クエスト/邪王の怒りは天蓋を衝きて

Last-modified: 2024-04-28 (日) 09:24:04

MH4(G)で配信されたイベントクエスト

※2024年4月9日のニンテンドーオンラインサービス終了に伴い、本クエストは配信終了した
未受信の場合、受信済みデータとのローカル通信を行うことで受注可能になる。

 
作品クエストレベルクエスト種別目的地報酬金契約金獲得PT条件サブターゲット
MH4集会所★7討伐クエスト千剣山25200z2600z1800HRPHR8以上ダラ・アマデュラの背中破壊
 

概要

  • ダラ・アマデュラのステータスは全体的にあの千古不易を謳う王超える。
    真鎧玉をしこたま注ぎ込んだ剣士防具も一撃で葬る噛みつきとダラビームでハンターを粉砕してくれる。
    具体的には怒り時のなぎ払いブレス及び噛みつきは防御力700超でも即死になるため、
    これを安定して回避できなければ討伐は非常に難しく、またPTプレイでも迷惑を掛けてしまうだろう。
    もちろんメテオや他の攻撃もかなり痛い。慣れていても油断は禁物。
    基本的な戦闘パターンは千古不易を謳う王に準ずるので、詳細はそちらを参照のこと。
    • クエスト名に「邪王の怒り」とあるが、別に終始怒り状態だったりはしない。
      もっともダラ・アマデュラの場合、常時怒り状態だと平常時からメテオの数が激増し
      覇カムをも遥かに凌駕する凶悪クエストになってしまうことは想像に難くない。
      そのため、先の強化クエストでメテオの恐ろしさを知っていたプレイヤーからは安堵の声も聞かれたとか。
    • 攻撃力ばかりが注目されるがタフネスもかなりのものであり、
      上位武具はおろかまともなG級武具を用いてなお十分針を超えてしまうこともザラである。
      体感的にはほんの少しHPが下がったG級ダラ・アマデュラを相手にしているといっても過言ではない。
  • 千古不易を謳う王との大きな違いとして、サブターゲットがある
    しかもその内容は「背中破壊」で、千の剣よりも簡単。
    上位レベルで尻尾切断マラソンをするには少々部位耐久値が高いが、扇刃集めは配信前より捗るだろう。
  • 獲得HRPは1800ポイントで千の剣と同じ。強化個体なのに…。
    なお、千古不易を謳う王のHRPは2250ポイントである。
    それでも他の単体モンスター狩猟クエストに比べると非常に高いが、
    再三述べているとおり強化クエストであるため、HRP稼ぎには到底向かない。
  • ただ、EXリベリオン・EXライオットはリンク先の通りやや使い辛い性能であり、需要はさほどでもない。
    そしてクエストの回転効率では千の剣に負け、HRP効率では千古不易を謳う王に負けている。
    よってこのイベントクエストのメリットはサブタゲクリアまでの時間が早いという点になるだろう。
    ダラ・アマデュラのクエストとしては唯一高難度クエストではないため、常時受注できるのもポイント。
    • 巻きつき時と移動時に扇刃に猛攻を仕掛け、破壊が完了したらサクッとクリア、
      部位破壊報酬を回収して集会所に帰還すれば、いとも簡単に扇刃が手に入る。
      まだダラ・アマデュラの攻撃が控えめな時間帯に帰れるため、攻撃力の高さも気にならない。
      扇刃が足りなくなった時は活用してもいいだろう。
      また基本報酬として扇刃がでるので、他の素材とセットで狙う場合は討伐するのもアリ。
      G級のある今となっては多少の耐性向上も無視できるので、何かと用の多い尾殻マラソンに使うのも悪くない。

依頼文

  • 依頼人は毎度お世話になっている謎の赤衣の男
    MH4では黒龍紅龍を始め様々な古龍や危険なモンスターが登場し、
    過去作でお馴染みの依頼人たちも揃って登場したが、
    赤衣の男はリオス希少種同時狩猟クエスト「太陽と月が交わる刻」を依頼してきただけであった。
    MH4Gの発売も迫る中、イベントクエスト予告の見覚えのあるいかにもな文章を見て、
    「ついに来たか!」と喜んだ(?)ハンターも多いだろう。
    依頼文は以下の通り。
    謎の赤衣の男
    ハンター諸君、試練の時間だ。
    天蓋を衝く逸話の出現、蛇王龍。
    巨大な体躯を目前にして、
    人が抱くのは底知れぬ絶望か、
    それとも飽くなき闘志か。
    ハンター達よ、いずれかを選び、ここに示すがいい!
    いつも通りとしか言いようのない、尊大にして壮大にして挑発的かつノリノリな依頼文である。
    似たようなクエストの依頼文の軽い調子に比べると、実にそれらしい。

余談

  • クエスト名にある「天蓋」とは、仏像の上などに翳す傘状の装飾のこと。
    仏の上に存在することから、古代の宇宙観や天文学において「天」を指す語でもあり、
    「天蓋を衝きて」は「天を衝く(=怒髪天)」と同義と考えて良いだろう。
    • ちなみに、そこから転じてベッドの上や周りに取り付けられた、
      カーテンなどが垂れた屋根や箱の様な飾りのことも天蓋と呼ばれる。
      王侯貴族や大富豪が使用するような豪華なベッドなどを想像すれば分かりやすい。
      MH3のオンラインでかつて使えた、レベル3のゲストハウスのベッドも天蓋付きである。
  • クエスト名の「邪王」は恐らく別名の「蛇王龍」を踏まえた洒落だろうが、
    ダラ・アマデュラは外見や能力、作中の扱いのどれをとっても「邪悪」なイメージとは無縁で、
    むしろ意図せずして被害をもたらす存在というイメージが強いため、多少違和感がある。
    実際のところ依頼文にも「邪王」「邪悪」どころか「邪」の字すら出てこない。
    • 「邪」と「蛇」の漢字は元々同じ意味を指していたとも言われる。
      ヘビは道をまっすぐ進まない為「正道」から逸れた手段を「蛇道」とし、
      それは「邪道」と書くようになったとされる。
      「鬼が出るか蛇が出るか」「蛇の道は蛇」等の言葉に代表されるように、
      蛇は古来から「邪(よこしま)なもの」として扱われてきたとか。

関連項目

モンスター/ダラ・アマデュラ
クエスト/千の剣
クエスト/千古不易を謳う王
登場人物/赤衣の男
防具/リベリオン・ライオットシリーズ
モンハン用語/強化クエスト