武器/ウィッチャーの銀の剣

Last-modified: 2023-12-23 (土) 00:53:00

魔除の力を有する銀でできた
怪物退治の剣。数多のウィッチャー
がこの剣で怪物を葬ってきた

MHWorldに登場する片手剣。
「ウィッチャー3 ワイルドハント」とのコラボコンテンツとしてVer.6.00で追加された。

目次

概要

  • 装備すると、ウィッチャー(であるリヴィアのゲラルト)が使っている2本の剣を背負うことになる。
    一つは実際に扱える「銀の剣」であり、もう一つはモンハンでは使えない鋼の剣。
    まずハンター諸氏が思うのは、「何故双剣ではないのか?」ということだろう。
    これは銀の剣と鋼の剣の用途の違いが関わってくる。
    簡単に言えば、銀の剣は魔除けの力が込められた対怪物用の武器であるが、柔らかく耐久性に乏しい。
    一方で、暴漢やエルフ等「甲冑を着込む相手」には対人戦用の武器である鋼の剣を用いる。
    この2種の剣を相手によって使い分けるのがウィッチャーの戦闘スタイルである。
    そのため戦闘で使う剣は常にどちらか一本であり、
    ハンターが使うにしても対人用の鋼の剣は使いどころが無いため、
    魔除けの力を龍属性と解釈し、銀の剣が片手剣として実装されたのだろう。
    • なおゲラルトは原作では右手に剣を持つが、
      今作のコラボクエストでは左手に剣を持つようになっている。モンハン式である。
    • ちなみに、人間以外に狼のような普通の獣にも鋼の剣を使用する。
      また、モンハン世界のモンスターは化物のような強さはあれど普通の生物でしかない。
      レーシェン以外のモンスターに銀の剣を使うのは本来間違っている気もするが……
      クエストでゲラルトを操作しレーシェンと戦うという展開に合わせたのだろうか。
      加えて鋼の剣は要するに普通の剣なので、つまる所ハンターナイフと同じようなものである。
      そのため、コラボ武器としては銀の剣の方が妥当なのかもしれない。*1
      相手に応じて即座に交換する機能でもあればいいが
    • ゲラルトになりきるワンセット防具と重ね着の方では、装備している武器とは別に
      この2本の剣も背負われている。*2
      見た目だけなので、戦闘中に即座に片手剣に変更……といった芸当はできない。
  • この片手剣、なんと盾がない
    前例はとりあえず腕で防ぎ殴っていたが、こちらは違う。
    • まず、ガードするとうっすらとバリアのようなものが現れるはずだ。
      これはイグニの印と同じ「印」と呼ばれる呪文の一種で、「クエンの印」という。
      もっとも、片手剣の盾扱いなので原作のような硬さは発揮できないし、全方位を守ることもできないが。
    • 盾攻撃には見慣れない衝撃波が発生する。
      こちらも印の一種で「アードの印」というもの。
      敵を眩暈にする効果は、たしかに打撃攻撃の一環として再現可能である。
      盾コンを暴発した際や、変なタイミングで盾攻撃をした際にバレてしまうのはやや恥ずかしい。
  • モーションそのものは片手剣と同一なので、納刀する際は他の片手剣と同様に腰に剣を差すモーションになる。
    しかし、この片手剣の鞘は腰ではなく背中に背負っている為、
    結果として剣が腰から背中にワープするという不思議な事になる。なんとかならなかったのか…

性能

ウィッチャーの銀の剣

  • コラボモンスターであるレーシェンの素材と銀…ではなくカブレライト鉱石で生産できる。
    生産段階ではこちらの銘になる。
    性能を列挙すると
    • 攻撃力252
    • 魔除けの力を再現したのか、龍属性300龍封力:大
    • 会心率0%、防御ボーナスなし
    • 素で長めの白ゲージ(延長不可)
    • Lv1スロット×1、レア度7だが強化先があるためカスタム強化不可能
    となる。
    龍属性値と斬れ味、会心率でこそフェイタルヴァイトに勝っているが、攻撃力で大きく遅れを取っている。
    とはいえ匠等の斬れ味強化・維持スキルを火力や補助のスキルに回せる分扱いやすさはある。
    そして、上述の通りこの武器にはまだ強化先が残されている。

ウィッチャーの銀の剣+

  • 2019年2月15日から登場したレーシェンの上位種「エンシェント・レーシェン」の素材を使い、
    さらなる強化を施した最終形がこちら。
    性能は以下の通り。
    • 攻撃力266
    • 龍属性330、龍封力:大
    • 相変わらず長めの白ゲージ(延長不可能)
    • 会心率0%、防御ボーナスなし、Lv1スロット×1
    • レア度8なのでカスタム強化は1回
  • 順当に強化され、一線級の武器として十分な性能に仕上がった。
    MHWorldのコラボ武器の中ではかなり高い性能を持っている。
    • 討滅の尖兵とは長い斬れ味とスロットが共通しているため、概ね装備を流用可能。
      物理部分の期待値はほんの僅かだけあちらが上、作成難易度はこちらの方が圧倒的に高いが、
      龍弱点が僅かでも通る相手には上位互換と言っても過言ではない。
    • 同じ龍属性片手剣のフェイタルヴァイトと比較すると、攻撃力こそ大きく劣るものの
      マイナスではない会心率と、匠不要のスキル構成の自由度で差別化が可能。
      また、属性値のおかげで龍属性弱点相手なら、剣攻撃はフェイタルヴァイトに並ぶか超えるほどの火力も出せる。
      フォールバッシュなどの盾攻撃にもひたすら火力を求めるならフェイタルヴァイト、
      生存スキルを多めに積むなら銀の剣、と言ったように討滅の尖兵と同様の使い分けができるだろう。

MHW:I

  • MHW:I発売時点では強化先が存在しない為、活躍できるのはマスターランク序盤程度だったが、
    Ver.12.01において強化先の追加が行われ、Ver.12.10の「セリエナ祭【大感謝の宴】」から強化が可能になった。
    強化に使うのはイベントクエスト「調査(雷狼竜、溟龍)」で入手できる「親友の証」。
  • 強化して出来上がるのが「ウィッチャーの銀の剣++」である。
    その性能を見ていくと、
    • 順当に強化された攻撃力364
    • 高めの龍属性480、龍封力:大
    • 上位の2倍はある白ゲージ(延長不可能)
    • スロットがLv2×1、Lv1×1に増加。
    • 会心率や防御ボーナスは変化なし
    • レア度12、パーツ強化は非対応
  • 見事に上位のものをスケールアップさせた形になっている。
    が、今作の龍属性片手剣はかなりの激戦区であり、特に物理性能面でのハードルが高い。
    白ゲージの長さから業物すら必要ないのはありがたいが、
    その分で攻撃力の差を取り返せなければ、ただ使いやすいだけでしかない。
    一方で高属性値にこれだけの継戦能力を兼ね備えている武器は、
    覚醒能力次第の覚醒武器くらいしか他にはいない。
    上位までと比較すると、結果的に属性武器としての側面が強くなったため、
    用途は少し狭まっているが依然優秀な武器である。
    真・属性会心と組み合わせる等、属性特化での運用がやはり望ましいと言える。
  • ちなみに、Steam版でもPS4版と同日に強化可能となった。
    PS4版と比べると覚醒武器が未登場であるため、相対的により強力になっている。
  • Ver.13.50からは武器の重ね着に対応。
    重ね着には生産や強化では使われなかった「変異誘発剤」が要求される。
    現在はマカ錬金にて金の竜人手形と交換可能なので、
    追加でエンシェント・レーシェンに挑まずとも重ね着を出来る。
    • 前述の通りガード時にハンターの周囲にエフェクトが発生するため、武器の見た目をこれにすると
      ちゃんと抜刀ガードが発生しているかが分かりやすくなるという意外なアドバンテージがあったりする。
      冰気錬成を組み込んだ構成など、納刀主体で立ち回る際にはとてもありがたい。

余談

  • クエスト「依頼:古代樹の森の異変調査」においては
    ゲラルトの初期装備は「ウィッチャーの銀の剣+」となっている。
    当該クエストでは指定された他の武器にも変更できるが、大半が骨素材武器の最終形である。
    原作再現を抜きにしてもスペックは他の武器種よりも優秀なので、
    片手剣が使える人なら特段の理由がない限り変更はしなくてもいいだろう。
    • イベントクエスト「森の精霊」が解禁されるまで工房では「ウィッチャーの銀の剣」の生産は出来たが、
      強化先の詳細や使用素材が不明になっていた。
      しかし、上述の通りゲラルトの装備として所持していたため解禁前から性能だけは閲覧出来ていた。
  • この武器を装備してマイルームに入っても装備置き場には置かれず、背負ったままになる。
    同じコラボの双剣も同様の仕様だが、理由は不明。
    • 武器置き場に置かれた場合に何かしらの問題があるとすれば、
      ゲラルト防具、あるいはその重ね着を着てこの武器を装備したままマイルームに入った際、
      銀の剣と鋼の剣が、背中に背負ってる分も含めると見かけ上2組に増殖してしまうことになる。
      他の片手剣やコラボ武器はきちんと武器置き場に置かれるため、このようなデザイン上の都合なのかもしれない。
      さすがにただの手抜きではないだろう。

関連項目

クエスト/ウィッチャーシリーズ
アイテム/イグニの印
モンスター/レーシェン
武器/ジルエアエル - 同じくウィッチャーコラボで作成できる双剣
武器/刃折れの剣 - 盾(もしくは盾相当の何か)を全く持ってない片手剣仲間
武器/勇者の剣-こちらも納刀する際に腰ではなく背中に納刀される片手剣仲間。
武器/刻銀の砕剣 - 怪物退治繋がりの片手剣仲間。


*1 もう一つのコラボ武器は鋼の剣だが、そもそもあちらの持ち主は正式なウィッチャーではなく、銀の剣は所持していない。
*2 ウィッチャー派生の武器を装備している場合はもちろんそのままの見た目となる。