自らの属性・弱点を変える技。変わるたびに弱点を調べて弱点を突くか、
無視して物理攻撃で攻めるかはプレイヤー次第。
特定の攻撃に対してのみ強いバリアを張っている、ということなのだろうか。
- もともと属性に弱い体質だが、バリアを張ることで特定の属性以外弱点じゃなくしてると考えるのが自然か。
FF3
ハインとアモンが使う。バリアチェンジのパイオニアである。
火・冷・雷属性のうち一つが弱点になり、残りは耐性と吸収属性になる。
適当に攻撃していても3分の1の確率で弱点を突けるが、同確率で吸収属性に当たり回復されてしまう。
FC版3の学者は、この技を破るだけのために存在すると言っても過言ではない。
ハインには物理攻撃がろくに当たらないので、弱点狙いの属性魔法で対抗せざるを得ない。
一方アモンは普通に殴り倒せてしまうため、半ば無駄行動と化している。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
吸収しなくなった。
弱点・普通・耐性の3パターンなので、適当に攻撃しても押し切れる。(耐性は被ダメージ半減効果。)
そのうえハインにも物理攻撃が通るようになった。
バリアチェンジを一度も使わないうちに「ライブラ」をかけてみると・・・
「じゃくてんは、とくにない。」
一応ハインは全武器属性耐性を持つため、物理攻撃や弱点以外の魔法攻撃では効率が悪い。
無属性・精神無視の「地形」を使えばよい。
FF3(ピクセルリマスター版)
炎・冷・雷の内どれか一つが弱点となり、残り2つは吸収となる。
これら以外の属性は何も変わらない(使い手自身が元々耐性として持っているので、実質的に軽減扱い)。
召喚魔法はバリアチェンジを無視してダメージを与える事が出来る様になっているが、与ダメージ量は低いので期待するほどでもない。
FF4
カイナッツォとルビカンテは戦闘中に形態が変わるが、攻撃パターンだけでなく弱点属性も変化する。やってることはバリアチェンジに近い。
FF4(DS版)
ゴルベーザが使用する。弱点属性の攻撃を受けるたびに使用する。
ゴルベーザの場合さらにはオリジナル版の復活四天王と同様弱点以外の属性は全部吸収する。
よって、リディアが現れる前に伝説の剣で攻撃してしまうと、
リディアが最初に召喚するドラゴンのレディアントブレスは聖属性のため吸収されてしまう。要注意。
- 弱点・吸収に関与する属性は炎・氷・雷・水・土・聖・暗黒・風の8種類。
毒・吸収・回復属性には関与しないので、バイオ等なら吸収属性に関係なく使える。 - 「しらべる」使いのシドが抜けた瞬間に戦う事となる。
FF4TA
ブレインドラゴンが使用する。弱点以外を吸収する。
FF5
メリュジーヌが使用する。
弱点属性と吸収属性を切り替え、炎・冷気・雷のどれかが弱点になる代わりに、それ以外の属性は全て無効になるため弱点を調べなおす必要がある。
メリュジーヌは物理防御力が90と大変高いので、通常物理攻撃はまったく与ダメージを期待できない。
炎・冷気・雷のどれかが弱点になるときと、属性弱点がない時の4パターンに切り替わる。
弱点がない状態では物理防御力が0になるかわりに、魔法防御力が90にもなる。
どのパターンの場合も炎・冷気・雷以外の毒・聖・地・風・水属性はすべて無効となっている。
- 当然だが眠らせてしまえば形態は固定されるので、開幕の炎弱点の時に眠らせてしまおう。
万一バリアチェンジされてしまった場合は、現在のパーティで対処しやすい形態になるまで気長に待つ。
メリュジーヌの攻撃能力自体はそんなに高くないので、回復がちゃんとできていれば3人パーティでも負ける事は少ない。
この技が使われた時点で、別のパラメータ設定を持つメリュジーヌと入れ替わる処理が行われ、一回消えてすぐ現れるので見た目でも実際に入れ替わっている。
通常時とパワーアップ時で別のパラメータ設定を持っているツインタニアと同じ。
どの方向にスライドしたかと弱点属性は無関係。
SFC版でライブラ確認したところ、左にスライドしたが雷弱点になったり冷気弱点になったり、上方向にスライドしても冷気弱点(打撃が通じない)になったりとバラバラ。
メリュジーヌ自体は対処法がいくつもあるのだが、この技に関しては「無視する」「チェンジ毎に属性を調べる」の2択で、実質的に対処法が無いに等しい。
無効化したり隠れたりすれば大体なんとかなるFF5の特技の中では珍しい。
アルケオエイビスの形態変化も攻略本ではバリアチェンジと呼ばれる(NTT出版の完全攻略編で確認)。
しかし、メリュジーヌといい、アルケオエイビスといい、本作のバリアチェンジはあくまで形態を変えているだけで、他の作品とは異なる技と言っても過言ではない。
FF5(GBA版)
オメガ改も使ってくる。
最初(開幕チェンジ前の初期設定)はオメガ同様雷属性が弱点だが、以降はちゃんと確認しないと回復されるハメに。
- 戦闘開始と同時にバリアチェンジするので、本当にちゃんと調べないといけない。
バリアチェンジ後の属性は同じ弱点属性以外が選択される。戦闘開始と同時のバリアチェンジ前に設定されている雷属性弱点は、正宗とリフレク反射を駆使して最速で確認しなければわからないので、実質的に開幕は炎または冷気弱点となっている。
面倒ならレベルを上げて「魔法剣フレア」の「二刀流乱れうち」で。
「乱れうち」へのカウンターには「全回復」か「サークル」が発動するが、愛の歌によるストップ中なら乱れ撃ち専用含めカウンターが発動しない。
愛の歌を歌った直後に乱れ撃ちのコンボなら全回復もサークルも封印され、ロケットパンチやマスタードボムも発動しない。
2択な上に弱点属性を当てなければ使用しないので外れたら魔法剣を再使用すればいい。
FF5(iOS/Android版)
スマホ版のオメガ改は初期弱点属性が炎からバリアチェンジするため、実質的に雷または冷気が弱点属性。
GBA版スマホ版共にリターン後は弱点も初期設定に巻き戻る。
FF6
ナンバー024、マジックマスター、トンベリマスターが使用する。
ナンバー024は物理攻撃で、マジックマスターは無属性魔法で攻めよう。
トンベリマスターはスリプルで眠らせたら、あとは魔法攻撃で煮るなり焼くなりお好きにどうぞ。
全身が虹色に輝いて、そのあとフラッシュを放つという長めの演出。
- 虹色の色合で弱点がわかるというというのはデマ。
- GBA版ではその長さに拍車がかかり、1色ずつ5回輝いた後フラッシュ、になっている。
頻繁に使わないやつならまだいいが、マジックマスターはカウンターで使いまくるため、下手に攻めると戦闘時間が延びまくる…
FAのアルテマを覚悟して、できる限り短期で決着をつけたい。
本作では「手軽に使える無属性防御無視攻撃」がたくさんあるため、バリアを無視して火力で押す事も可能。
FF6(GBA版)
GBA版の追加ボスであるカイザードラゴンもバリアチェンジを行う。
内部的には前作5のアルケオエイビスのように、同じグラフィックの別モンスターと入れ替わっている。
時間経過でバリアチェンジを行い、5回バリアチェンジを行なった後に倒すと戦闘終了となる。
- バリアチェンジまでの間はクイックでスキップできるが、バリアチェンジを挟まなければ最終段階まで進めないのでちゃんと5回使わせる必要がある。
FF7R
久しぶりに登場。
だが、なんと使ってくるのはオリジナル版での変なモンスター代表の一匹ヘルハウス。
ラスボスのセフィロスも第3段階で攻撃魔法や弱点を変えてくる。
FF10
スフィアマナージュとヒュージスフィアが「ウィークチェンジ」という特技を使用する。
名前こそ違うものの、効果はバリアチェンジそのものである。
FF10-2
ゲル種族であるヒュージゲルとバリアブルゲルが使う。
炎、氷、雷、水属性を決まったパターンで吸収、弱点、無効もしくは半減に変える。具体的には
- ヒュージゲル(エンカウント直後は氷弱点)
炎:無効→弱点→無効→吸収→
氷:無効→吸収→無効→弱点→
雷:吸収→無効→弱点→無効→
水:弱点→無効→吸収→無効→ - バリアブルゲル(エンカウント直後は雷弱点)
炎:吸収→半減→弱点→半減→
氷:弱点→半減→吸収→半減→
雷:半減→吸収→半減→弱点→
水:半減→弱点→半減→吸収→
カウンターで使うわけではなく常に一定のため、それほど面倒でもない。
また、重力属性は無効だが聖属性、無属性は「相性なし」であり、そちらを使ってもよい。
よく見ると、上位種のバリアブルゲルは弱点と吸収以外の属性耐性が半減に弱体化している。物理無効による弊害か?
FF14
- ナンバーXXIVが使用していた戦闘ギミック。自身にバリアを付与し弱点属性以外の属性攻撃を反射する。
バージョンアップによってギミックが変更され、現在は使用しなくなった。