モンスター/ヒプノック希少種

Last-modified: 2024-04-27 (土) 16:15:32
種族
鳥竜種
別名
蒼白眠鳥(そうはくみんちょう)
登場作品
MHF
狩猟地
樹海頂部

目次

生態・特徴

隔絶された環境にねぐらを求める習性を持つ眠鳥ヒプノック
「幻のヒプノック」などとも呼ばれ、寒冷期のごく限られた期間に限り、
樹海に聳え立つ巨木の頂上にてその姿を見せるという。
体毛は蒼白色で、白金色の嘴と銀色に光り輝く尾羽根を持つことから、ギルドでは「蒼白眠鳥」と呼んでいる。
通常のヒプノックとは異なり、縄張り意識が強く攻撃的で、
その戦闘力は通常種のヒプノックを遥かに上回る。
強靭に発達した脚を用いて強烈な振動を引き起こし、
そして振動でバランスを崩した外敵を蹴り飛ばしたりするほか、
素早くサイドステップして死角に回り込むことで外敵を撹乱するなど、知能も高い。
上空に飛び上がってから放つ、渾身の急降下キックは威力も攻撃範囲も脅威の一言。

概要

  • MHFシーズン3.0より追加された、眠鳥ヒプノック希少種
    繁殖期の方は厳密には「亜種」ではないため、
    ヒプノック希少種こそが正真正銘の「ヒプノック"亜種"」であると言える。
    また、事実上MHFオリジナルモンスター初にして、
    メインシリーズを通してもリオス種に続く記念すべき3体目の希少種である。
    HR4からクエストを受注可能だが、旧HR制度下では他のどの希少種よりも高いHR71からであった。
  • 希少種とはいえたかがヒプノック、と侮るべからず。
    リオレウス、リオレイア希少種とは違い、行動パターンが大幅に変わっている。
    ヒプノック希少種と戦ったとあるハンターが「あれはヒプノックの皮を被った別物だ」と言ったとか。
    これは「ヒプノックは睡眠がうざったい」という声に応えたものであり*1
    睡眠攻撃はあまり使用せず、肉弾戦の鬼と化している。
    通常のヒプノックの攻撃手段に加え、サイドステップでハンターの横に回り込むことがあり、
    左右交互に連続で飛び跳ねてからすぐさま啄み攻撃へつなぐなどの攻撃を行う。
  • また、あろうことか耐震スキルが必要なモンスターへ進化しており、
    上空に飛び上がってから真下に急降下キックする攻撃では直撃はもちろん、
    震動で拘束されたハンターがいるとそのうちのどれかを確定で追撃するというコンボを持つ。
    キックからそのままさらに流れるように連続キックを浴びせてくるので避けることはまず不可能。
    ちなみに誰も震動を受けなかった場合はヒプノック希少種は若干の隙を晒す。
    • 震動を発生させる攻撃はほかにもあり、
      その場で何度も足を踏み鳴らして広範囲に震動を発生させることも。
      その直後もやはり巨大な円を描いて俊足で走り回るという追撃コンボを有する。
      これもハンターが振動で拘束されると行ってくる。
  • 弱点属性も変化しており、雷属性は全く通らなくなっている。代わりに氷属性が有効。
    肉質は全体的に硬く、希少種らしくほかのヒプノックよりも耐久力が高い。
  • 長らく凄腕級クエストやG級クエスト、特異個体が存在しなかった(凄腕級クエストは現在でも存在しないが)ため、
    希少種自体の狩猟の需要はまったくと言っていいほど無かった…
    、MHF-G9にてG級対応、及び特異個体が追加された

G級

  • MHF-G9で追加。
    難易度は希少種ということで★7と予想する声が多かったが、蓋を開けてみると★5であった。
  • G級行動として、その場で何度も足を踏み鳴らす振動攻撃の後に睡眠ガスを放出させるようになった。
    また直前に実装されたに対抗してなのか、
    浮上したあと間髪入れずに斜め方向にキックを放つ技を身につけている。
    特異個体化すると、従来の希少種であまり意識する必要の無かった睡眠対策も重要となる。
  • 武器は片手剣、大剣、狩猟笛、ライトボウガンの4種。
    属性は従来通り雷属性と睡眠の双属性。
    大剣はG級では貴重な属性付きリーチ長空色ゲージ武器となっている。
    ライトボウガンは新たにデザインが書き起こされている。
  • 防具はヒプシーGシリーズ。
    剣士は変撃スキルの登場で注目されるようになった「劇物の心得」を全部位に備え、
    その変撃も頭部位に有している(ガンナーは血気活性)。
    また、各部位に閃転巧撃纏雷抜納術といった注目スキルも配分されており、
    これらは精錬で抜き出すことも可能となっている。
    G級ヒプノック一族の防具に共通して言えることだが、一式の火力スキルは心もとない代わりに、
    痒い所に手が届きやすいスキル配置になっていると言えるか。

特異個体

  • 見た目の変化
    • 目が黄色
    • 尾羽が白みを増している
    • 頭の毛が逆立っている
    • 足が巨大化
    • 翼や足にある棘が発達
    • 翼膜の白さが際立っている。
  • ヒプノックの特異個体化から5年の歳月を経てG9でついに登場。
    同アップデートではヴォルガノス亜種とエスピナス亜種の二体も引き連れて
    MHF黎明期の本家の名残を強く残す亜種モンスターが全てG級に出揃うことになった。
  • 大きな特徴として、原種と繁殖期の特異個体行動は全く使用しない
    MHFの亜種・希少種特異個体は大なり小なり原種(や亜種)の特異個体行動を使ってくるのだが、
    ヒプノック希少種の特異個体行動は原種特異個体とも繁殖期特異個体とも全く異なるものとなっている。
    ヒプノック特異個体の場合、ついばみから隙なく行う尻尾回転攻撃や繁殖期のステップが厄介だが、
    希少種特異個体ではそのどちらもがオミットされており
    (元々希少種ではステップ技を用いるため、それは使用してくる)、戦いやすくなっている面もある。
    また追加技はいずれも睡眠ガスが存在しているため、睡眠対策が通常個体よりもかなり重要になっている。
    振動は当然の如く強振動に代わっており、耐震+2がないと大変なことになる。
  • 追加技は2つあり、1つはPVで見せた空中で宙返りして地面に背中を叩きつけると同時に睡眠ガスを出す、
    というもの。
    使用後はジタバタとしばらく暴れまわるのだが、あろうことかその都度強振動と睡眠ガスが発生する
    削りダメージもあるので、下手に対応スキルなしで反撃しようと切りかかると、
    最悪の場合強振動と睡眠と削りダメージのループでハメられてしまう。
    もう一つはホバリングして周囲に睡眠ガスを撒き散らす技となっている。

余談

  • 中国版モンハンであるMHOにも通常種共々登場している。
    通常種の行動に加えて、滞空ボディプレス→震動を起こして周囲突進などといった
    MHFでもお馴染みの技をしっかりと継承している。
    • また、MHOオリジナルモンスターとして"金眠鳥"が実装されている。
      お察しの通り金色に染まったヒプノックであり、行動の大部分は希少種を下地にしている。
      独自技として金の鱗粉を用いた行動も有し、より煌びやかな印象を受ける。
      金眠鳥の大剣は睡眠溜め3が自力で行えることから、ソロ動画でよく用いられている。
  • ヒプノック種には稀に"キショウシュ"などと呼ばれる個体が登場する。
    これは蒼白眠鳥を指すのではなく、ヒプノック通常種のなかでも特殊な個体を指す。
    詳しくはクエスト/エイプリルフールクエストの項を参照されたし。

素材

眠鳥の上白毛
ヒプノック希少種から剥ぎ取れる上質な羽毛。
蒼みがあり、非常に美しい。
強力な個体からのみ得られる、高級感あふれる神秘的な色合いが特徴的な毛は「蒼白眠鳥の至毛」、
蒼白眠鳥の中でも特別な個体のみが持つ
濃度の高い気体が付着しやすい性質を持つ毛は「眠鳥の白銀毛」、
強力かつ特別な個体のみが持つ、
鮮やかな色が加わり一層美しさが際立つようになった毛は「蒼白眠鳥の鮮白毛」と呼ばれる。
蒼白眠鳥の至爪
大きく発達したヒプノック希少種の爪。
驚異的な力を秘めており、敵を力強く蹴り飛ばす。
銀色尾羽根
光加減で銀色に見える、ヒプノック希少種の尾羽根。
装飾用品として珍重され、高貴なご婦人も垂涎の品。
持ち主に幸運をもたらすと言われている。
なお、原種が持つ「七色尾羽根」は、
ハンターでない一般の若い男性をヒプノック狩りへ赴かせるほど見事な素材とされるが、
希少種が確認されている地域ではこの素材の影響からか、七色尾羽根の取引価格は相対的にさほど高くない。
MHFにて歌姫のサイドストーリーで、アイルーたちが歌姫へのプレゼントに選んだ。
眠鳥の白牙ハシ
ヒプノックが持つ特徴的な形の「牙ハシ」、その中でもヒプノック希少種からのみ得られるもの。
冷ややかな鋭さを感じさせる白金のごときクチバシで、極上の眠りを吐き出す。
強力な個体からのみ得られるクチバシは「蒼白眠鳥の豪嘴」と呼ばれ、
洗練されたフォルムが特徴的であり、加工は至難の業とされる。
蒼白眠鳥の透胃石
強力な希少種からのみ極稀に得られる胃石。
最高級の純度を誇り、透明度、形状ともに無類の美しさ。

関連項目

モンスター/ヒプノック
モンスター/ヒプノック繁殖期
防具/ヒプノシリーズ
武器/ヒプノ武器


*1 初期のヒプノック原種は睡眠ブレスの使用頻度が異常に高く、そのせいで大きく評価を落としてしまっていた(他にも肉質や体力などの問題点もあったが)。