大型モンスターが稀に行う行動の一つ。水場の水を飲んで体力を回復する。
概要
- モンスターも生物であるため、命を保つには水分補給は不可欠である。
しかし、自分に敵意と武器を向けて戦いを挑んでくるハンター達の前で、
いきなり休憩がてら水を飲みだすほどモンスターは馬鹿ではない。
つまり警戒中、戦闘中ではモンスターは水を飲まないので、
水を飲むモンスターを目撃することは意外に難しい。- なお、水を飲んでいる間は攻撃で与えられるダメージが1.1倍に増える。
要するにゲームシステム上、水を飲む=食事である。
- なお、水を飲んでいる間は攻撃で与えられるダメージが1.1倍に増える。
- 初期シリーズの森と丘のエリア9が有名だろう。
戦闘中でもここに飛んでいったらほぼ確定で水飲みを開始するため、攻撃チャンス…と思いきや、
この森丘エリア9はカメラが通常より近くなって視界が悪かったり、そもそも異常に狭かったりと、
とてもじゃないが戦える環境ではなかったりする。せいぜい背後に爆弾を配置するくらいが精一杯だろうか。
更に未発覚状態で水を飲みだすとその後はゆっくりとエリア3方面に歩くという行動を確定で行うため、
別エリアで待機しようにも長く待たされて非常に暇である。
- グレアドモスは開幕演出としてオアシスの水を飲んでいる。
こちらに気付くまでは水飲みを続けるため、先手を取られることはまず無い。- グレアドモスに殴りかかると即座に反撃に移ってくるが、
攻撃前に閃光玉*1などで発覚状態にすると、軸合わせ→咆哮まで確定で行う。
タイムアタックを行う際などには有効なテクニックである。 - なお、グレアドモスは給水を行う際に全身を水に浸すという生態を持っている。
そのような設定があるにもかかわらず、ちまちまと水を飲む姿は若干の違和感がある。
- グレアドモスに殴りかかると即座に反撃に移ってくるが、
- ゼナセリスも開幕時には水を飲んでいる姿を見られることがある。
ただしこちらはグレアドモスのように最初から水を飲んでいる訳ではないため、
移動速度UP+2を発動、またはその効果を持つG級技巧武器などを装備して最速でエリアに乗り込むと、
水を飲み始める前に気づかれてしまうことが多い。
- 捕食システムが確立されたMH3からは、この行動が見られることは少なくなったが、
リオレイアとその亜種は水没林で水を飲むことが確認されている。
渓流に出現するリオス科飛竜も川で水を飲む姿が確認されている。
- MHWorldでは生態行動の一環として、様々なモンスターの水飲み姿が確認されている。
これらは「水場」に移動する関係で、普段そのモンスターが徘徊するエリア群から離れることがある。
「水場を求めてやってきた大型モンスター2頭が鉢合わせとなり小競り合い」という状況も発生し、
より現実の水場を思わせる展開も見られるようになった。
ただ、捕食行動とは異なり水飲みを行っても痕跡は残らないことが殆どである。
- MHRiseでもMHWorldと同様に生態行動の一環として
一部のモンスターが水を飲む様子が観察できる。
なお、寒冷群島では明らかに「海水」であるはずの水をがぶ飲みし始めるという
いろいろ大丈夫なのか心配になる行動に出るモンスターも存在する。
その他の類似行動
- クルペッコの食事行動(魚の捕食)は、遠目から見ると水飲みに見えないこともない。
また、タマミツネの捕食行動(こちらも魚)は遠目にも近目にも
ダイナミックに頭を水に突っ込んでガブ飲みしている姿にしか見えない。
普段の振る舞いが風流で優雅なだけに、ワイルドで粗野な意外性のギャップもそれはそれで魅力的とも言えようか。
- 水飲みではないが、水分補給によって回復を図るモンスターにはロアルドロス(亜種)がいる。
体の水分が抜けてくると、彼らは水中に潜ったり滝で水浴びをしたりすることで水分を補給、
体力とスタミナを回復させて再びハンターに襲い掛かってくる。- 水中戦がある作品で水中での水分補給をされた場合、多くの場合そのまま水中での戦いを余儀なくされる。
水中戦が苦手な人や不利な武器を担いでいる際には、この回復行動をなるべくとらせないようにしたい所。
- 水中戦がある作品で水中での水分補給をされた場合、多くの場合そのまま水中での戦いを余儀なくされる。
- ネロミェールは戦闘中や生態行動中に水を吸い寄せる行動を取ることがある。
大きな翼で水を掻き寄せるような動きを行い、それに口をつけて水を補充する。
この行動を行うことでネロミェールは「水纏い」と呼ばれる状態へと移行する。- 大技の行使などで水を失ったネロミェールは茶色い姿へと変貌し、肉質などが弱体化する。
水分の確保は彼にとって特に重要な要素であるといえる。
- 大技の行使などで水を失ったネロミェールは茶色い姿へと変貌し、肉質などが弱体化する。
- 水飲みとは少し意味が違うが、チャナガブルやナバルデウスなど一部のモンスターは、
水を思い切り吸い込むことで対象を攻撃したり、次の攻撃につなげようとしたりする。
例えば、チャナガブルは水を吸い込むことで獲物を丸呑みしようと目論み、
ナバルデウスは吸い込んだ大量の水を体内で圧縮し、激流ブレスという名前の強力な水ブレスを吐き出す。
バルラガルは地面に長い舌を突っ込み、水分を得た上で噴射する攻撃が存在する。
- MHWorldに登場したヴォルガノスは、生態行動としてなんと溶岩をガブガブ飲んでいることがある。
おそらくブレスの補給をしているのだろうが、インパクトのある絵面となっている。
- ハンターもホットドリンクやクーラードリンク、元気ドリンコなどの液状の飲料を接種する事はあるが
動作のモーションとしてはアオキノコやにが虫などの固形物を接種する時と共有のため
特筆して「水飲み」と呼べるほどの動きは見られない。
……かと思われるが、シリーズによっては食事の際にテーブルに付いた時に
アクションとして「飲む」と言う動作を通して見られる場合がある。
大抵の場合、呑むのは酒だが
他にも飲み比べや温泉ドリンクなど
モンスターも斯くやの勢いで「水飲み」するハンターの姿は随所に散見される。
結局、呑むのは酒だが- とか言ってたら、MHRiseではなんとお茶しか飲めなくなってしまった。
NPCのセリフに多数、酒が提供されていることを示すセリフがあるにもかかわらず、である。
- とか言ってたら、MHRiseではなんとお茶しか飲めなくなってしまった。
- 水は生命を維持するうえで絶対に必要なはずなのだが、
ハンターは一切水分を摂らずとも何ら問題なくクエストをこなせる。
それこそ、時間が無制限であるクエストに出掛けて、
リアル時間で数日、数か月、数年と活動し続けようとも、一切水分を摂らなくても平気である。
完全に生命の域を超越した存在である。