Medium02 - Love

Last-modified: 2015-10-03 (土) 11:44:59

Medium-Love

「バーチャルリアリティによるユートピアの創造と、バイオテクノロジーによる永遠のいのちと、新薬による幸福の維持と、人工知能による未来予測と、あとはそれらを管理するロボットがいればいい」
そうやってヒトは効率化を求め、完璧を求め、また愛から遠ざかる。ひとりで世界を完結させたとき、愛ほど不要なものはない。なぜなら性交で子孫を残す理由も、友情でなぐさめあう理由も、他者に仕事を依頼する理由もなくなるのだから。他者が関与する余地を残すこと、それが愛の鉄則だ。不完全さとは、ホモ・サピエンスであることの最後の証拠だ。だからあなたはたまらなく愛おしくなるのだろう、不完全なあのひとのことを。

 

VR空間に隔離されたユートピアが創設される
不老不死がバイオテクノロジーによって達成される
精神状態が薬によって完璧にコントロールされ、いつでも何をしていても幸福を感じることができるようになる
(まるでSF小説のような....)

未来予測が人工知能によって可能になる(予言レベル?)
マネージャー・ロボットが存在する(単純労働のみではない模様)

 

エネルギーとして観測された愛を発生・増幅させるには欠陥が必要
自分で何でも出来る完璧な人間には愛を感じない、愛を発生させることはできない

なんだかスピリチュアルな発言のように感じるが、未来では愛というエネルギーは物理学的に証明されている

ツイッターでは妖怪ウォッチの流行を指して『現代の子供たちはオカルトと友達になる』
と発言されている そのことからこのように未来は現代から見ると一種
オカルトのような社会になっているようだ