かつて存在したMHFにおけるクエストの分類の一つ。
G10以降は「その他のクエスト」に分類されている。
経緯については概要で述べる。
概要
- MHF-Gへのアップデートに伴って新たに登場したカテゴリー。
ギルドが目的別に特選したクエスト、という触れ込みである。
主に従来の期間限定クエストを整理・再分類したものであり、原則として常時配信されている。
- MHF-G6にてオーダークエストというカテゴリは無くなり、
従来のクエストに関してはハンターズクエスト内に再分類されるようになった。
また「狩人育成クエスト」「スペシャルクエスト」「狩猟技クエスト」、
凄腕では「剛種クエスト」「剛種適性試験」に専用のカテゴリが用意されているが、
それ以外の旧オーダークエストは全て「その他のクエスト」として扱われていた。
- なお、G6からはハンターズクエストをモンスター名やフィールドで絞り込めるようになったが、
旧オーダークエストはそちらからのリストには出現しないので若干不便だった。
G10にてHR/SR帯のクエストが大幅に整理されたので、このやり方での絞り込みは削除された。
クエスト検索画面から条件を指定した絞り込みは現在も可能。
- G10にて、旧オーダークエストがハンターズクエストから分離され、
呼び名こそ「その他のクエスト」だが、以前のオーダークエストにおける区分が復活した。
詳細項目
メモクエスト
- 武具の製法が記された秘伝の「メモ」を入手できるクエスト。
従来はハンターズクエスト扱いだったが、まとめられることで目的のクエストを探しやすくなった。
- メモは12種類あり、ネオジムメモとメルクリメモがもっとも需要が高い。
従来は「○○と秘伝のメモ」という名称だったが、
フォワード.2からメモの種類が大幅に増え、「(モンスター名)と○○メモ」になった。
メモの名称は受注可能なHR(最大3桁の旧HR時代)と同じ原子番号を持つ元素に由来する。
- G3から全てのメモクエストは確定報酬でメモが出るようになり、
通常報酬としても高確率で手に入るようになった。
かつてはフロンティアクエストにはネオジムメモ及びメルクリメモの確定クエストがあった。
特殊素材クエスト
- 上記のアルゲンを初めとして激個体が出現するクエストも多い。
素材目当てに限らず挑戦してみるのもいいだろう。
- クエストによっては狩猟対象が変更されたり、報酬の出現率が上方修正されている例もある。
ハンターの基礎火力の強化などもあり、総じて難易度は引き下げられている傾向にある。
もっとも現役で募集が飛び交っていた時代と比べると相対的な集めやすさでは単純に比較できない。
- G6アップデートにて「お得クエスト」と呼ばれるクエストが追加。
課金武具の強化に使う素材をまとめて入手できるクエストや、
剛力珠を入手できる「上位装飾品【剛力珠】」
(旧「家具屋とドクドク怪鳥」)がここに分類される。
いずれもG5まではイベントクエスト枠だったが、事実上の常設クエストだった。
装飾品Gクエスト
- 1つのクエストにつき1種類の特殊な装飾品の素材が手に入る。
通常の採掘や他のクエスト報酬では手に入らない貴重なアイテムであり、
これらから生産する装飾品は高いスキルポイントを持つ。
クエスト名は「集中珠Gと鎧竜」のように報酬とターゲットが一目でわかるようになっている。
- クエストは下位か上位のいずれかだったが、G10から凄腕も追加された。
上位の闘技場ドスランポス・ドスファンゴがいたり、
上位下位ともに錆びたクシャルダオラが常駐しているなど、
装飾品目当てでなくとも便利なクエストも用意されている。
HCクエストにも切替可能なので、目的に応じて上手に活用していこう。
- これらのクエストは、フォワード時代は期間限定のフロンティアクエスト扱いだった。
「衝撃」「脈動」「戦慄」という名称でシリーズ化され、HCクエストにしなくても特異個体が出現したため、
HCクエストを受注できないHR500(旧)未満のハンターにとっての腕試し的な面も持ち合わせていた。
G1で一旦削除され、代わりに「狙えG珠!」という、2~3種類の原珠が手に入る凄腕クエストが配信された。
ただしいずれも確定報酬ではないために収集効率は悪く、あまり評判は良くなかった様子。
ユーザーの声を受けてか、G2のアップデートでかつてのクエストがリファインされ復活。
さらにG3では「狙えG珠!」シリーズの方が削除されてしまった。
- G3にてフロンティアクエストに「砂竜の戦慄」が登場。新登場のG装飾品素材が手に入る。
以降もアップデートのたびに少しずつ「戦慄」クエストが追加されている。
かつてと同様、HCクエストにしなくても特異個体が出現する。
G3で追加されたクエストはGGにてオーダー枠に移行。それ以後についても同様である。
G10ではフロンティアクエスト枠が消滅してはいるが、新登場のG装飾品と思われるものは確認されており
(ゲーム内の「装飾品検索」で確認可能)、後にイベントクエストとして追加されている。
スキルカフクエスト
- スキルカフSの生産素材「カフの素」を入手できるクエスト。
かつてのハンターズクエストからこちらに再分類された。
クエスト名は「プーギーと僕・○○の項」となっており、○○には色が入る。
- すべて上位クエストであり、現在17種類のカフの素が入手できる。
イベントクエストや韋駄天クエスト専用のものはここでは得られない。
MHF-Gにて複数のカフの素が手に入るクエストが追加されたが種類は増えていない。
- 特に人気なのは火攻撃カフSA1(卯花)と耐震カフSA1(空)だろう。要求数に見合う働きをしてくれる。
また紫の項のガルルガは、場所が闘技場なのでHCクエスト連戦で人気。
長期イベントクエスト
- 大量の素材納品を必要とするクエスト。詳細はこちらを参照。
狩猟技クエスト
- クエスト内で各人がどれくらいPTに貢献したかを競う狩猟技クエストが受注できる。
一種の対人戦モードだが、勝っても特にメリットはなく勝敗記録も残らない。
ラスタの成績もプレイヤーと同じように評価されるので対CP戦も可能といえば可能。
さらに、ラスタすら引き連れないソロでの受注も可能である。
- ちなみに全て大闘技場でのクエストとなっているので、
対戦に興味が無くてもモンスターを効率よく狩るために利用するという手もある。
特に秘伝書育成ミッションの序盤ではお世話になる機会も多いはずである。
ただし通常報酬はやや少な目の上、HCクエストにはできない。
部位破壊報酬が目当てなら耐久力の低すぎる育成クエストよりも都合が良い場合が多いだろう。
以下に示すような狩猟技そのものの特徴もあるので注意も必要。
- BGMの狩猟技狂想曲は隠れた名曲。
たまには聞きに行ってみるのも良いだろう。
狩猟技演習
- クエスト分類ではないが関連が深いのでここに記述する。
狩猟技クエストを特定回数クリアすることで、通常のクエストも狩猟技演習に切り替えられるようになる。
狩猟技クエストのクリア回数が増えると、狩猟技演習が選択可能になるフィールドが増える。
(狩猟技演習のクリア回数はカウントされない)
狩猟技クエストとは異なりHCクエストで行うことも可能である。
- 現在のところ、狩猟技クエストを75回クリアすることで潮島までの全フィールドに対応する
(G級クエストには現状では対応していないので極海は例外。花畑以降は現状未対応?)。
結構な手間に見えるが、闘技場で下位個体のクエストならソロでもあっという間に終わるので、
フレを待つ間やデイリー消化や入魂のついでに進めておくといいかも知れない。
- 狩猟技演習に切り替えることで狩猟技クエストと同様のルールが適用される。
大きなメリットでありデメリットなのはホルクが付いてこなくなるということ。
火力が下がってサポートも受けられなくなるが、クエストによっては余計な攻撃が邪魔になることがある。
ホルクOFFで募集をかけたいとき(剛キリン柱ハメ、剛ヤマツ火事場極長槍PTなど)、
このモードをONにすることで、いちいちホルクをOFFにせずともホルクを置いて行ける、
誰かがホルクOFFにし忘れてリタするハメになるのを回避できるメリットはある。
なお塔で狩猟技演習モードを選択するには、狩猟技クエストを35回クリアする必要がある。
- もっともホルクを切れるというのは仕様を利用した小技といった程度であり、
基本メリットらしいメリットは存在しない。そもそも認知すらしていないプレイヤーも多いと思われる。
- また、フィーチャーウェポンの効果が発動しなくなる。
武器種によっては火力ダウンに繋がるので無闇な選択は避けたい。
狩人応援コースやブーストタイムの効果も発動しなくなる。
- ちなみに、狩猟技演習モードにできるクエストは区によって異なる。
入門区と自由区の場合はハンターズクエストのみだが、
交流区と求人区ではフロンティアクエストやオーダークエストも選択可能。
- なお、同様のルールで勝敗によって段位が付く狩猟技昇段試合というモードもあるのだが、
メリットが無い上に対戦相手が必須という関係上か相当の過疎コンテンツとなっている。
過去のもの
剛種クエスト
- 凄腕ハンターを対象とした、「剛種」と呼ばれる強力なモンスターを狩猟するクエスト。
かつては週替わりだったが、MHF-Gからは全ての種族が常時配信されるようになった。
- 一方、昔から存在していた期間限定クエスト側の剛種クエストでは、
お得な報酬のクエストが配信されるようになった。
部位素材が確定で手に入る「剥ぎの奥義」や、討伐の証が確定2枚手に入る「緊急依頼」などである。
また、新登場の剛種モンスターもしばらくの間は期間限定枠で扱われることになっていた。
- G10より、変種などのクエストとともにHR5(凄腕)のハンターズクエストにまとめられ、
クエスト分類としての「剛種クエスト」は無くなった。
剛種適性試験
- かつて存在していた、剛種クエストに挑むために必要な剛種チケットを獲得するためのクエスト。
詳細はこちらを参照。
狩人育成クエスト
- 若個体に挑戦できるクエスト。
若個体の仕様上弱いので、初めて見るモンスターの予習に最適。
剥ぎ取りや報酬で得られるアイテムは通常と変わらないが、レア素材は確率が下がっている…らしい。
シリーズクエストの○○を何頭狩猟、といった条件を満たすのに使われることも多い。
- MHF-G9より、入門区でプレイする初心者向けの主たる狩猟対象モンスターとして、
この狩人育成クエストがピックアップされるようになった。
そのため入門区では主に狩人育成クエストが受けられるように設定が変更されており、
同時に、元々あった「2名まで」という人数制限が撤廃され、クエスト名も変更されている。- なお、モノブロスのクエストは従来通り1人まで。
やはりどうやってもソロで挑まねばならないらしい。
- なお、モノブロスのクエストは従来通り1人まで。
- 当たり前といえば当たり前だが、HCクエストにはできない。
- アナザーターゲット報酬では既存のアイテムの上位版が入手できることがある。
万里眼の薬…大型モンスターの現在位置を25秒間エリアマップに表示
マーキングボール…ターゲットの現在位置を25分間エリアマップに表示
ヒエヒエドリンク…耐暑効果が15分間持続する
ピリピリドリンク…耐寒効果が15分間持続する- なお、これらはG10からはデイリークエストでまとめて入手可能。
さらにZ以降は、ほぼ常駐のイベントクエストとして登場している。
- なお、これらはG10からはデイリークエストでまとめて入手可能。
- かつてはメンテナンスのたびに追加され、週によって配信されるクエストに違いがあったが、
MHF-Gにて常時全配信されるようになり、さらに凄腕級クエストも追加された。
- G10にて削除。下位・上位のクエスト難易度(モンスターの体力など)がG10で大幅に緩和されており、
多くのモンスターが若個体並みに調整されたことによって、必要性が薄まったためとみられる。
スペシャルクエスト
- 簡単に言えば金策クエスト。2種類に分けられる。
- 逆襲クエスト
- 通常のクエストよりゼニーが沢山貰える金策クエスト。
人気なものは逆バサ、逆グラ、逆ガノなど。
- 金銀卵クエスト
- 報酬で金のたまごが確定で手に入るクエスト。
一定確率で追加の金のたまごや銀のたまごも手に入る。
逆襲と違い報酬頼みなので、PTでやっても減らないのが利点だが売却しても金額は少なめ。
どちらかといえば金策というよりも素材としてたまごが欲しいとき向け。
なお確定でもらえる金のたまごの個数は下位で2個、上位が3or5個、凄腕が5個である。
- オーダークエストではないが、勝ち猫からの挑戦状において全サーバーで一定数の入魂を達成した場合、
銀/金のたまご大量排出の「極!金銀卵シリーズ」が配信される。
- 常時怒り状態かつ通常の個体では繰り出さない新技を得た激個体を相手に、
高い報酬金とたっぽりに匹敵するHRP/SRPを得られる激昂クエストも、
かつては期間限定のスペシャルクエスト扱いで存在していたが、
現在では少なくともオーダークエストとしての常時配信はされていない。
お得な金策クエで知られた「逆ザザミ」も同様である。
- なお、オーダークエスト移設に伴い、HC化が可能になっている。
- G10にて削除。やはりゲームバランスの変化により「金策」の意味合いが変わったためだと思われる。