リリスの名にちなんで、HPまたはMPの吸収に関連した効果を持っていることが多い。
→武器/【リリスロッド・ゼータ】
→アクセサリ/【リリスのロッド】
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
表記は「リリスロッド」。
黒魔道師のジョブ熟練度を99にすることで、伝説の鍛冶屋から入手できるマスターアイテム。
故に、装備可能なのは黒魔道師のみ。
攻撃力110、命中率90%。知性+20と爆発的に上昇し、アイテム使用でデスを発動できるロッド。
発動する魔法が微妙なだけで能力値補正の方は優秀。黒魔はレベル99でも素の知性は71止まりなので、黒魔の知性をカンストさせるためにはむしろ必須装備。
売値は1ギル。
形状を敢えて表現するなら、「緑色の蝙蝠の羽根の付いた白蛇」を模した感じのロッド。
FF4
初登場。攻撃力23、命中率10%のロッド。知性+5の装備補正値が付く。
ブラッドソードなどと同じHP吸収効果を持っている。
名前の通りリリスが超低確率でドロップする。
シナリオクリア中に取っても使い道は無いので、コレクターアイテムとしての価値しか無いだろう。
リディアとテラとパロムとフースーヤが装備可能。
リリスの出現率そのものが低いのにレアドロップと言う、凶悪な極レアアイテム。
- 時期が終盤でも問題ないなら、アラームを推奨する。
アイテムとして使うと、長いターン待ち無しでアスピルが使える。
尤も、アイテムだと威力は固定なので大して吸える訳ではないが、モンスターによっては40~50近く吸えるので、持っておけばエーテルはほぼいらなくなる。
早い内からリンゴ集めのついでに狙うのもそうそう悪くはない。
- 早い段階で入手できれば、テラのMP不足解消ができるため、役立つ時期もある。
- オートレベルアップを利用して狙ってみたが、パラディンセシルのレベルが60になるまで粘っても出なかった…
命中率は10%と、各種矢を除けば全武器中最低。
ブラッドランスのように対応策もないので、吸収効果はまず活用できないだろう。
地味にアンデッド特効を持つが、吸収効果を反転させるアンデッドを殴ったところで痛い目を見るだけである。
売値は550ギル。
FF4イージータイプ
イージータイプでの名前は「まじょのロッド(魔女のロッド)」。
リリス自体はそのままの名でイージータイプにも登場するのだが、なぜかこちらのみ名前が変わっている。
- 戦闘画面でのリリスは武器など何も装備していないからだろうか。
FF4(GBA版)
GBA版ではラミアクイーンも落とす。
月の遺跡によく出る敵なのでSFC版よりは手に入りやすくなっている。
- しかもスロット3で手に入る。
FF4(DS版)
アラームを店買いできるので、リリスと遭遇するのが簡単になり入手しやすくなった。
リリスは銀のリンゴをスロット2に持っている唯一の敵なので、周回用のリンゴ集めで乱獲されやすく、気がついたら幾つか所持していたということもあるだろう。
- リリスのドロップ率は5%。従来までに比べれば遥かに落とし易い。
攻撃時のHP吸収能力が何故かカットされてしまっている。
物理型のポーチカなら使い道があっただけに残念。
- 恐らく命中率が大幅に上昇した影響かと。
攻撃力18、命中率80%に強化されたので、武器としてもそこそこ使える。
ステータス補正は知性+4に減少したが、今作の仕様上、種族特効が種族耐性も兼ねられるようになった。
加えて、なげるに対応するようになった。
FF4TA
リリスがドロップするレアアイテム。
殆どのフリーシナリオで出現するため、銀のリンゴ狩りをする際に運が良ければ手に入るかもしれない。
一応終章後編でも深層部のラミアクイーンがスロット3と比較的高確率で落とすため、コレクション目的でも無理してフリーシナリオ中に粘る必要はないのでご安心を。
FF5
次元の狭間の森エリアの宝箱から入手できるロッドで、同じ森に出現するファルファレッロからもたまに盗むことができる。
攻撃力は30あるが、敵を攻撃してもダメージを与えることはできず、代わりに踊り子の色目と同じ効果を与えることができる(対象がモンスターの場合のみ)。
また、攻撃命中時に一定確率(25%)で黒魔法「アスピル」が追加発動する。
装備すると魔力が3上がるという特典もあるが、ウィザードロッドに出番を奪われがち。
- バハムートとか無属性魔法好きにはこれだな。
- ものまね師ならブラッドソードが装備できないため、ウィザードロッドとの二刀流もあり(裁きの杖という手もあるが)。
「たたかう」等なら敵の行動を遅らせるついでにMPを補充できるので、魔道士(系ものまね師)との相性はなかなか良い。
GBA版までは、アスピル発動時は色目も同時に発動している。
二刀流ファイナルアタック封じが有名。
二刀流右手リリスのロッド+左手ダメージで剣の舞を行うとボスのFA封じになる。
剣の舞のカウンター判定が一撃目だけであり、その一撃目が色目ボス無効によりミス扱いとなるため。
- SFC版、GBA版エクスデス(次元の狭間)でFA封じを確認。
この現象自体はボス系耐性持ち限定のカウンター封じ。
竜の口づけを敵に使えばどんな敵でもボス系耐性を与えて、FA含むカウンター封じのコンボになる。
SFC版デフイーターに竜の口づけ→右手リリスのロッド二刀流踊るでFA封じ確認。
同様にGBA版アイアンクラッドでカウンター封じを確認。
追加アスピルをダンシングダガーのミステリーワルツと比較した場合、
発動率が高いこと(ダンシングダガーは1/8)・いろめ含めて魔法攻撃なので睡眠や混乱等を解除しないこと・敵を絶対倒さないのでやり直しが可能なのが長所(最後は短所にもなるが)。
逆にミステリーワルツは「必中」なので、高魔法回避率の敵にも当たるのが長所。
ロッド系の例に漏れず、リフレクした相手を殴ると反射され、色目の効果が反射後の対象に飛ぶ。
- 単体敵と戦闘中、リフレクをかけた味方を殴って敵の行動が1ターン遅れになったのをGBA版で確認。
売値は1500ギル。
FF5(iOS/Android版)
味方を殴った場合も「色目」が発動し、ドキドキさせて1回休みにさせる効果が発動するようになった。
- リリスのロッドで味方同士殴り合っている光景を想像してドキドキしてきた…。
- ちゃんと味方にもハートが飛んで「ドキドキしている」の表示が出る。
バッツでムフフするも良し、タイクーン姉妹でキャッキャするも一興。
- ちゃんと味方にもハートが飛んで「ドキドキしている」の表示が出る。
色目が反射されずリフレクを貫通するようになった。
スマホ版はFA封じ全般が仕様的に不可能なっている上、「二刀流右手リリスのロッド剣の舞」によるカウンター封じも出来なくなっている。
色目自体は魔法回避無視・レベル差無視・成功時カウンター封印にスマホ版から強化されている。
その代りアスピル発動時は色目が発動しなくなっている。
FF11
あるクエストで戦う敵がまれに落とす片手棍。表記は「リリスロッド」。
この武器で殴ると「対象のMPを吸収する」追加効果が発生する。発動率、吸収量とも比較的優秀。
なお、FF11以降の作品では、表記が「リリスロッド」となっていることが多い。
詳細はこちら→リリスロッド
FF14
表記は「リリスロッド」。
黒魔道士の装備可能な両手呪具。古の英雄ゾディアックブレイブが用いた「ゾディアックウェポン」の一つ。
スターダストロッド・ネクサスからなる。
なお、リリスロッドを完成させたのち、さらに強化クエストを進行することで「リリスロッド・ゼータ」へと進化する。
なお「リリス」は異界の大妖異で、このロッドはそのリリスが振っていたもの(を模した)とされる。
リリスの血族が黒魔道士寄りの力があるのは、この辺が由来かと思われる。
詳しくはこちら→リリスロッド
FFTA2
表記は「リリスロッド」。
回避+2、スピード+4のロッド。裏魔道士が「レベル5ヘイスト」を覚える。一品物。
ほりだしもの「すすけたロッドA」(知のセフィル、ミシディア合金、魔力の果実)で手に入る。
吸収系を覚える訳でもなく、リリス要素が全くない…。
スピードの補正がかなり大きいのでそれ目当てでの採用はあり。
DFF
ゴルベーザの専用武器。性能はロッドに準じたタイプ。
装備レベルは50以上で、魔法ダメージと激突HPダメージを10%強化してくれる。
しかし何故にリリスの?
- FF4に初登場した武器だからかもしれない。
ウィザードロッド、ルビー×3、破壊の破片×2と15460ギルでトレード可能。
DDFF
前作同様ゴルベーザの専用装備。性能はロッドに準じたタイプ。
装備Lv30以上、HP+376、BRV-84、ATK+40、DEF+2、ダメージ+5%。
ウィザードロッド、ヒヒイロカネ、魔人の想い×5、61000ギルでトレードできる。
DFFOO
フースーヤ
「リリスのロッド【IV】」。☆5の杖。
フースーヤの相性装備で、相性性能は「見守る月」。
装備時の性能(+相性)は下記。
Lv | HP | 初期BRV | 最大BRV | 攻撃力 | 防御力 | 最大CP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 117(+23) | 53(+10) | 450(+90) | 154(+30) | 50(+10) | 15 |
相性性能「見守る月」により、『スピリットブラスト』使用時、以下の効果が発動する。
- BRV威力アップ。
- 「せいしんは」の期間延長。
クルル
「リリスのロッド【V】」。☆5の杖。
クルルの相性装備で、相性性能は「希望の萌芽」。
Lv1時の性能(+相性)は、HP+128(+25)、初期BRV+53(+10)、最大BRV+463(+92)、攻撃力+145(+29)、防御力+55(+11)、最大CP+15。
相性性能「希望の萌芽」により、「希望の光」のBRV加算対象が全体化し、行動負荷がダウンする。
さらに「希望の光」による属性弱点ダメージアップの効果も全体化し、期間が延長される。
加えて「希望の光」使用時に自身に付与される攻撃力小アップの効果期間も延長される。
PFF
レア3のロッド。
最大まで強化して力+47、知性+35。
ガードロッドからなり、星屑のロッドに進化する。
FFRK
ロッドとして複数の共鳴作品のものが登場している。
- 「リリスロッド【III】」
レア5。FF3共鳴。
アルクゥの閃技「天に捧ぐ詠唱?」付き。修得ボーナスは精神+10。
Lv20時のステータスはLv 攻撃 魔力 精神 命中 20 55 100 146 95 - 「リリスのロッド【IV】」
レア3。FF4共鳴。ステータスは下記。()は共鳴時。 - 「リリスのロッド【V】」
レア5。FF5共鳴。
単体に炎属性魔法攻撃をし、中確率で混乱状態にする効果の共通必殺技「おにび」付き。
FF5イベント「ビックブリッジの攻防」で2015/5/22に追加された。 - 「リリスロッド【VI】」
レア6。FF6共鳴。
ゴゴの覚醒奥義「ものまねリピート?」付き。修得ボーナスは攻撃力+5、魔力+5。
2020/11/30、FF6イベント「反旗翻す砂漠の王国」装備召喚で追加された。 - 「リリスロッド【VIII】」
レア7。FF8共鳴。闇属性強化【小】の効果を持つ。
アルティミシアのシンクロ奥義「アビス・アトラクター?」付き。
Lv30時のステータスは2020/12/29、極フェス第2弾装備召喚で追加された。Lv 攻撃 魔力 精神 命中 30 85 204 90 95 - 「リリスロッド【IX】」
レア7。FF9共鳴。風属性強化【小】の効果を持つ。
エーコのシンクロ奥義「ブレスホーミング?」付き。
2021/5/30、FF9イベント「生きることの大切さ」装備召喚で追加された。 - 「リリスロッド【X】」
レア8。FF10共鳴。闇属性強化【小】の効果を持つ。
シーモアのオーバーフロー神技「神威・シーモア?」付き。
2023/3/3、「ラビリンスダンジョン(FFX)」装備召喚第1弾で追加された。 - 「リリスロッド【XIV】」
レア5。FF14共鳴。炎属性強化【小】の効果を持つ。
パパリモのバースト超必殺技「エノキアンファイジャ」付き。修得ボーナスは魔力+10。
ステータスは下記。()は共鳴時。FF14イベント「暴虐の嵐神」で追加された。Lv 攻撃 魔力 精神 命中 1 35(51) 93(120) 49(62) 95 20 55(107) 127(215) 66(109) - 「リリスのロッド」
レア7。Job共鳴。
ウララの閃技「連閃・ウララ?」付き。
2023/6/23、「爆フェス(2023)」第1弾で追加された。
FFEX
ロッドの1つ。
FFBE
ロッドの1つ。魔力+60、ドレイン使用可能。
FF4イベントダンジョン「バブイルの巨人」の「超級探索」の初回クリア報酬として入手可能。