FF12
FF12のラスボス。
敗北したヴェイン(ヴェイン=ノウス)にヴェーネスが融合し、
空中要塞バハムートの機械や鉄片を寄せ集めて巨大な鎧とした形態。
- 人間と神々のコラボレーション。
ヴァンら貧民層にはとても真似出来ぬ、セレブならではの究極奥義である。
ヴェインはラーサーの邪魔者の排除が、ヴェーネスは神の歴史を終わらせるのが目的。
二人の目的はすでに達成されており、死ぬために戦っている。
その姿はバハムートを模していて、メガフレアなどの技を使用してくる。
ライフゲージが確認できないため、行動パターンでHPを確認する必要がある。
防御力が高くかなり固い。
HPが一定量減る度に攻撃力と防御力を強化して、
カタスト、バマジク、絶対防御、貫通魔法、ディバインソード、アセンションを使う。
通常攻撃のダメージは1000ほどだが、範囲攻撃技が大変豊富で、ダメージ1000ほどのものから2200くらいの大技まである。
途中でアグレッサーと連続魔を使うため、通常攻撃と魔法のチャージ時間は0秒になる。
この状態になると、大技を受けてからコンマ数秒後に通常攻撃・範囲魔法が飛んでくるため、この合わせ技に耐えられないと辛い。
- 大技で受けたダメージの回復は、チャージ時間0秒のアイテムでも間に合わない。
(チャージ完了後に効果が表れるまでタイムラグがあるため)
大技が飛んでこない間でも通常攻撃・範囲魔法を数秒間隔で繰り出してくるため、この攻撃スピードの速さが最大の脅威と言われる。
単純にボスのスペックとしては歴代で見ても上位クラスのため、Lv50未満で挑むと結構な苦戦を強いられる。
しかし上位Sランク~下位Hランクモブ程度の強さなので、ナブディスの隠しショップクラスの装備とバブルを持っていてLvが50を超えていれば大して苦戦はしないだろう。
バブル(かバブルチェーン)とライセンスのHP+500があるとLv45程度でもHPが6000に達するので、入力と行動が遅れなければわりと楽になる。
超瀕死連撃やデルタアタックで絶対防御前に押し切ることもできる。
残りHP60%未満から一気に削った場合、「連続魔>フェイス>バマジク>アセンション>アグレッサー>ブレイブ>カタスト>ギガフレアソード>絶対防御」の確定行動になる。
アセンションを食らうと瀕死攻撃役が死んでしまうので、その前のバマジクの段階で控えに下げる。
(ただし連続魔>フェイス>バマジクの間に4万6000以上のダメージを与える。)
アセンションをやり過ごしたら、ギガフレアソードを撃たれる前に約9万2000ダメージを与えて撃破。
タイムアタックでは、この一連の流れが基本戦術になる。
- 順番待ちによる妨害を繰り返せば、相手が物理や魔法を無効化する前に撃破することも可能。
聖属性以外の耐性は特に無いので、聖属性以外の強化攻撃が有効。
ヴェインは敗北を認めており、ヴェーネスは不滅なる者・オキューリアが支配する時代の終焉という目的を達成した。
ヴェーネスはヴェインに「共に行こう」と言う。
ヴェーネスは神々の支配する時代の終焉と共に自らも消え去るつもりだったのかもしれない。
↑「共にゆこう」と平仮名で表現されているからおそらく「行こう」「逝こう」がかかってる。
- オキューリアの支配という言い方は語弊がある。
シド達にとっては支配と呼べるが、アーシェ達にとって支配者はオキューリアではなくシド達。
世界を支配する存在を一意的に見つけられる世界観ではない。
またヴェーネスの目的が本当に達成されたのかどうかは、かなり怪しい。
後世、オキューリア絡みの事件が起こる可能性がアルティマニアΩにて示唆されている。
いろんな憶測があるが、戦いに敗れ責務を果たせなかったヴェインを慰めた線が一番無理がない。- 後世にオキューリアが絡むらしいとは言え、他のオキューリアが破魔石に替わる干渉手段を見つけたかもしれず、それはヴェーネスからしたら未来の話。
現状では『世界はもはや不滅なる者を必要としない』とし、ここまで命を懸けてくれたヴェインの最期に自分も付き合うことにしたと。
ヴェイン・シドという世代を超えた関係だけでなくヴェーネスとの種族?を超えた三者の強く深い関係が見えて自分は感動したものだが
- 後世にオキューリアが絡むらしいとは言え、他のオキューリアが破魔石に替わる干渉手段を見つけたかもしれず、それはヴェーネスからしたら未来の話。
- プレイヤーにはオキューリア族打破の可能性を見せている。
ギルヴェガンの肉体が失われていれば打倒は可能なのだという。
尤もオキューリアの支配はアーシェらには問題ないものであったためか役立たれることはなかったが。
その一方でヴェインもまた、ラーサーが力を示したことによってラーサーに未来を託すのと同時に自らを踏み台にした節も見られる。
・ヴェーネスの目的はオキューリアによる世界への干渉からの開放。ヴェイン・シドも同目的
・オキューリアの目的は離反者ヴェーネスの抹殺
・アーシェらの目的はアルケイディアとロザリアとの全面戦争の回避
オキューリアの2勢力に対し、アーシェら一行はオキューリア関係なくスケールが違うとこで戦ってる。
ヴェーネスが半ば諦めたようにヴェインと心中するように見えるのは、彼の真の目的が破魔石破壊からその力をもってヴェインらとオキューリア自体を消滅させたかったのではないか。
(だからヴェインが「君の願いは別の人間に託してくれ」と告げる)
それが達成できた後は自身も干渉することなく消えるつもりだったが、ヴェインがアーシェらに敗れたことで「干渉は切る」という最低限は達成できたから一緒に消えることにしたと。
- ヴェーネスが真の目的は達成できなかったと考えると、オキューリアは干渉手段を失っており、アーシェらは全面戦争を止めただけなので、シニカルに見れば結果的に3勢力とも得しない最終決戦になってるのが面白い。松野節だなぁと。
(結果的にラーサーの計らいでアーシェはダルマスカ復興という目的(偉業)を達成できたが)
「野心ある人間が異形の力を用いて怪物と化す」という松野ゲーによくある設定を踏襲している。
- 足場の外周をぐるぐる回る点で『ベイグラントストーリー』のギルデンスターンを思い出させられた。
あれも野心ある人間が異形の力を用いて怪物と化した例だったね。
原型はある程度留めているが、既に自我は無さそうな所も似ている…と思う。
ケフカやら皇帝やら原型をとどめない姿に変貌するラスボスが多い中、この人は顔だけは本来のまま。
- 外見は機械の羽を複数生やした天使。
- 各種大技の発動時は雄叫びをあげるのみでセリフはない。
ヴェインとしての人格が残っているかは不明。
召喚獣を6体以上倒していた場合、倒した数に応じてステータスが上昇する特性を持っている。
しかしその上昇量は微々たるもので、一番肝心なHPには影響しない。
上げるならもっとガーンと上げればいいのに。ラスボスなんだから。
- ゾディアックジョブシステム版ではストーリー外の召喚獣の撃破によるステータス上昇が恐ろしい事になっている。
- 召喚獣を6体以上倒していた場合の能力値上昇量
- オリジナル版
5体を越す1体につき、攻撃・防御・魔法防御・スピードが+2 - インターナショナル版
5体を越す1体につき、ちから&魔力+4、攻撃&スピード+2、防御&魔法防御+5
- オリジナル版
- 召喚獣を6体以上倒していた場合の能力値上昇量
彼の使うムービー付きの技はどれも「おいおいバハムート壊れちまうよ…」と思うような技ばかり。
これも一応「友の残した力」なんで大切にしてあげて下さい。
北米版ではThe Undying である。
「破壊するもの」「時を喰らうもの」に続く「~もの」という抽象的な呼び名を冠するラスボス。
- 雑魚やボス、隠しボスとしては割といたが、ラスボスとしてはFF初である。
- 余談だが、スクエニ作品としてはFF12の3ヶ月後に発売された『ヴァルキリープロファイル2』のラスボスも「破滅を求める者」であり、人間と神の融合という点も似通っている。
元はエニックスのシリーズだが、スクウェア側の影響を受けた……かどうかは不明。
FF12IZJS
貫通ホーリー、ギガフレアソード、テラフレアの威力が大きく上昇している。
特にテラフレアは3000近いダメージに強化されている。
通常版なら一撃で全滅しかねないほどのダメージだが、IZJSではこちらの能力も大きく上昇しているのでこれでも十分耐えることができるようになっている。
隠し召喚獣を倒したときの能力上昇幅が増えた。
ちからが上がるためテラフレアなどの威力も上がっていく。
しかし回避無視と連撃がないのは同じでこちらの強化量も大きいため、上位Hモブ未満の強さは変わらず。
もしもIZJSで強化された瀕死攻撃力UPと瀕死魔力UPがあれば強敵に変貌していたに違いない。
- こちら側は回復と補助魔法を同時に使えるジョブがほとんどいないのとケアルガの弱体化もあり、味方側以上にボス側の強化の方が大きく、無強化の状態でも難易度はかなり上昇している。
そして、プロテガ、シェルガ、ヘイスガが非売品になり、同時にバブルチェーンも非売品になり入手にはある程度の寄り道が必須になったのも難易度上昇を後押ししている。
逆にそれらを入手している様な寄り道プレイだと自然とアドラメレクやザルエラ、エクスデス辺りの召喚獣は撃破してボス自身の急激なパワーアップに貢献してしまっている公算が高い。
実際は、無印版からIZJS版における不滅なるものの体感的な上昇幅はDQ8のPS2版から3DSリメイク版へ至るラプソーンの上昇幅に匹敵する。 - 8体の隠し召喚獣を撃破して、最大強化時の不滅なるものの通常攻撃の威力はパイルラスタやキングベヒーモスなどのHランクモブや高位召喚獣より高くなり、ギガフレアソードでは10000近いダメージを喰らうようになる。防御力も78になり店売りしていないような強力武器でもロクに与ダメがでない。
ハッキリ言って最強召喚獣のゾディアークより強く、店売り最強装備程度だとかなりの高レベルでも辛い戦いになるのは必至。- 店売り装備でヘネ奥及びゾディアークやクリグラ突破してアルテマ討伐できるレベルのプレイヤーがこの程度に苦戦するとは思えませんが。
- 被ダメージ返し、回避無視も無ければ連撃も発生しない。オプションの追加も行動を伴って発生させるタイプ。
隙や弱みがかなり多いのであまり強くは無い。終盤の隠し召喚獣を倒せるならなおさら。
FF12TZA
引き続き、隠し召喚獣討伐によるステータス上昇値が大きい状態で登場。
隠し召喚獣を3体程度倒した状態であれば、レベル55前後である程度苦戦はすれど倒せるラスボスらしい良い難易度になっている。
8体全て倒した場合、通常攻撃で3000強、各種貫通ガ系魔法で2500前後、貫通ホーリーで6500強のダメージを与えてくる化け物になり、必殺技はアセンションで3000、ギガフレアソードで最大7000、テラフレアで最大9000ものダメージを受ける。
また、硬さも尋常でないレベルまで上がっており、店売り最強槍のホーリーランス(攻撃力91)で突いても300程度のダメージしか与えられない。
苦戦は必至だが、難関ダンジョンを突破しアルテマ、カオス、ゾディアークすら倒したプレイヤーなら必ず倒せるはず。
TFFCC
大モンスターとしてBMSに登場する。
TFBL
FF12のモンスターとして登場。
ミニマムでミニマム状態にしてくる。
メビウスFF
サポーターアビリティカードとして登場している。恒常カード。
名称は「不滅なるもの:FFXII」で、アビリティはアグレッサー。攻防を兼ね備えた優秀な一品。
不滅の存在を越えようとして過ちを犯した魔人です。