概要
- MHP2にて登場したダウンロードクエストの一種。
闘技場にて固定された装備・アイテムでモンスターに挑む、闘技場の延長のようなクエストである。
- 手に入る報酬は、MH4G以前は基本的には狩猟相手となるモンスターに対応したコインやチケット類だった。
- だが、どういう訳かMHX、MHXXでのチャレンジクエストは非常に報酬がしょっぱくなっており、
回復薬やこんがり肉などの消耗品類しかもらえない。
できればもっと良い報酬を期待したいところなのだが…。 - MHWorld以降は内容が過酷なものほど、報酬内容が良くなる傾向が見られる。
…と言ってもせいぜい、いにしえの秘薬やら金のたまごなどであるため、
苦労に見合う価値があるかと聞かれると若干疑問は残るが。
もちろん簡単な内容ならMHXの頃と同様、こんがり肉などしかもらえない。
- だが、どういう訳かMHX、MHXXでのチャレンジクエストは非常に報酬がしょっぱくなっており、
パーティチャレンジクエスト
- MH4Gにおいて2014年10月31日より配信されているクエスト。
- 今までの作品でいう訓練所と似ており、
目標のモンスターを決められた5タイプの装備・アイテムから選んで討伐し、
そのクリアタイムによってランク付けがされるというもの。
- 最大の特徴は4人で協力して挑むことであり、
これはMH4の闘技大会で2人までしか参加できなかった、という点を解消するものとなっている。
- しかし、大きな問題がある。それは人が集まりにくいことである。
実際に部屋を立ててクエストを受注し、待ってみよう。
ほどなく一人入室してきてこれで2人。
……ここから待っても待っても入ってきて受注するか以前に入室者すら現われないことが殆ど。
勘の良い人なら見当がついてるかもしれないが、何故そんな事態が起こるのかといえば、
4Gの闘技大会及び部屋検索機能の仕様のせいである。- 先の4の頃に「今回からは闘技大会は2人でやるもの」という概念がプレイヤーに定着した。
事実闘技大会のクエストは全て最大参加人数は2人までである。
では部屋を検索する側の人の視点に立ってみよう。
一覧には検索時点でのその部屋にいる人数が表示される。既に2人いることがわかる部屋を見て、
「ああ、この部屋はもう定員埋まってるのか。」とスルーするだろう。
実際に貼ってあるクエストは4人までOKのクエストであっても、
4Gの検索機能では外からでは、それがわからない。 - また、パーティチャレンジクエストは外からだと『チャレンジクエスト出発前』と表示される。
しかしこれは2人用のチャレンジクエストであっても同様に表示される。
つまりチャレンジクエスト出発前となっている部屋を見つけても既に部屋に2人いる場合、
「入っても定員オーバーか。」と結論づけてしまい、結果
4人集まることが非常に難しい事態となってしまっているのだ。
- 先の4の頃に「今回からは闘技大会は2人でやるもの」という概念がプレイヤーに定着した。
- 勿論、運が良ければ入室者も現われる。
しかし入ってくるハンターの装備やHRを見る限り、どう見ても初心者だったり地雷だったりで
まともな面子が揃うことはギルドクエストより遥かに高難度。
ちっとも人来ないし、この際初心者でもいいやとクエストに向かっても、
当然初心者交じりのPTで好タイムを出すのはとても難しい。
じゃあもう2人でやるかと出発しても、4人用のクエストを2人でやって好タイムを出せるほどあまい筈もない。
- そもそもチャレンジクエスト自体の需要が低い点も挙げられる。
通常の闘技大会をやるのは好タイムを残すこと以外に報酬を手に入れるためというのがある。
この場合の報酬というのは各種コインや剣聖のピアスなどの防具のこと。
チャレンジクエストでもコインは手に入るが、特別な防具が貰えたりはしない。
タイムに関してもチャレンジクエストの記録はギルドカードに載るわけでもないので、
良い結果を目指そうとする人が少ない。
しかし、特定のコインが欲しいが通常の闘技大会のクエストは難しいor使える武器がないので
クリアできないという人にとっては、チャレンジクエストが救済クエストとして役立つこともある。
例を挙げると、獣竜のコインGを手に入れるためには回復アイテムなしで極限状態イビルジョーを狩れという
ムチャクチャな要求をされるが、チャレンジクエスト13の怒り喰らうイビルジョーをクリアすることでも手に入れられる。
尤も、こちらのクエストもかなり難易度は高いのだが。- 一方でパーティチャレンジクエストにはそのような救済面は特に見受けられない。
現在、ウルクススとリオレウス(下位)・ババコンガとババコンガ亜種(上位)・ジンオウガ(G級)の
三種類が配信されているが、どのクエストも目につくような報酬は見受けられず、
確定報酬で手に入るコインも、他のクエストをしていれば自然と入手できるものばかり。
(ジンオウガ討伐で得られるクロオビコインGが確定で入手できるのは今のところこれだけだが)
- 一方でパーティチャレンジクエストにはそのような救済面は特に見受けられない。
- 以上の点からオンラインでパーティチャレンジクエストの部屋が立つことはめったになく、
せっかく4人で闘技大会ができるようになったのに空気同然と化してしまっている。
4Gの検索機能がもっとしっかりしたものだったならばこうはならなかっただろうが……。
どうしてもやりたい場合は気心知れた身内に声を掛けて部屋を立てるのが確実だろう。
- MHXでは検索機能が向上し、部屋名や部屋に入室できる人数の制限ができるようになった。
このおかげでたとえチャレンジクエストであっても部屋名で伝えれば何のクエか一発でわかるようになり、
入室人数制限によって部屋に入ったら既にタッグを組まれていて気まずい空気になることを防げるようになった。
これで部屋名を設定し、入室人数を4人までにしておけばパーティチャレンジクエストも日の目を見る……
と思っていたら今作ではパーティチャレンジクエストはついに配信されることはなかった。
前作であまりに需要がなかったせいなのかもしれないが、環境が整ってきた今作にこそ用意すべきだろう。
もっと言えば3人用のクエストなんかも用意するのも面白いかもしれない。
少なくとも4Gの頃よりは人が集まる筈である。
パーティチャレンジクエストとはなんだったのか……。
また4人で闘技大会に臨む日が来ることを願いたいものである。
関連項目
システム/訓練所 - MHP3以前の作品ではこちらに含まれている。
クエスト/モンハンフェスタ
ゲーム用語/ダウンロードコンテンツ