数百年前、ある村のハンターがウカムルバスと交戦していたが消息不明になってしまい、
周囲のものは死亡と判断。
黒き神を退けた英雄も対を成す白き神には敵わなかったという逸話が残されている。
しかしその真相は、激闘による雪崩によってウカムルバスが深奥に隔離されてしまったため、
止めを刺すことはできなかったというものだ。
時は流れ現在、雪山地帯で発生した大規模な雪崩によって深奥部を閉ざしていた氷雪がなくなり、
かの崩竜は数百年ぶりに姿を現しその猛威を振るって人々を脅かすようになった。
その白き神との決戦の舞台こそが、このフィールドである。
概要
- MHP2Gに登場する狩猟フィールドのひとつ。
ウカムルバス戦専用フィールド。
- フィールドの中心に巨大なクレバスがあり、ハンターやオトモアイルーはこの上を通過できない。
このクレバスによってハンターの動ける範囲は思いの外限られており、見た目ほど広いフィールドではない。
しかしウカムルバスにとっては地面のひび割れ程度であるため、何食わぬ顔で通過してくる。
- 常に吹雪いていてものすごく寒そうだが、ホットドリンクの効果が半減されるほどの寒さではない
(寒さ無効【小】で無効にできる)。
岩壁に鉱脈がありピッケルがあれば採掘もでき、またクレバスの近くには氷結晶が採れるポイントもあるが
ウカムルバスとの死闘の最中でそんな行動を取れる暇はほとんど無い。
- 決戦場等と同様にキャンプには自由に戻れず、ベッドや支給品ボックスも無い。
以前、ギルドがこの雪山深奥にキャンプを設置するために部隊を送った事があるが、
謎のモンスターの襲撃を受けて計画は失敗、結局設置できないままハンターを派遣する事になった。
ギルドではこの謎のモンスターの正体こそが、
当時は情報が無かったウカムルバスだったのではないかと考えている。
余談
- 前述の通り硬い氷さえも打ち崩すウカムルバスだが、雪崩程度で行動を阻まれるのは少々疑問である。
戦いの最中に相手と隔離されたことを好機と見て力を蓄えていたのだろうか。
- 森丘などと同じくここにも裏世界がある。が、かなり不安定。
一応行きかたとしてはウカムルバスが雪中突進中に採掘ポイントでピッケルを振り、
タイミングよく当たれば裏世界へ行くことができる。
しかし雪玉や氷ブレスと、一番避けたい痛い攻撃は当たるので注意。
- BCには上記の通りキャンプを設営して失敗した後らしくテントの支柱などの残骸が残っているが、
その下にある戦闘フィールドの方にもテントらしきものがあったりする。
こちらの方は携帯砥石やホットドリンク、解氷剤等が手に入るポイントでもある。
ギルドの設営したキャンプとは一体どっちの事なのかは以前として不明…。- BCのテントはもともと雪山エリア7の南側窪地にあったものだと考えることもできる。
実際、BCの北側を見ると雪山エリア7から6と8に繋がる広い場所に出そうな経路がある。
BCからエリア1に出る経路は、雪山エリア7から3に繋がる経路におおよそ対応していることになる。
このようなフィールド形式は旧火山に対する決戦場の前例があるので有り得ない話ではない。 - 一方で、『狩りに生きる』で、かつてキャンプ建設を試みたときにモンスター(恐らくウカム)の
襲撃を受けたということから、こちらはエリア1のテントだと思われる。
また、ウカム討伐にあたりキャンプの新設を試みたが、悪天候の為に失敗したという記述もあり、
恐らくこちらがBCにあるテントだと思われる。
…前に作った方にアイテムがあるというのも変な話だが。物資の回収を諦めたのだろうか?
- BCのテントはもともと雪山エリア7の南側窪地にあったものだと考えることもできる。
- 現状ではMHP2Gにのみ登場するフィールドであり、MHP3以降ではウカムルバスは極圏に登場する。
ウカムルバスが続投し、雪山が復活したMHXでもこのフィールドは復活しなかった。
それゆえ、このフィールドが使用されたのはシリーズを通して1クエストのみである。- せっかくだから復活してほしかったというポッケ村出身ハンターもいたと思われるが、
極圏の地形そのものが、咆哮で天井を崩落させる技を繰り出すウカムルバスの戦闘力に密接に関っているため
開けた雪原である雪山深奥では替えが利かないのであろう。
ほぼウカムと二つ名クエ専用のマップをわざわざ作り直すのもめんどくさいだろうし
- せっかくだから復活してほしかったというポッケ村出身ハンターもいたと思われるが、
関連項目
モンスター/ウカムルバス
フィールド/極圏 - MHP3、MH4G、MHX(X)でのウカムルバス戦用フィールド