「アサシン(Assassin)」とは、英語で「暗殺者」を意味する名称のこと。
イスラム圏に存在した暗殺教団がその名の由来。指導者のハサン・サッバーハは一部で有名。
アサシンの語源は諸説ある。前述したハサンに、大麻(ハシシ、ハシーシャ)など。
上記するように、本来は中東で暗殺を生業としていた人々を指している。
しかしFFのジョブでは、例えばFF6など忍者の要素が混ざっている場合が多い。
「暗殺」とはこっそり殺害すること、と誤解されることが多い。
実際の意味は「要人を政治的、宗教的な目的で殺害」することである。
→モンスター/【アサシン】、武器/【アサシンダガー】、防具/【アサシンベスト】、防具/【アサシンセット】
FF6
パーティーメンバーの一人・シャドウの肩書き。
一応冷酷無比の暗殺者という設定ではあるが、ゲーム中では護衛や傭兵のような仕事しかしていない。
固有コマンドは「投げる」であり、外見の黒ずくめも相まって忍者にしか見えない。
忍者刀を振るい、手裏剣や巻物を投げ付け、忍犬っぽい犬を相棒とする。
即死効果付きの一部の武器はアサシンらしいが、他の要素はまるっきり忍者。
- 敵にはしっかり「ニンジャ」というのがいる。シャドウ的には「あいつらとは違う」ということか?
- FF6はサムライの国もある世界。
「金次第でどこでも付く」という設定が忍者とは若干相容れないという判断もあったか。 - 単純に「忍術を修めた暗殺者」って事だろう。
何も忍術を使う奴の職業・肩書きは忍者でなければいけないなんて決まりはないし。
身も蓋もない言い方をすれば「二刀流と先制攻撃の特性が無くなった代わりに盾が装備できる様になったFF5の忍者」である。
デフォルトで二刀流が出来ない点に気をつければ従来の忍者と同じ感覚で使える。
アサシンとは暗殺者・刺客をさす言葉、忍者も仕事柄同じようなものとして認知されている。
そんな両者の違いを簡単にあげるなら
- アサシン
言ってしまえば賞金稼ぎ。
ただ、無償・有償以前に、刺客・暗殺行為を行うという時点でアサシンはアサシンである。
基本的には「殺し」を行う事に重きを置かれているように思える。
また、何処と無く単独または少数で行動するイメージがある。
例を挙げるなら、言わずと知れたゴルゴ13や「一殺五百両」で刺客を請け負う子連れ狼の拝一刀。- 暗殺の意義を徹底する場合、事故死・変死に仕立てて死なせて「殺害」という結果すら偽る。
「誰かに殺された」という事実を元に不都合な疑いや調査が入られては困るというわけだ。
映画「メカニック」がこれ。もちろん膨大な準備が要る。
- 暗殺の意義を徹底する場合、事故死・変死に仕立てて死なせて「殺害」という結果すら偽る。
- 忍者
暗殺・諜報等を任務とする、アサシンと違って基本的には公に仕えている(そうでないのは忍者くずれか?)。
時代劇などでは、闇から闇へというイメージがあるが、実際には陽忍という公に堂々と出て活動する忍者も存在していたらしい。
(シャドウは忍者だとしてもこちらであろう)
こちらは、アウトローなイメージのあるアサシンと比べて厳しい掟により律せられている集団というイメージがある。- また、任務の為なら自分の命すら簡単に棄てるという描写をされる事が多い。
結局シャドウがどちらかと言うと、飽く迄依頼を受けて暗殺等を請け負うのが仕事のようなので、アサシンの方が近いように思える。
「忍者技能を持ったアサシン」という事に落ち着くか? 無論、本当の所はわからない。
- もっともアサシンの方もその起源を遡れば教団に属する刺客の類であり、任務のためならば自己犠牲も厭わない者たちという点では日本の忍者とそう立場が違うものでもない。
むしろその成り立ちから、掟や規律の厳しさはアサシンの方が上かもしれない。
しかし日本において中東圏の文化は明るくない人が多いだろうし、アサシンを単なる「殺し屋」と認識するのは仕方のない話と思う。- 忍者は暗殺以外に情報収集や破壊活動などを仕事として現在で言うところの諜報機関のようなもの。
上述のように諜報機関所属のアサシンも多く、強いてその違いを挙げるなら暗殺専門とそうでないかといったところ。
- 忍者は暗殺以外に情報収集や破壊活動などを仕事として現在で言うところの諜報機関のようなもの。
FF15
FFシリーズのものではなく、『アサシンクリード』シリーズとのコラボイベントにて、
主人公たちがアサシンのお祭りに紛れて格好、言動ともにアサシンの真似事をするというクエストがある。
FFT
忍者との明確な差別化が初めて成された。
ただし敵専用の固有ジョブであるため、「ご利用は自己責任でとしか言えないような事」をしない限りこちらが使う事は出来ない。
敵であるセリア・レディの専用ジョブで、味方ユニットとしては登場しない。
JumpやSpeedが高く、消費も溜めも無しで高確率で状態異常を引き起こす「仕手」を得意とする。
中でも100%即死の息根止は反則級。
- 素でJumpが7あったりするため、油断していると一気に間合いを詰められたり、真後ろをとられてしまう。
- 二刀流がメリットアビリティとしてついていると思われる。どの場面においても、刀や忍者刀を二刀流している。
事前知識なしで挑むと壊滅的被害を受ける。
「息根止」は体防具の柔術胴着、カメレオンローブで防げるが、それで安心していると(70+魔法AT)%チャームの「誘惑」、100%ストップの「影縫い」が飛んでくる。
100%石化の「封印」という技もあるにはあるが、ほぼ使ってこない。
使用する「仕手」の優先順位は「息根止>誘惑>影縫い>封印」である模様。
石化とストップはアクセサリ「ヒスイの腕輪」、チャームはアクセサリ「ン・カイの腕輪」で防げる。
よって、女性ユニットが体防具に柔術胴着かカメレオンローブ、アクセサリにヒスイの腕輪を装備すれば、全ての「仕手」を封じることが可能。
(ただし主人公のラムザだけはどうしようもないので注意)
- 尚、中々入手できないが、女性ユニットは頭防具のバレッタ、リボンを装備していればアサシンの使う「仕手」の状態異常を一つで全て防げて便利。
- PSP版だと共同戦線のアイテムを使えばアルテマ以外は無効化できるようになった。
割とどうでもいいがセリア・レディはアクセサリーの欄に本来頭部装備であるバレッタ・カチューシャを付けている時がある。
仕手に加えて装備まで反則だと逆にすがすがしい…わけない。
- アンサガの適正外箇所装備を彷彿とさせる。
- ドリル装備もな。
- アクセサリの判定なので、アクセサリを盗むでいただこう。
耐性を固めて、算術と戦技を駆使して。
…これは決して某本のような誤植ではないっ!!!
ひそかにSpeedの成長率が悪い。
総括すると、反則的な機動力・スピードから確実性のある遠距離状態異常を使いこなし、更に二刀流による火力も備えた、最強の敵専用ジョブの1つ。
あのチート級キャラを従えて挑んでも、全滅の危険性すらある。
- むしろそのチート級キャラに全滅させられる危険性すらある。
ちなみにセリアとレディのアサシンは名前は同じでも内部では別ジョブ。(同じアークナイトでも色々あるような)
とりあえず分かっている違いとしては、セリアのアサシンは刀を装備できるがレディのアサシンは忍者刀は装備できても刀は装備できない。
ジョブは違うのだがラファとマラークの兄妹は暗殺集団カミュジャの一員、つまりアサシンである。
FFTA
FFTに比べ仕手の性能が落ちたが、代わりにこちらも使用できる様になった。
また、仕手の弱体化を差し引いても総合的に見れば極めて優秀なジョブである。
TAではヴィエラ族専用ジョブであり、味方として使用もできる。
攻撃力と素早さに特化しており、ヴィエラ族の戦士系ジョブとしては最強クラス。
アビリティはやはり「仕手」だが、Tと違って大量のMPを消費し、確実でもないのが残念。
TAのアサシンは精神統一を覚えさせると脅威の存在になるぞ。背後ならほぼ確実に決まる。
白魔経由で育てればMPも上がるし。
スピード成長率は全ジョブ中トップであり、物理攻撃力もヴィエラではスナイパーに次いで高い。
さらに、MP・魔法攻撃力もヴィエラでは召喚士に次ぐ成長率を誇る。
非常に強力な戦士系ジョブであると同時に、魔道士系の立場が無くなるほどのMPと魔力を兼ね備えている。
ジョブコマンドの強さも考えると、異常なまでの性能だと言っていいだろう。
剛弓が装備できるので、遠距離攻撃が可能な点も大きい。
剛弓装備でアルテマシアーを使えば、敵に接近すらせずに相手を即死させられる。
チェンジ条件はスナイパーの「狙撃」を1つ、精霊使いの「精霊魔法」を2つマスターすること。
いずれも上級ジョブのコマンドなのでそれに必要な条件も考えると、
狙う×2、狙撃×1、白魔法×1、突剣技×1、精霊魔法×2で
合計7個のアクションアビリティを覚えなければならない。
チェンジ条件を満たすまでが少々面倒だが、強さを考えればむしろ緩い条件と言えるだろう。
- 上記のとおり剛弓装備可能のせいで、スナイパーが下位互換のような状況になってしまっている。
- 上級ジョブ2つを通過しなくてはいけないため、いわばアサシンは「超上級ジョブ」といった位置づけのように思われる。
上記のように成長率が非常に優秀なので、戦士系・魔道士系のいずれを目指すにしても「ヴィエラのレベル上げはアサシンで決まり」なレベル。
さらに言えば、最初からアサシンで志願してきたキャラが望ましい。
ヴィエラならこれ以外のジョブでレベルを上げる価値はないと言って良いほど。
理論上最低レベルのLv2で加入させると、スピード初期値は最低でも120台後半。
運が良ければ140オーバーのキャラが出現することもある。
吟味しつつLv50まで育てれば、290近くまで上昇させることも可能。恐ろしい。
全く吟味しなくても、期待値で考えれば250前後にはなる。
- Lv2でのスピード初期値は124~145まで確認。135以上のキャラを加入させられればベターか。
さらに終盤のロウが妙にアサシンに優しい。
「ダメージ50以上禁止」や「ST異常禁止」は息根止でそのままお陀仏させてしまえばよく、「刀禁止」も「飛び道具禁止」も「仕手禁止」も終盤は存在しない。
他のジョブに比べて格段に動きやすく、ジャッジの中立性に疑問を抱かざるを得ない。
自軍で使用できる全ジョブ中唯一、移動とジャンプの両方が4である。
この機動力と剛弓の長射程により、非常に広い範囲の敵を狙うことができる。
回避も65と高く、育てきった後の最終ジョブとしても極めて優秀。
FFTA2
チェンジには前作の条件に加え、序盤のサブクエスト「アサシンヴィス」をクリアする必要がある。
前作では他ジョブの存在価値を奪いかねない存在だったが、今作ではスピード以外の成長率が大幅にダウン。
育成にはまともに使えないジョブになった。しかしアビリティの強さは相変わらず。
息根止や封印は精神統一の弱体化により少し有用性が落ちたが、HP消費アルテマシアーは鬼。
- 移動力や回避率などの基礎ステータスも優れているので、育成用ジョブの座こそ失ったものの、ヴィエラの最終ジョブとしてはまだまだ健在。
特にジャンプが素で4あるのはアサシンとレンジャーだけ(移動とジャンプの合計が8、という括りならエアレスも)である。 - 今作にはカムダンもあるため、息根止や封印はやはり強力。
おたから盗みのお供にも封印習得アサシンは最適である。
ただ単にアサシンの育成力が弱体化したと言うよりは、
「アサシンの成長率が器用貧乏になった」+「他のジョブでも十分にスピードを成長させられるようになった」
という全体的な調整が入ったと言ったほうが正しいか。
特に「ステータス吟味さえ頑張れば、他ジョブでもアサシンと同等にスピードを成長させられる」点は大きく、吟味が面倒でないならば、スピード以外パッとしないアサシンで育てるメリットは特に無くなった。
クラン加入時の初期ステータスは相変わらず全ジョブ中最高のスピード特化型。
ただその代わり他のステータスが若干低めで、成長率の平凡さも相まって、高レベルで加入させるには微妙。
超低レベル攻略を行っているならば加入を狙っても良い。
- Lv.3で加入させてスナイパーや召喚士で育てれば、スピード・攻撃力・魔力のカンストが狙える。
- ただそういうプレイだったら他の初期ジョブでもできる。
むしろスピード以外の初期ステータスは赤魔道士あたりの方が優れているので、どうせ育成頑張る気があるならスピード以外の能力も高いジョブを狙った方がオススメではある。 - まあLv.3アサシンがスタートでも攻撃力MAXは十分達成可能なので、この辺りはお好みで。
- ただそういうプレイだったら他の初期ジョブでもできる。
SOPFFO
最上位ジョブの1つ。
FFB
ギャンブラーLv10以上+忍者Lv15以上で取得可能な上位ジョブ。
得意アビリティは力・技、得意武器は刀。
- 曲芸士ならまだわかるが、なぜ条件にギャンブラーがいるのかがわからん。もっと関連性のあるジョブにすればいいのに。
見た目はシャドウっぽい黒ずくめの衣装。
そのため本家忍者よりも忍者っぽい。
FFRK
シャドウのジョブ。
メビウスFF
絶命の苦痛は一瞬、そして永遠の安らぎ。
HPは低いが、ブレイクとクリティカルに特化する。 敵を窮地に立たせ、必殺の一撃を狙う。
レンジャー系ジョブの1つ。エレメントは火水土。
必殺技は「アサシネイト?」。