光属性って強い?
地形を選ばずスキルが使えて、純粋な火力と防御力が高いバランスで揃っています。
また、即死効果◆や最大HP増加◆、タワー建設◆、範囲補助◆といった特別な効果のカードが存在します。
一度破壊された防衛を復活させるキーワード効果「反魂」も擁しており、
前線・ホルダーどちらでも活躍できる汎用性の高い属性です
おいしい話だけじゃないよね?
戦場には光地形が存在しないためスキルを発動させるには下準備が必要となります。(方法は後述)
また何でもできる反面高コスト帯にカードが偏りデッキが重くなりがちです。
現在では攻防ともに3~4コストの実用的なカードが実装されました。
しかし、カード効果の多様化により、何でもできる器用さは今では闇属性に譲っています。
また、光属性の特徴である高火力、高防御や特別な効果のカードの多くはゴールド以上のレアリティであり、
それらのデッキを完成させるためには多くの資金が必要になります。
それって初心者には手が出せないんじゃ…
ゴールド以上のカードがなければ光属性デッキが組めなかったのは一昔前の話。
現在はカードの種類も増えて、シルバーにも便利で強力なカードが沢山あるのです。
でもゴールドよりは弱いんだよね?
たしかにゴールド以上のカードを贅沢に使ったデッキは派手で強力です。
しかし、光属性のシルバーカードは発動条件が比較的ゆるいものが多く、効果自体もシンプルで強力なものが揃っています。
また、4コストの軽量級が多く、場所を選ばず事故の少ない、堅実な"いぶし銀"のプレイを楽しむことができます。
光属性地形?そんなの無いんだけど…
上記にもあるとおりスキルを発動させるためには下準備が必要です。
以下に示すように幾つか方法がありますが、
中でも一番手軽なのはウィル・オ・ウィスプを使って強化状態『光の祝福』になることです。
- ウィル・オ・ウィスプを用いて強化状態『光の祝福』になる。
- セイント・ドラグーン、ヘビー・ドラグーン(混成デッキ向け)を防衛にセットする。共にレア度ゴールド。
- 聖のエレメント(使い捨て, 攻撃時のみ)を手札に持つ。
- 魔晶ウエポンを用いて強化状態『光の祝福』になる。(弱化状態時限定、要ウィル・オ・ウィスプ)
- ユニコーンを用いて強化状態『光の祝福』になる。(レア度ゴールド、サブ属性付与推奨)
どんなカードでデッキを組めばいいの?
まずはなんといってもウィル・オ・ウィスプを3枚。
次に防衛カードを3~5枚。
そして、ウィル・オ・ウィスプを手札に加えるためのカード(下記のリスト参照)を2~5枚が扱いやすいでしょう。
残りの12~17枚に攻撃やデバフを入れることになります。
一見防衛カードが少なく見えますが、ウィル・オ・ウィスプが防衛カードとして使えるので大丈夫です。
おすすめカードは?
以下がおすすめのカードリスト(シルバー以下)です。詳細はリンク先で確認してください。
(※)印のカードは光属性に加えてもう1つ地形条件を満たす必要があり、マップによっては使い難いので注意。
【おすすめ光攻撃カード】
- Acrolith
- コスト5。自身もダメージを負うが、光属性プラチナのアレクサンダー以上の高火力。
基礎攻撃力はコスト3相当の3300なのでクリティカルはあまり期待できない。 - Ullikummi
- コスト4。クリティカル時に2000の直接ダメージ効果。当然裸の相手には発動しない。
基礎攻撃力は3700と悪くない数値なので、効果が発動しない時でも使える安定性も魅力。 - トリックスター(※)
- コスト4。攻撃時に2000の直接ダメージ効果。同種カード(1)(2)と比べて破格の性能。
こちらは裸相手に5300ダメージが期待できるが、風地形を踏む必要があるので注意。
また、基礎攻撃力はコスト3相当の3300なのでクリティカルにはあまり期待できない。 - ディバインスレイブ
- コスト4。手札の光属性以外を山札に戻しつつ5000の火力。
手札に余ったウィル・オ・ウィスプを戻せるのでホワイトハンド・ゴーレムと相性がいい。
基礎攻撃力はコスト3相当よりちょっと高めの3500。 - ホーリーオーダー
- コスト4。手札に雷属性がある場合クリティカル率+20%。
基礎攻撃力も3700とそこそこで、Ullikummiと同様に効果未発動時でも使っていける。 - Archaic Chariot(※)
- コスト4。火属性を踏めば戦闘力が+2000されて5400火力となる。
火属性並の火力になるが、このカードが使える場面では当の火属性カードも使えることに注意。 - レディーバグ(※)
【おすすめ光防衛カード】
- ガーディアンビースト
- コスト5。1c以上所持していればシェルタドラゴン以上の防衛になる。
効果未発動でも3500は及第点。2ヶ国戦では最初から条件を満たせる優秀な防衛。 - ゴリアテ(※)
- コスト4。攻撃してきた相手に1000の直接ダメージを与える。
効果未発動でも3300は及第点で攻撃的なデッキに最適だが、水属性を踏む必要があることに注意。
採用を検討する場合、比較対象はむしろRiver Crabやアクアサーペントになるだろう。
【光属性以外で相性の良い手札交換カード】
- ホワイトハンド・ゴーレム
- 雷属性コスト4。割り要員をこなしつつウィル・オ・ウィスプを直接手札に引き込める。
闇属性番のスペルソウル・ゴーレムと違い防御では効果が発動しないが、窮余の場合は防衛にも使える能力値。 - ケンタウロス
- 風属性コスト3。手札を引き直す。定番の手札交換カード
- 魔晶アーマー
- 雷属性コスト5。手札を1枚捨ててクリティカル率アップ。防衛にも使える万能カード
- 魔人ベリアス
- 火属性コスト4。手札を1枚捨てて火力アップ。
- 統制者ハシュマリム
- 土属性コスト4。手札を1枚捨てて火力アップ。
【光属性以外で光属性を参照するカード】
- ライトニングコボルト
- 雷属性コスト3。光防衛セット時にクリティカル率+15%。
【その他の光属性以外で相性の良いカード】
- 魔晶ウエポン
- 雷属性コスト3。デバフで『光の祝福』を上書きされた際に役立つカード。
おすすめカードだけで組めばいいの?
それでも十分ですが、使ううちには色々な改良点が見つかることもあるでしょう。
使いにくさを感じた場合は、バニラや無属性の優秀なカードを入れればマイルドな性能のデッキになります。
安定させたいのが防衛ならシェルタドラゴンやプリン、攻撃ならウェアウルフやヘルハウンドなどを入れると良いでしょう。
もちろん、ゴールド以上の光属性カードを入手して強化していっても構いません。
初期デッキからはどんなカードが使えるの?
- シヴァ(氷)
シルバー以下の光属性デッキはウィル・オ・ウィスプでデッキの防衛カード枠3つが埋まるため、
基本的に防衛カードとしての採用になる氷属性の攻守兼用カードとはあまり相性がよくありません。
しいて挙げるならば、水地形の多い戦場で強力なカプリコーン。
将来的にセイント・ドラグーンを使う際に役に立つ古城の番人が採用できるでしょう。
- ラムウ(雷)
クリティカルに期待ができて防衛にも使えるバニラのアバドン、ブライ、
手札参照を必要としないクリティカル要員のアックスビークなどを育てておくと役に立つでしょう。
雷属性と光属性にはお互いの連携を前提としたカードが数多く存在します。
そのため、雷属性の手札を参照するバンデルクァールのようなカードも無理なくデッキに入るはずです。
いまの環境で安価な光属性デッキは通用するの?
2013年12月現在、光デッキは再び初心者にオススメし難いデッキになっています。
理由は流行の強化状態であるカバーリングへの対策カード(以下記載)が光の祝福に対しても有効なためです。
比較的簡単な対策としては以下のものが挙げられます。
- セイント・ドラグーン
- 無属性ゴールド。光の祝福なしでも光属性カードが使えるようになるが、防衛としてはさほど強くない。
- リュウグウ
- 光属性ゴールド。狙ったカードでの攻撃を防ぎ、ある程度の耐性が得られる。ウンディーネには無力。エンキドゥのような低コストにも弱い。
- ヴァナルガンド
- 光属性ゴールド。ギロチンテイルやデバフに耐性を持つ。ウンディーネとエンキドゥに弱い。
- ギザマルーク
- 水属性シルバー。ギロチンテイルやデバフに耐性を持つ。ウンディーネとエンキドゥに弱い。シルバーの中では高価。
- サブ属性の付与
- 最も有効な対策だがデッキ内全てに付与するには非常に手間がかかる。ただしユニコーンにサブ属性をつけることで光の祝福をつけられる(ギロチンテイルのような強化状態の上書きには使えない)
上記の対策はどれも初心者には難しいものです。
上記を避け、それでも光属性を使いたい場合は、次のように光の祝福に頼りきらないデッキ構築が必要となるでしょう。
使ってみたら思っていたより地味なんだけど…
光属性の特徴である大火力や堅牢な防衛は主にゴールド以上のカードに用意されています。
前述の通り、シルバー以下の光属性デッキは渋い動きのデッキになりがちです。
また、シルバー以下の光属性カードには他属性に似たデザインのカードがある場合が多いので、
もっと良いカードがないか、他の属性から探してみるのも良いでしょう。
【類似カード無し】
以上のカードは今のところ他属性に類似の効果が無いカードです。
シルバー以下でも光属性らしさを出したい場合は積極的に採用しましょう。
【火属性に類似カードあり】
- Acrolith
- ヘッジホッグパイ
- ハルピュリア
- ミニマムキマイラ、ホワイトムース、ファーヴニル
- グラゴノス
- ボム
- Skogs Fru
- ツチグモ、背徳の皇帝マティウス
- ガーディアンビースト
- ネクベト、ピュラウスタ、サハリエル
【雷属性に類似カードあり】
【地形参照サイクル】
- Archaic Chariot(火)
- ツチグモ、Wyvernpoacher Drachlox、グレネードなど
- イディージー(土)
- クロウラー、プリマドンナ、シルフ、ゾンビなど
- ゴリアテ(水)
- クラーケン、アクアサーペント、いただきキャットなど
- トリックスター(風)
- ジャンクバード、ハーピー、ディアトリマなど
- レディーバグ(雷)
- アックスビーク、サンダーパピーなど
特に地形参照サイクルのカードの採用を検討している場合、
そのカードが使える戦場では類似効果の別の選択肢があることに注意しましょう。
光属性デッキだからといって、全てを光属性カードにする必要はありません。
例えばコスト4のArchaic Chariotは一見優秀な火力カードのようですが、
火属性地形を必要とするため、このカードが使える状況では必ず火属性カードが使えます。
そして、火属性のコスト4には同じくらい優秀な火力カードが幾つもあるのです。
もし黒刃を使うならツチグモが、ブラッド・キャノンを使うならWyvernpoacher Drachloxが、
火属性との混合デッキならグレネードが、Archaic Chariot以上に便利に使えるはずです。
サンプルデッキ
コメント
- サブ属性を完備しない限り、シルバー以下の光デッキ(光を10枚以上含むデッキ)は組む価値が低い。光の祝福を使うリスク(ウィスプを引けない、ウィスプを使うコスト、余ったウィスプの処理、祝福を消される、他のバフが一切使えない)が、得られる攻守のメリットと吊り合わないためである。現状、歩兵デッキに勝る点は皆無。 -- 2014-01-09 (木) 14:06:17
- コメント機能を追加するならちゃんと「*コメント」を挿入してコメントだとわかるような体裁にしましょう。 -- 2014-01-09 (木) 17:16:21