モンスター/レーシェン

Last-modified: 2024-03-17 (日) 02:37:41
種族
遺存種
別名
(別名なし)
英語表記
Leshen
登場作品
MHWorld, MHW:I
狩猟地
古代樹の森

目次

概要

  • MHWorldの第5弾無料大型アップデート*1で追加されたモンスター。
    ポーランドのゲーム開発会社「CD Projekt RED」が開発した*2アクションRPG、
    『ウィッチャー3 ワイルドハント』(以下「ウィッチャー3」)とのコラボレーション企画により、
    同作からゲスト出演したモンスターで、
    MHWorldではかのベヒーモスに続き2例目となる、別作品からのゲストモンスターとなる。
    • 人の手の入らぬ深い森に棲み、姿を現さず狡猾に戦う異世界の怪物。
      生得の魔法能力を用いて、縄張り内の動植物を意のままに操って戦うという。
    • MHWorldの大型モンスターでは初となる、人型の骨格を持ったモンスターである。
      立派な2本角の生えた、鹿の頭骨の如き頭部と、樹木が寄り合わさって出来た様な人型の胴体、
      そして鋭い爪とボロボロの腰巻が特徴である。
      生物然とした今までのモンハンシリーズのモンスターとは全く違う、
      ホラー感やグロテスクさが目立つ不気味なビジュアルをしている。
  • 「ウィッチャー3」コラボのアップデートこそ前々から発表されていたものの、
    レーシェンの存在はアップデート当日まで発表されていなかった。
    「ウィッチャー3」コラボのメインビジュアルでは、モンスターがリオレウスしか居らず、
    追加モンスターが存在しないと思われていた事も有って、多くの狩人から驚きの声が上がった。
  • 種族は獣人種もしくは古龍種、はたまた分類不明かと議論が飛び交ったが、
    蓋を開けてみれば、何と全くの新種族である「遺存種」であった。
    「遺存種」はコラボ元である「ウィッチャー3」で使用された分類名であり、
    モンハンでは前代未聞となる種族の輸入が行われたことになる。
    原理不明な「魔法」を使ったり、生物としての系統が全く異なるなど
    モンハン世界の住人から見れば古龍に分類されてもおかしくない要素を持ってはいるが、
    今回のコラボではウィッチャーの主人公ゲラルトもモンハンの世界に現れているため、
    レーシェンに関する分類や知識も、彼から直に情報を得られたのかもしれない。
    • よって、当時は牙獣種が確認されていなかった新大陸の大型モンスターでは初となる、
      竜にも古龍にも属さない存在だった。*3
    • また、レーシェンは(コラボレーションで登場した特殊な立場とは言え)
      大型モンスターでは珍しく、専用の別名が存在しない。*4
      よって、素材名は基本的に「レーシェンの○○」という形で表される。
  • サイズは「549.7cm」。
    身長こそ高いものの、直立した細身のヒト型なので飛竜などと比べれば体格の迫力は欠く。
    とは言え、狡猾な知性と併せて魔法を駆使するレーシェンの強さは肉弾戦で計れない部分が大きく、
    耐久力も外見からは想像もつかないほど高い。
  • 絡み合う樹木のような外見の通り、基本的に獣=動物であるモンスターとは異なり、
    モンハンの世界では珍しい、身体に植物の要素を持った存在でもある。
    草木の怪物の常(そのくせ氷はあまり通らない)で火属性に弱く、水属性は全く効果がない。
    次点で雷属性と龍属性が有効。
    • クエストではウィッチャーの銀の剣(片手剣)以外に全ての武器種を選べるが、
      第一弱点の火属性を使える武器は操虫棍とライトボウガンくらい。
      雷属性はランスとガンランスが使え、龍属性は片手剣とスラッシュアックス*5
      狩猟笛のみ爆破属性で、残りは全て無属性武器である。

戦闘能力

  • メインシリーズではキングチャチャブー以来の中型以上の人型モンスターという事も有り、
    これまでの大型モンスターとは戦闘の勝手が少なからず変わっている。
    そして、レーシェンはかのベヒーモスと同じく、生得の魔法能力によって、
    トリッキーな戦法でハンター(ウィッチャー)を追い詰めていく。
    火力こそハンターランク解放後に挑めるモンスターでは控え目ではあるが、
    その分多彩な嵌め手を用いてくるので、気が抜けない。
  • レーシェンの周囲には魔法で操られたニクイドリが飛び交っており、
    レーシェンの近くに居ると、彼らに襲われて微ダメージを受け続ける。
    ある程度はゴリ押しでも何とかならなくもないが、
    体力の少ない場合はレーシェンに近付かない方が賢明である。
    • また、ニクイドリの数には段階があり、一番最高の段階になるとニクイドリのダメージだけで
      短時間で瀕死に陥る。HPの管理には充分気を使おう。
    • 小型モンスターに攻撃されるような感じであるので、
      この範囲内でアイテムを使おうとすると突かれてキャンセルされてしまう。
      攻撃されないタイミングや早食いですぐ回復できる場合でもしっかり距離を取ろう。
  • 樹木の如き身体のためか、ダッシュや突進といった素早い動きを一切せず、
    主に後述の瞬間移動でエリア内を移動しつつ遠隔攻撃を仕掛けるというMHでは珍しいタイプ。
    標的が近ければのっそりと歩み寄ることもあるが、その最中は隙だらけになる。

主な行動

  • 技名は「咆哮【大】」を除き何れも仮称である。
咆哮【大】
長身とはいえ、細身の身体からは想像しにくい程の大声を挙げる。
行動を邪魔されない様に、咆哮の構えを察知したらガードや回避で切り抜けよう。
殆どの場合はエリア移動時に行い、戦闘中にはあまり行ってこない。
引っ掻き
自身の近くの相手を、尖った樹木から成る腕で引っ掻く。
攻撃力はそこまで高くは無く、大振りで避けやすくもあるが、
数回喰らえば尖った枝によって裂傷を負うので、油断せずに上手く回避する様心掛けよう。
加えて2回連続で振るパターンもあるので、予備動作をしっかり見ておこう。
最終エリアではプレイヤーの傍に瞬間移動し、両手で抱き込むように引っ掻く技が追加される。
これはダメージが大きい上に高確率で裂傷状態になってしまうので、
レーシェンが消えても気を抜かないように。
叩き付け
大きく手を掲げ、地面に勢い良く叩き付ける。
喰らうと拘束攻撃やネルギガンテの滅尽掌などと同じく、
「吹っ飛び【特大】」の判定で吹き飛ばされて暫く身動きをとれなくなる。
大きな隙を晒しかねないので、手を大きく振り上げたら直ぐに距離を取ろう。
樹木召喚
魔法能力によって地面から木の根を生やして攻撃する。
召喚の位置は大きく分けて、自身の前方、自身の周囲、ハンター狙いの3つである。
  • 片手を地面に刺したときは直線状の攻撃。
    正面直線状に根を生やす。
    PTの場合は誰が狙われたか分かりづらいため、レーシェンの向きに注目しよう。
  • 片膝をついた姿勢で右手を突き刺すと同時に短く吠えた場合はカーブ型。
    それぞれ約45度に向かって左、右の順に根を走らせ、左は一定の距離を伸びてから90度内側に曲がり、
    右は90度曲がった先でハンターに当たるところまで伸びてから曲がる。
    近い場合は曲がる前の内側に入ってしまえば安全。
    かなり遠い場合は納刀し緊急回避なりで右側の根をかわそう。
  • 両手を真下に刺したときはレーシェンの周囲攻撃。
    近距離に居ると食らってしまうが、範囲は狭いので一旦距離を離せば回避可能。
    予備動作は短いが攻撃までは遅く、腕を刺した直後にレーシェンの足元が光るので冷静に判断しよう。
    • 低く唸りながら両手を頭上で交差させ、地面に突き刺した場合はハンター狙い。
      ポーズが長く、発生するまでが遅く、狙われたハンターの足元が光り
      一度小さい根が生えることで周囲攻撃とは判断できる。
      位置をサーチするのは腕を降ろす瞬間が目安。
      前転や納刀ダッシュ程度で回避できるが、他のハンターを狙ったものを喰らわないよう注意は必要。
      それぞれの予備動作の違いを覚えて判断するか、直前の足元への木の根、僅かな光を見て回避等対応しよう。
  • 自身の周囲に通り抜けが出来ない樹木の壁を作り出して防御する場合もある。
    予備動作は地面に両手を順に自身の正面へ捻りながら差し込む。
    攻撃発生が速く攻撃判定もあるが、近距離でやってくることは少ないだろう。
    この後、後述のニクイドリ飛ばしによって遠距離攻撃をしてくる。
    狭い場所では壁を背にしたり、横から通り抜ける隙間を塞いだりで
    樹木を焼かなければ接近できなくなってしまうこともある。
ニクイドリ飛ばし
魔法によって操られたニクイドリの群れを嗾ける。
嗾けてくる群れには小規模の群れと大規模の群れの2種類が有る。
  • 右手を下から正面へ素速く上げ、指差すようにした場合は小規模の群れを飛ばす。
    被弾アクションが尻餅のため転身の装衣が反応しないことが地味に厄介で、
    モーションが小さくニクイドリも速いため油断できない。
  • 左手を右肩の辺りまで上げ、払うような動作からは大規模の群れを飛ばす。
    こちらは転身の装衣でノーダメージにできるが被弾したときのダメージは大きい。
    さらに、扇状に展開させるため回避しづらい。
    腕を振りかぶっている間にできるだけ接近し、飛ばすところで横方向に回避しよう。
ジャグラス召喚
魔法を用いて数頭(基本的に3頭)のジャグラスを下僕にして差し向ける。
操られたジャグラスは外観こそほぼ変わらないが、眼が赤く光るようになる。
そのまま放置しておけば、転ばされたり吹き飛ばされたりで厄介な事この上ない為、
早急に掃除しておく事が望ましい。最終エリアでは1頭増えるのでさらに厄介になる。
魔法の力が有るとはいえ、ドスジャグラスより部下の統率が上手いかもしれない。
  • また、サイドクエスト「瀕死のプケプケ」を進行中の場合、彼らはプケプケを優先して狙う模様。
    サイドクエストをクリアする場合は余計に掃除する必要があるが、
    クリアを目指さないならプケプケを囮に出来る。
  • ちなみに、この際に発するレーシェンの声のようなSEには何パターンかあるのだが、
    その内の一つがゼルダの伝説 風のタクトに登場するエネミー、
    「ポウ」が主人公のリンクにカンテラで攻撃してくる際の振りかぶり時のSEと同じである。
    ホラーじみた外見のデザイン故、合わせやすかったのだろうか。
    知名度の高いゲームで同じSEが使用されているというのは、奇しくもコラボキャラとして前例がいる。
瞬間移動
ハンターとの距離が離れているときや、エリア移動を行う場合、
魔法能力によって鳥の群れを飛ばしながら瞬間移動をし、移動先に辿り着く。
この特技により、エリア移動をしない限りはレーシェンとの距離が遠くても油断ならない。
  • 移動先が読みにくく、ターゲットカメラの追従も遅い為、結構厄介な行動だが、
    この瞬間移動の際にスリンガーを命中させると移動を失敗させられるうえ、
    かなり長いダウンを取れる。着弾させるタイミングとしてはレーシェンの身体が真っ黒になった瞬間あたり。
    遅すぎるのは元より、早すぎても一瞬怯んだ後瞬間移動を行ってしまう。
    ダウン中は頭の位置が下がり頭部の破壊も狙いやすいので、妨害を試みるのもいいだろう。
    特に片手剣は抜刀状態でもスリンガーを使用できるためかなり狙いやすい。
    なお流石にエリア移動の際の瞬間移動は一旦キャンセルはされるが、
    完全に妨害する事は残念ながらできないようだ。
    • ちなみに、実は移動する直前だけでなく移動した後、姿を現す瞬間に着弾させても同じように
      ダウンを取る事ができるのだが、上述したように移動先が読みにくいうえ、
      かなり遠くに移動してしまう事もあるのでこのタイミングでは狙いにくい。

対抗策

  • 以上に挙げてきた通り、多彩な魔法能力に因ってウィッチャー(ハンター)を苦戦させてくるが、
    以下に挙げる方法に因り、レーシェンの弱体化を図ることができる。
部位破壊
レーシェンの部位破壊を行うと、魔力が弱まってしまうのか、
取り巻きのニクイドリが暫くの間出現しなくなる。
時間が経てば又ニクイドリが再集結するが、攻撃のチャンスなので、
ニクイドリが居ない間に多くのダメージを与えておきたい。
ジャグラスにも効果があり、部位破壊時にいた場合はジャグラス達は帰っていく。
破壊できるのは頭(2段階)と胴(+脚)で、肉質も大体が豆腐並みに柔らかいのでお勧めする*6
イグニの印
この印から発される炎でレーシェンを燃やすと、
大ダメージを与えると共に炎に包まれて悶え苦しみ、数秒の間行動が取れなくなる上、
燃えている間はニクイドリによるスリップダメージも入らない。
殆どの行動を阻止したり、樹木の壁の破壊、ニクイドリ・ジャグラスの駆逐等、
有用な場面は多いが、一度放つと暫くの間使用不能になるので、
使いどころは見極めたい。
  • この他にも、先に述べたように睡眠を除いた状態異常や乗り攻撃、及び閃光弾が通用するので、
    上手く使って有利に討伐を進めたい。
    • ただし乗りはサイズや縦に長い体形のせいか頭以外の部位に乗ることができず、
      他のモンスターのように暴れたら他の部位に移動して振り落としを回避する、
      という手段を取れないので、頭にしがみつくしかない。
      その為、いつも乗り攻防の暴れを移動で対処していた人は注意が必要だ。

戦闘の流れ

  • エリア12でトーテムを破壊するとレーシェンが出現し、戦闘に入る。
    レーシェンは時間経過でエリア移動せず、ダメージを与える事でエリア移動を行う。
    つまり、体力は大分異なるがベヒーモスのようにフェイズ形式となっている。
    また、エリアごとにレーシェンの能力とゲラルトのセリフによる対抗策が開示されていく。
    • 最初のエリア12ではイグニの印がレーシェンに有効な事が示される。
      ここで一定ダメージを与えるとエリア6に移動する。
    • エリア6では瞬間移動を止めるのにスリンガーの弾が有効な事が示される。
      この時点でスリンガーの弾を持っていない場合は、このエリアにあるツブテの実かはじけクルミを使おう。
    • 一定ダメージを与えるとエリア5へ移動。ここで交戦時確定でジャグラスを呼びだし、
      召喚されたモンスターを減らすために部位破壊が有効な事が示される。
    • さらにダメージを与えるとエリア4に移動。段差の近くに出現するので、ジャンプ攻撃を狙いやすい。
  • エリア4で瀕死に追い詰めると最後のエリア移動を行うが、ここでエリア1とエリア2に分岐する
    恐らくDPSチェックのようなものだと推測されているが、詳しい条件は不明。
    追い詰められたレーシェンはついに本気を出し、攻撃もより苛烈になり、ワープの際の隙が少なくなる。
    • また、サイドクエスト「瀕死のプケプケ」を進行させている場合、助けたプケプケが援護に来る。
      しかし、このプケプケは能力的にはオトモダチモンスター程度の強さで、ほっとくとすぐ死んでしまう。
      更に、このプケプケを生かしたままクリアすることでサブクエストが達成され、
      ひいては全ての異変解決の条件となっているため、これを目指す場合はプケプケを護衛しなければならない
      レーシェンが呼ぶジャグラスに囲まれるとあっという間に力尽きてしまうので、
      イグニの炎で焼却したり、閃光弾でレーシェン諸共足止めしたり、生命の粉塵で回復したりし、
      全力でお荷物のプケプケをサポートする必要がある。
      一応、プケプケにこちらの攻撃は当たらないのでジャグラスの駆除に専念できる。
      • 守るのであれば群れで襲いかかるジャグラスの手数が一番厄介なので最優先で倒すこと。
        逆に、プケプケがレーシェンに攻撃しにいっても、
        ダメージの大きい樹木召喚以外では一気に体力が減ることは少ないので生命の粉塵による回復も充分間に合う。
      • 生命の粉塵は最初からの手持ちと支給品ボックスに入っている支給用の粉塵で6つある。
        コレで心許ないと思えばアオキノコと不死虫を拾って粉塵の調合分を用意しておくといい。
        不死虫は古代樹上層のキャンプ付近で採るといい。
      ちゃんと守れば、プケプケの吐き出す毒液で毒に弱いレーシェンを毒状態にする事も期待でき、
      十分な援護役になってくれる。
      また、上述の通りサイドクエストを諦めるなら囮として扱っても構わない。
      • 取り巻きのジャグラスは一定数出現するが、グループごとに出現する上、
        その都度出てきたグループを全滅させない限り新たに湧くことは無い。
        これを利用して、なんとか1~2体残してプケプケへの被害を抑えつつ、
        イグニをレーシェンに使いまくって首尾よく攻撃すれば、
        粉塵を使わずともプケプケを生存させたまま討伐に持っていける。
    上記の通り、何らかの条件によって最終エリアが分岐するのだが、エリア1のほうが圧倒的に楽である。
    エリア2は狭い上に視界が悪く、段差も多いという劣悪極まる環境なのに対し、
    エリア1は広くて見晴らしもよく、地形もなだらか。
    全ての異変解決を目指すならエリア1に移動するよう願おう。
  • MHW:I以降はクラッチクローの追加、及び片手剣のジャストラッシュの追加などで難易度は少し低下した。
    レーシェンはしがみつける部位が頭しかないが、そこに傷を付ければ全身が軟化しダメージ効率を上げられる。
    また、イグニの印で怯ませる度にジャストラッシュを全段叩き込んで大ダメージを与えられる。
    加えてジャストラッシュの最後の一撃は頭に攻撃するため、頭の部位破壊による大ダウンも狙える。
    MHW:I以降の片手剣の立ち回りに慣れたハンターが使えば、
    最終エリアでジャグラスを呼び出される前に撃破するなんて事も可能。
    撃破時間が短くなる分プケプケの生存率も大きく上がる。

余談

  • レーシェンの由来は原作である小説版ウィッチャーの題材、
    スラヴ神話に伝わる世界各地の森に住まう精霊・”レーシー”であろう。
    また、北米原住民に伝わる精霊・”ウェンディゴ”もまたレーシーの伝承と共通点が見られ、
    こちらは外見に於いてもレーシェンやネッカーに相似している。
  • 本種はMHWorldのアップデート第5弾の目玉モンスターではあるが、
    クエスト『依頼:古代樹の森の異変調査』ではゲラルトのみの操作となる。
    • 武器や防具の指定、アイテム持ち込みなどいわゆる「縛り」のあるクエストは毎シリーズ恒例だが
      「本編の主人公(ハンター)自身が戦うことができない」というのはかなり珍しい。
      クエストがひとつしかない関係上、ハンター自身が戦えないモンスターというのはレーシェンが初である。*7
  • 本作では強敵として君臨したレーシェンであるが、実は原作では雑魚モンスター(中ボス)としての登場となっている。
    • これについては、ゲラルト本人が「レーシェンは豊かな古代樹の森の影響でより強力になっている」
      という見立てをクエスト中で発言する為、周囲の環境によって原作の個体より強化されたのだと思われる。
      サ○バ○マンのような理屈だろうか。
      またゲラルトで骨塚を採取するとこの森のモンスターは飢餓とは無縁のようだというセリフも聞ける為、
      それだけレーシェンにとっても栄養に満ちた居心地の良い環境なのだろう。
  • コラボ元で特に種族が設定されていなかった事もありベヒーモスはこちらで古龍種と定められたが、
    こちらはそのまま遺存種として設定されている。とはいえ高い知能に加えモンハンの世界に(多分)存在しない
    魔法を使って周囲の生物を操ったりと、こちらの世界からすれば
    摩訶不思議かつ危険極まりない生物である事は間違いない。
    もし仮に遺存種という元々の種族が存在しなければ、こちらも古龍種に認定されていてもおかしくなかっただろう。
    • 因みに、『ファイナルファンタジーXIV』とのコラボで登場したベヒーモスは、
      コラボ元では強大なレイドボスとして登場している。
      シリーズ内の他の作品ではボスとして出てこない場合もあるが、
      その場合も確実にかなり強力な部類の雑魚敵として現れるため、
      「FFを代表する強力なモンスター」としての地位を確固たるものとしており、
      強敵として現れることに関して違和感は全く無い。

素材

レーシェンの木爪
レーシェンの上位素材。
鋭く尖った爪は、ひとたび食らうと深い傷跡をつける。
レーシェン討伐の証
レーシェンを討伐した者を証明する証。
異世界では自前の馬の鞍にくくりつける慣わしがある。
怪物の呪骨
レーシェンの上位素材。
狡猾かつ残酷なレーシェンの犠牲となったものたちの骨。
レーシェンの呪角
レーシェンの上位素材。
古代樹の豊かな自然に潜む力により成長したおどろおどろしい頭骨の角。
レーシェンの樹脂
レーシェンから分泌される樹脂。
未知の力を秘めているため、慎重に扱う必要がある。
これのみエンシェント・レーシェンからも入手できる。

関連項目

シリーズ/モンスターハンター:ワールド
モンスター/エンシェント・レーシェン - 本種の上位種にして、MHWorldに登場した三番目のゲストモンスター。
モンスター/ジャグラス
モンスター/ベヒーモス - MHWorldに登場した一番目のゲストモンスター。
アイテム/イグニの印
武器/ウィッチャーの銀の剣
システム/環境生物/ニクイドリ
システム/環境生物/ネッカー - レーシェンと同時に実装された、「古代樹の森」の環境生物。
クエスト/ウィッチャーシリーズ - レーシェンが登場するクエスト群。
ゲーム用語/コラボレーション


*1 PS4版は2019/2/8、PC版は2019/5/9配信
*2 日本ではスパイク・チュンソフト社から発売。
*3 小型モンスターではモスやケルビ、甲虫種や獣人種が存在するほか、後に牙獣種の(激昂した)ラージャンが発見されている。
*4 余談だが、簡体中国語では「鹿首精」と表記される。
*5 滅龍ビンなので斧モードは無属性
*6 近接武器なら全身に弱点特効が乗る
*7 後述するエンシェント・レーシェンも元はレーシェンではあるが、本編では特殊個体と同様に別のモンスターとして扱われている。