や【デビルアーマー】系に比べると軽装で、顔や手足を装甲で覆っておらず一部の装備が宙に浮いている。
そのため他の鎧モンスターのように「全身鎧を着た人間（もしくは人型の敵）」として登場することはほとんどない。
　
空っぽの鎧兵と言えばさまようよろい系がメジャーモンスターで知られており、ナンバリングでは6にしか出ていないこいつはどちらかというとマイナーモンスター。
また、「ぬ」で始まる数少ないモンスターでもある（他は【ヌボーン】とか【ぬしさま】、【ぬかどこスライム】くらい）。
「FF・DQでしりとり」スレでは役に立つかもしれない。

DQ6

【ムドーの島】で初登場。
以降、【砂漠の抜け道】、【アークボルト】周辺、【ホルコッタ】～【ホルストック】間まで長い付き合いになる。
出現エリアがすべて通り道になっているため、よく遭遇する。他、ようじゅつしに呼び出されることも。
　
3～4体で現れることが多く、【すばやさ】自体は低いが必ず先制攻撃になる【しっぷうづき】を連発する。
そのため、必要以上に攻撃をくらってしまうのが厄介。
とはいえ疾風突きは通常攻撃の0.8倍のダメージになるので、大きなダメージは受けない。
ちゃんと回復さえ怠らなければさほど怖い敵ではない。
　
【メラミ】（【ほのおのツメ】使用）や【せいけんづき】はよく効くが、HPが高めで大抵は一撃では倒しきれない。
1ターン休みに無耐性だが、しっぷうづきで先制してくることが多いので、あまり有効な手段ではない。
【おたけび】ならやる価値はあるが、習得するのはハズレ職の【商人】のみなので、コイツと戦う時期にスタメンキャラが習得している可能性は低いだろう。
また、見た目通り【ニフラム】に弱耐性だが、本作ではなぜか低貫通なのでほとんど当たらない。
落とすアイテムは【せいすい】。
　
リメイク版では、HPが下がった影響でメラミでも一撃で倒せることが多くなった他、中貫通に変更されたニフラムによる一掃も可能になった。

イルルカ

本作でようやく再登場。
【ヒヒュルデの使い】からモーションを流用している関係でデザインが左右反転し、右利きになった。
【ゾンビ系】のBランクで、サイズはS。【砂漠の世界】の【ピラミッド】に生息している。
原作通りしっぷうづきを繰り出してくるが、今作の（というか2作前のJ2Pの時点から）しっぷうづきは通常の2～4割のダメージと泣けるほど弱く、攻撃力が低い上に野生ゆえにステータスの大したことない彼らのそれはもはやサービス行動。
　
特性は【スタンダードボディ】、【こうどう はやい】、【スタンダードキラー】、＋25で【ふくつのとうし】、＋50で【しっぺがえし】。
【新生配合】で【最後のあがき】、【メガボディ】化で【AI1～2回行動】、【ギガボディ】化で【ギャンブルカウンター】を習得。
　
まめちしきによると、先輩のさまようよろいからさまよい方を教わっているらしい。
もしさまよえるようになったら、さまようへいたいになるのだろうか。
フィールド上で踊らせるとその場で宙返りをする。