アイテム/モンスターのキモ

Last-modified: 2024-03-18 (月) 19:58:53

一部の小型モンスターから剥ぎ取れる精算アイテムの一種。初出はMH3。

概要

  • モンスターから剥ぎ取られた、食材として利用できる内臓器官の一種。
    様々なモンスターから入手できるキモを総括して「モンスターのキモ」と呼ぶ。
    いずれも珍味として有名だが、刺身にして食べられるほど新鮮なものは
    ハンターへのクエストを通じてでなければ入手困難。
  • 現時点で「モンスターのキモ」を入手できるのは、エピオス、ナマズ型魚類、デルクス、そしてスクアギル。
    また、ある理由から例外的にジエン・モーランやダレン・モーランの口内から見つかる事もある。
    彼らから入手したキモは全て同一の名前で呼ばれ、同一の価格で取引されている。
    しかし、実は剥ぎ取ったモンスターによって味や香りなどは大きく異なるらしく、
    あくまで同じ名前で取り扱われているだけで、実質的には生肉などと同様にそれぞれ異なる味や質を持った食材らしい。
    • エピオスのキモは貴族の晩餐会にも登場する事がある一種の高級食材。
      基本的に水中にしかいないエピオスから入手するには
      水中で狩猟を行う(ハンターとしての)スキルが必須であり、入手できるハンターは少々限られてくる。
      エピオス自体は非常に臆病且つ非力なので、前提条件さえクリアしていれば入手は容易。
      ただし、エピオスの肉を狙う大型の水棲モンスターと鉢合わせてしまえばどうなるかはわからない。
    • デルクスのキモはエピオスのそれと比べるとクセが強く、特に香りは「強烈」だという。
      しかし、好きな人はこちらの方が好きらしい。まさしく珍味といったところか。
      によると、刺身に塩を塗してをお供に食べるのが最高に贅沢らしい。
      デルクスは獲物を求めて群れで出現する事もあるが、一個体の力は非常に弱く、
      しかも群れの仲間が攻撃されると逃げ出そうともするため、
      取り囲まれないように気を付ければ狩猟自体は難しくなく、相対的にキモの入手も比較的簡単である。
      ちなみに時々ジエン・モーランやダレン・モーランの口内からモンスターのキモが剥ぎ取れるが、
      これは遊泳中に誤食されたデルクスのものである。
    • スクアギルのキモは炭火で炙るも良し、甘辛く炒めるも良し、鍋で煮込むも良しの万能食材。
      あまりの美味しさに気付くとついつい食べ過ぎてしまうという人までいる。
      ただし、スクアギル自体は上述した二種と比較して格段に凶暴であり、小型とは言え狩猟には危険が伴う。
      万が一成体であるザボアザギルと遭遇すれば、下手をすればハンターであっても命の保証は無い。
      なお、ザボアザギルの段階まで成長してしまった個体からはモンスターのキモは入手できない
      (もしできた場合はそれはそれでハンターとしては困るところだが)。
    • ナマズ型魚類のみクエスト文中などから読み取れる概要が無いため、味や需要などの詳細は不明。
      後年、同種と見られるガライーバからも(ガライーバの)キモが採れるようになり、キッチン食材としても登場している。
      説明文によると「良質の脂肪が多量に含まれており、非常に美味」とのこと。
      ナマズ(≒ガライーバ)はエピオスと同じく水棲モンスターではあるが、
      近年では浅瀬にも生息が確認されており、調達は容易と思われる。
      しかし積極的に人を襲う習性の持ち主であり、狩猟には少々の危険が伴うだろう。
  • 以上のようにどれもとても美味しそうではあるが、同時に意外と入手には相応のリスクが伴う代物である。
    特にMH3(G)のプレイヤーにとってエピオスのキモはある出来事をフラッシュバックさせる事だろう。

余談

  • 「小型モンスターのキモ」と聞くと、一部の古参ハンターはガレオスを思い浮かべるかもしれないが、
    彼らから入手できるのは「魚竜のキモ」であり、モンスターのキモとは別物である。
    じゃあデルクスも魚竜のキモなんじゃないのかとか思わない様に。
    モンスターのキモはデルクス以外のモンスターから剥ぎ取れることもあるため、
    同一のアイテムとして一括りにしたかったからなのだろう。
    魚竜のキモも食材としての需要があるが、それ以外にも薬事的な需要もあり、
    さらにかつては武具の素材としても活用されていた(現在は武具素材としての需要はほぼ皆無となってしまったが)。
    因みにテキストには「魚竜の内臓。万病に効くとされる。」という見慣れない文章が記されている。
    あくまで魚類ではなく魚竜種のキモである。
  • 小型モンスターのキモという点ではホワイトレバーも同様である。
    また近年になってアプケロスの内からも価値が見出だされたが、
    扱いはアプケロスのキモであり、アイテム的には別物である。
    先の魚竜のキモといい、モンスターのキモという括りを見直すべきでは…。
  • 魚竜のキモやアプケロスのキモは薬効があると判断されているが、モンスターのキモは単純に食材のみの用途であるため、
    クラゲでも何でも、どのモンスターから剥ぎ取っても肉は「生肉」であるのと同じく、
    食材のキモは、魚だろうが魚竜だろうが「モンスターのキモ」という名称なのだと考えると合点がいく。
  • MHX(X)では、「キモ、キモ、キモ」という明らかに悪口なクエストがある。
    このクエスト、実は難易度がキモく、報酬も微妙でキモく、依頼クエストである点もキモいというある意味最強なクエストである。

関連項目

アイテム/肝
モンスター/エピオス
モンスター/ジエン・モーラン
モンスター/スクアギル
モンスター/ダレン・モーラン
モンスター/デルクス
モンスター/ナマズ