フィールド/古代樹の森

Last-modified: 2023-12-07 (木) 06:52:43

MHWorldにて初登場したフィールド。
新大陸に存在し、1本の巨大な「古代樹」がシンボルとなっている。

目次

概要

  • MHWorldにおいて最初に赴くことが可能な狩猟地。
    エリア中央に存在する「古代樹」に向けて折り重なるように森が形成され、豊かな生態系が広がっている。
    この地には豊富な水源があり、その影響は東にある「大蟻塚の荒地」にまで及ぶ。
    • 調査拠点アステラは古代樹の森より少し東側に設営されている。
      フィールド内からもアステラの象徴である「星の船」が見えるなど、その距離はかなり近い。
      夜になると煌煌と灯りが灯され、調査団の人々の営みを遠くに眺めることができる。
      • 古代樹の森エリア4にはアステラへと通じる道があり、普段はゲートの柵が下りている。
        近づくと「拠点へ帰還する」と表示されるが、クエスト中は通り抜けできないようだ。
    • 古代樹から見てアステラとは逆方向、フィールド西端の海辺から景色を眺めると、
      なにやら噴煙が立ち込める火口付近のような場所が見られる。
      この場所を、最初にキャンプに向かう際に見るとゾラ・マグダラオスが上陸していく様子が見える。
  • 調査団の中でも「植生研究所」は古代樹の周囲のものを取り込んで成長する
    という特徴を用いて植物の研究を行っており、植物・虫・キノコ類のアイテムを増やす事ができる。
    芽が出てすぐ成長し、あっという間に大きくなった。
  • フィールド全域に植物が無数に生えているが、エリアによってやや傾向が異なる。
    海に面している南側は上部に木が少なく、エリア自体も広いため比較的開放感がある。
    一方、森林部は歴代でも屈指の鬱蒼とした風景が広がり、視界を遮蔽する茂みも多い。
    導蟲のガイドなしの初見では、エリアを繋ぐ道がどこにあるのかすら判別し辛い。
    そして最大の特徴はフィールド中心部にある巨木「古代樹」付近。
    細い道が無数にあり、入り組んだ非常に複雑なマップになっているだけでなく、
    古代樹を登る形で上へ上へと続き、生体マップでは3階層に分けて掲載されるほどの多層構造になっている。
    MHWorldの立体的なフィールドをこれでもかとプレイヤーに知らしめるフィールドといえよう。
  • 立体的なフィールドだけに戦線復帰やモンスターの追跡にはとても時間がかかる事が多い上に、
    とにかく全体的に狭く、暗く、そして傾斜地と段差ばかりで平坦な地形が極端に少ない。
    不意に飛んだり、回避で距離が取れずに攻撃をよけきれないなんてザラである。
    そんな場所にもかかわらずクシャルダオラやイビルジョーといった超広範囲攻撃を得意とする
    モンスターたちが所狭しと暴れまわる。
    • 全体的にモンスター側に有利(ブレスで地面が炎上したりといったギミックが多い)地形も多く、
      場所を移して戦うことが奨励されているが、
      そもそもこの古代樹の森にはエリア1くらいしかまともな場所がない。
      はっきり言うと糞マップ扱いされがちなフィールドである。
    • 生態マップ上では古代樹上層部分を除く殆どのエリアが1層目に表記され、
      2層目と3層目は古代樹近辺を登ることでたどり着けるエリア群が記載される。
    • 従来登場したフィールドと比べ、エリアの数がやたらと多いことも特色の一つ。
      その総数なんと17エリア。ここまで膨らんでいるのは細かくエリア分けされているのも一因である。
  • MHWorldの各フィールドには"主(ぬし)"と呼ばれる生態系の頂点となるモンスターが設定されている。
    古代樹の森における"主"は、プレイヤーにはお馴染みの「空の王者」ことリオレウスである。
    リオレウスは古代樹上層部を中心に縄張りを有しており、普段は上空を飛行して警戒している。
    彼が飛び回る姿は地上エリアでもはっきり視認でき、中々プレッシャーを与えてくる。
    • 後の調査結果も踏まえた、古龍種も含めて生態系を見た場合で真の主を定義した場合、
      上位の段階から本フィールドで痕跡、存在が確認されたクシャルダオラがそれに相当するものと考えられる。

各エリア紹介

  • 3階層17エリアにまたがる巨大なフィールド。
    各エリアも複層構造になっているものが多く、マップを見てもどこにいるか迷いがち。
    迷ったら導蟲を追いかけるか、素直にファストトラベルでキャンプに戻るのもいいだろう。
    じっくりとマップを見ながら歩くことも大切。慣れれば縦横無尽に駆け回れるようになる。
    マップはR1で拡大、十字キーで階層変更が可能。よく見えない部分も多いので活用しよう。
  • 各階層間の昇降経路は案外少ない。飛び降りを除くと下記のみ。
     1⇔2間: 8⇔13、12⇔14、11⇔15、8⇒14(翼竜)、 5⇒15(翼竜)
     2⇔3間:15⇔16、15⇔17
    なお、キャンプの位置はエリア1・8・11・17。
  • 古代樹に限ったことではないが、エリアを跨いで自発的に飛び降りる場所は○ボタンを要求されるようだ。
    下層への誤落下は案外恐れなくても大丈夫。
    • 突き落とされた場合や、同エリア内ならもちろん落ちる。

エリア1(1層:南西部)・南西初期キャンプ

  • フィールド南西に存在する初期ベースキャンプのあるエリア。
    BCを新たに設置しない限り、ここからクエストを開始することとなる。
    モンスターが侵入することはないが、環境生物やドスヘラクレスの回収は行える。
  • 浅い川の流れる平地がほとんどを占めるエリア。南西の端にキャンプが設営されている。
    大型モンスターが獲物を求めて現れることもあり、草食竜が多いからと言って油断はできない。
    • キャンプから出れば西と南側に海、北東遠方に圧倒的なスケールの古代樹が望める。
      小動物も多数観察可能で、今作ならではの要素が早くも多数感じられることになる。
  • 平地を東に進むとエリア3、北側の洞窟に入るとエリア2、西側の岸壁沿いにエリア9へ接続する。
    • なお、エリア9に進む道から海を眺めると細長い岩が海から伸びているが、
      この岩はなんとモンスターの移動経路となっており、アンジャナフやイビルジョーは上をジャンプで渡る。
      エリア9から1へと向かう際にはこのルートを使い、そのダイナミックさは一見の価値あり。
      MHW:Iではさらに利用するモンスターが増えた他、ジンオウガが特殊な行動を取る。
      この岩の上で休息し、遠吠えするというもの。月夜にはとても映える。

エリア2(1層:中部)

  • 中央の水場を、ステージのように一段高い外周が囲んでいるエリア。
    茂みが多くあるため見通し辛いが、モンスターから身を隠すのは容易である。
    多数のジャグラスがたむろしている。
  • 東側の地下には洞窟が延びている。エリア2の中で完結しているため迷うことは無いだろう。
    内部はそこそこ広く、ドスジャグラスの寝床にもなっている。

エリア3(1層:南部)

  • 沼地のエリア8に似た、ススキのような植物が広範囲に茂る。
    若干足元が視認しづらく、導蟲に注意しないと痕跡の発見は困難だろう。
    エリア1同様に浅い川が流れるが、足を取られる深さではない。
    • 他のエリアにも言えることだが、木のように見える柱のほとんどが古代樹の
      幹から遠く離れたこのエリアでさえ、古代樹の巨大さを実感できる。
  • 西はエリア1、東はエリア4、北側の洞窟に入るとエリア2。
    • エリア2に繋がる道は、洞窟と地上の2本に分かれている。
  • 南側にぐるりと1周する通路がある。日当たりが良いのか、のんびり日向ぼっこをしているアンジャナフが観察できる。

エリア4(1層:南東部)

  • 北側は古代樹に続く平地。南側は波打ち際までの斜面になっている。
    平地は広く、視界も開けている為戦闘にはもってこいのエリア。
    南の傾斜はきつく、容易に滑走が発生する。利用できる場合は有効だが、苦手な場合は北側に誘導しよう。
  • 東端には道のように記載された場所があり、独立した広場が続いている。
    奥には調査拠点アステラへ帰還する門があり、丘の上には今作拠点となる船が鎮座している。
  • 西はエリア3、北はエリア11と繋がっている。

エリア5(1層:東部)

  • 鬱蒼とした森林地帯。本格的に古代樹の足元に近づいている。
    一見特徴の無い森に見えるが、
    シビレガスガエル・テトルー・回復ミツムシ・翼竜と新要素が高密度に詰まっている。
    平坦で逃げ場も多く、戦闘向きのエリアになる。
    • 回復ミツムシがいる木の中に入るとモンスターから隠れることができるが、
      モンスターの攻撃を受けると破壊される。
    • 上位ではガジャブーが複数出現し、偶発的にモンスターかハンターに攻撃が加えられる。
  • 翼竜にスリンガーで物をぶつけると、○ボタンで掴まれるようになる。
    一気にエリア15まで連れて行ってくれるので、高層に移動したい場合は利用するといいだろう。
    • 古代樹キャンプが開設されている場合はファストトラベルの方が早いかもしれないが、
      古代樹外部を一気に上るのは爽快。海と古代樹に挟まれた空中は隠れた絶景ポイント。
  • 南はエリア11、北はエリア6に接続する。エリア6方面のツタを上ると北東キャンプに到着する。

エリア6(1層:北東部)

  • 地面がU字型に緩やかに傾斜している森林。
    • ドクカズラや毒テングダケの群生地になっている。攻撃、または○ボタンで破壊すると毒液が垂らされる。
      先述の地形をしているため毒が広範囲に広がり注意を要するだろう。
  • 北端には段差があり、生態上の都合がいいのか、プケプケの寝床になっている。
    その周辺にはランゴスタも居るが、今作ではあまり邪魔にはならない。
  • エリア7への道中に上れる場所があり、その先の広場では不死虫などの貴重品を採取可能。
  • エリア5やエリア6では、ハンターが地上にいても導蟲が木の上を通るルートをとろうとする。
    この付近でモンスターの追跡が開始された場合いきなりカメラが変な方向に向く場合があるので注意。

エリア7(1層:北部)

  • 森林地帯。地面は階段状に岩が露出しているため、戦闘中は足を取られがち。
  • エリア南東から渦巻き状に洞窟が続いている。
    どこにも接続していないが、内部は相応に広い。
    閃光羽虫が漂っているほか、ジャグラス等もうろついている。

エリア8(1層:北西部)・北西キャンプ

  • 太い根がエリア内を細かく区切る森林地帯。
    エリア自体は広いのだが、古代樹の根や横たわる倒木のせいでやや狭苦しい印象を受ける。
    • 倒木は中空になっている。一時避難に使えなくもないが、大型モンスターは豪快に破壊してくるので程々に。
  • 坂道を登れば2階層のエリア13に到達できる。
    また、エリア5同様に翼竜を捕まえればエリア14まで連れて行ってくれる。
  • エリア北東にキャンプが設営されている。

エリア9(1層:西部)

  • 西の海岸沿いに広がる岩場。北側は急斜面、南は腰まで浸かる水場になっている。
    深い水場は動きが制限される上、3方を段差に囲まれて逃げづらいため戦闘中は不用意に進入しないこと。
    北は北でシビレガスガエルが複数居る為、調子に乗って滑走攻撃を振り回すと不意に麻痺を受ける危険がある。
    • 水場にはガライーバが生息している……が、
      姿を見られるのは下位だけであり、上位ではいかなる理由かクエストでも探索でも出現しない。
      ストーリークリア後などに改めてモンスター図鑑を見直し、「ガライーバなんて古代樹の森にいたっけ?」
      となるハンターもいるとかいないとか。
  • 穏やかな風景だが、海岸沿いの岩場に目をやると一部が赤熱していることが確認できる。
    βテスト段階では不明だが、何らかの脅威との関連が推測されていた。
    • オープニングのムービーから察するに、ゾラ・マグダラオスが上陸した地点である可能性が高い。
    • 公式設定資料集には「熔山龍が突撃した岩肌」と記載されており、
      彼が持つ膨大な熱エネルギーにより岩肌が溶解し、できたものである事が判明した。

エリア10(1層:中部)

  • 全域が洞窟になっている地下のエリア。
    比較的太い通路の西側と、大型モンスターは到底入れないような狭い東側に分かれる。
    • 東側は段差上の数箇所にレア採取ポイントがある。
      直接上れず、細い通路から回り込まなければならない。

エリア11(1層:中部) ・北東キャンプ

  • 1階層の中でぶっちぎりで複雑な区画
    古代樹を上る南外周部、U字型に広がる南側の水場、西側の細い洞窟部、
    東側からキャンプに続く密林地帯に分かれる。
  • 南外周部はマップ東側各所と上層部を繋ぐ重要な街道になる。
    このエリア内では唯一戦闘に耐えるだけの広さを持つが、油断すると下記の水場に落下しやすい為注意。
  • 外周部から飛び降りると狭い水場に落ちる。ただでさえ狭い上に、茂る草や木々で視界が悪い。
    • 各所にツタや段差があるが、上る場所で全く違う場所に出る。
      外周部に戻るはずが洞窟や森に迷い込んだりすることになるので、冷静に現在地を見極めよう。
    • 水場東側から上を見上げると楔虫が光るポイントがある。
      ここでワイヤーを発射すると、所謂秘境的な区画に到達可能。
      レアな採取ポイントがゴロゴロしているので立ち寄るといいだろう。
    • この水場、基本的に脛の辺り、深い所でも腰に届くかどうかという水位の低さだが、
      意外にも魚が生息しており、釣りもできる。
      アロワナたちの主な釣りポイントであり、巨大種の出現も確認されている。
  • 水場から西に段差を上ると、視界が悪い木立の中に入る。
    奥にある輝くハチの巣からは一挙に複数のハチミツが入手可能。
  • 水場西側から北に進むと、エリア西側の洞窟に入る。モンスターの脅威は無いが、
    潜ったり木を掻き分けたりしながら進むことになるので、通路としてはやや使いづらい。
    • 特産キノコが増殖中の時、この洞窟の中にレア特産品の月夜茸が採れるポイントが発生する。
      また、レアな環境生物であるマボロシモルフォの出現場所でもあるので、
      環境生物探しの際はよく訪れることになる。
  • 水場東側から段差を上ると、上下2層に分かれた密林地帯に出る。うんざりするほど複雑だが、
    レアな採取ポイントも複数ある。道を頭に入れておきたい。
    下部は大量の木々で視界が悪い上に道が曲がっていて方向を見失いやすい。
    上部は狭い足場が左右に分かれていて、ターザンの如く自然のロープ伝いに移動することになる。
    狭い洞窟が配置されており、内部では光る採取ポイントがいくつかある。
    • 上部、下部は棒状の木を上ることで垂直移動が可能。木々が視界を遮るが、
      丁寧に探せばすぐに見つかるだろう。
    • なお、ここはアンジャナフの縄張りの一部。狭い木々を押しのけて迫る巨影は恐竜映画そのもの。
      あまりの狭さに、戦闘もそこそこに向こうから移動するのだが。
  • 密林を抜けるとキャンプに到達可能。このキャンプ付近からツタを飛び移るとテトルーが徘徊する区画に出る。
    谷の水場では釣りも可能だ。

エリア12(1層:中部)

  • 光の少ない鬱蒼とした森の広場。清水を求めたらしいケストドンの群れが見られる。
  • このエリア最大の特徴は、今にも切れそうなツタの中に巨大な岩がぶら下がっている点にある。
    • スリンガーまたは武器攻撃を複数回当てると落下し、下のモンスターを押し潰すことが可能。
      これは「落石」ギミックとして記録され、調査ポイントが獲得できる。
    • 近くに楔虫が居る為、ワイヤーを発射すればジャンプアクションで岩の上に乗れる。
      スリンガーの弾がない剣士でもギミックを発動可能。岩もろとも落下することになるが。
      レーシェン、エンシェントレーシェンもこのエリアにおり、丁度上記の岩の真下に居る為、
      キャンプから木をくぐり抜けてすぐ落石を喰らわせる事ができる。
      ダメージも馬鹿にならないので是非とも確実に当てていきたい。
  • 森の深部ではあるが、意外にも西側急斜面から2階層に移動可能。

エリア13(2層:北西部)

ここから2階層。地上の1階層と、古代樹頂上付近の3階層。そして、「ほか全て」が2階層に含まれるようだ。
そのため全てのエリアが複層構造であり、全階層の中でも最も複雑でややこしい区域になる。
また、レアな大回復ミツムシがいるのも特徴。

  • エリア13は、2階層北西に当たる。地下通路の下段、草の繁茂する中段、更に段差を上った上段の3層構造。
  • 下段はエリア8から登ってきたときのみ通過する通路。螺旋状に中段に繋がっている。
    このエリアのマップが非常に読みにくくなっている主犯。
  • 中層は樹木の途中とは思えないほど頑丈な地面になっている。
    ジャグラスなどが餌を求めて徘徊する姿が見られる。
  • 上層は網状にツタの生えた一角がある。アンジャナフが寝床にしているようだ。
    • βテストに参加したハンター諸氏は、
      瀕死のアンジャナフを追ってグルグルと細い斜面を登った経験があるだろう。
      実は導蟲が居るならともかく、マップだけでは理解の難しいルートを通っている。
      • あえて文字で表すのならば、
        8右側中央⇒13左下(下段)⇒13中央(下段)⇒13左側(中段)⇒13中央(中段)⇒13上側(上段)⇒13右上(上段)
        と移動している。
        表現力の限界を感じる
    • 上記の通り、アンジャナフはマップ上の最短距離を通っていない。
      ハンターならばエリア8の崖をよじ登ることでショートカット可能であるため、
      寝床と道さえ覚えていれば、逃げ出した時点で先回りが出来るかもしれない。
  • このエリアは1階層への落下場所が無い。
    上述の通り複層構造で位置が分かりづらいので、上段から落下した等で位置が分からなくなった場合
    「自分はまだエリア13に居る」ことを前提にマップを確認するといいだろう。

エリア14(2層:南西部)

  • 2階層の南西に当たる。枝葉が少なく、樹木の隙間から大きく空が見えている。
    この形状のため森の主がよく飛来し、マーキングと思われる爪痕を壁に付けている様子が見られる。
  • ここも大まかに3層構造であり、エリア13同様に草の茂る中段、
    ヘリポートのように円状に枝の組まれた上段、谷間のように薄暗く湿った下段に分かれている。
    下段のカスミジョロウの巣の先から、エリア10へ飛び降りることができる。
    • 下段にはそれなりの深さの水場がある。釣りもできるが、水草が多く魚影が隠れやすい。
  • 各段は斜面ではなく、ツタの昇降で移動することになる。隙だらけなので狙われると非常に危険。
    下段は狭いので可能な限り落ちないようにしたいところだが、
    上中段も広くは無いうえに左右に落下部分が多くなかなか難儀する。
    無駄な被弾が増えるようならば余り深追いせず、さっさと移動してもらった方が利口かも知れない。

エリア15(2層:東部)

  • 2階層の東側全体を占める、本フィールド最大級の規模を持ったエリア。
    単純な面積であればエリア1の方が広いが、太い通路が螺旋状に積み重なっているため見た目以上に広大。
    位置から察するに、古代樹の内部全体を使っていると思われる。こんなスッカスカで大丈夫なのだろうか。
  • エリア13,14同様に多層構造だが、ほぼ全域が斜面で形成されている為表現がしづらい。
    但し、上へ上へと登っていけば3階層に出られるので、あまり迷う要素は無いかもしれない。
  • 上述の通り螺旋状のため、中央部分が完全に空いている。
    下に下りるのが楽…というよりは、落下した場合登るのが面倒臭いと感じられるだろう。
  • エリア右下、大きく空の見える場所はひときわ広い。
    落下もしづらいので、ここを主戦場にすると良いだろう。
    ここにも上位ではガジャブーが出現するので横槍に注意。
  • 螺旋通路の一番上には小さな足場があり、リオレウス亜種の寝床になっている。
    この足場の周囲には楔虫が複数生息しているほか、
    縁の一部に爆弾を当てるとツタが網のように垂れ下がり、ツタ罠として機能する隠しギミックが存在する。

エリア16(3層:南部)

  • 3階層の南側。枝葉が少なく、下層の森から海までを視認可能。
    絶景を眺めるならここだが、森の主の巣があるので長居するときは注意。
  • 火竜の影響で周囲の木は炭化して積み上げられている。
    ところが、この木材が天然(?)のダムとなり、エリア北側に大量の水を堰き止めている。
    激しい戦闘や爆発物、モンスターの攻撃等で決壊し、ギミックである土石流を呼び起こす。
    凄まじい勢いで下層に流れ込むため、
    巻き込まれたハンターとクシャルダオラを除く生物は無事では済まない。
    大型モンスターでさえ叩き付けられ、数秒動きを止めることになる。
    • しかし高さはそこまででもなく、飛行中の火竜には届かなかったりするので、
      自発的に利用するならタイミングを見極めよう。閃光玉で墜落させるのもアリ。
    • クシャルダオラには仕掛けるだけ無駄かと言うとそういう事も無く、
      土石流に引っかかりさえすれば大ダウンとなり、攻撃チャンスになる。
      ただ、対岸でダウンすると近付けないので崩すタイミングと位置取りは気を付けたい。
    • この天然ダムの奥には貴重な採取ポイントが眠っている。
      βテストの段階でもライトクリスタルが確認されているため、
      大型モンスターが居ない場合でも大タル爆弾や竜撃砲を叩き込む価値はあるだろう。
    • MHW:Iで実装されたクラッチクローからのぶっ飛ばしでも決壊させることができる。
      開幕や瀕死時は特にぶつけやすいので積極的に狙いたい。
      モンスターからすればぶっ飛ばされて流されてと踏んだり蹴ったりもいい所である。
  • 竜の巣らしく卵が採取可能。但し最寄の古代樹キャンプへの最短ルートにはしゃがんで通り抜ける箇所がある為、
    回り道をして運搬しなければならない。
    卵を抱えた後、マップを時計回りに進むよう坂を下り(ランゴスタに注意)、
    マップ17へ入り細い樹上を進めば2分ほどで最寄りの古代樹キャンプに着ける。
    16の坂を下りきった後にキャンプ17へガイドを設定すると道が分かりやすい。
    なおエリア17へ入るまでは火竜の縄張りをうろつく事になるので注意。
    「俺は森の運搬屋」を受注するならキャンプ17の開放はほぼ必須だろう。
    • 今作では卵を抱えたまま前転可能なので、多少は気が楽…かもしれない
    • 隠れ身の装衣を使うと発見されてもスルーされるので運搬が楽になる。運搬スキルを付けると更に楽になる。
    • このルートなら関係ないが、何故か10メートルはある段差でもハンターは卵を落とさず飛び降り可能である。
      運搬スキルがあれば30メートルほど飛び降りても卵を落とさない。
      過去シリーズからのプレイヤーは是非一度試して欲しい。謎の気味悪さを感じられるだろう。
      大陸が異なろうとやっぱりハンターは人外であった。

エリア17(3層:北部)・古代樹キャンプ

  • 3階層の北側。北は枝の回廊、東はキャンプ、西はテトルーの拠点がある。
  • 北側に張り出した細い枝が複雑に絡み合い、人間を支えられるだけの太い道を多数作り出している。
    • ここから更に北に、ボルボロスの頭殻の如くゴツゴツした山脈が見える。
      大蟻塚の荒地からも同様のものが見えるため、位置のイメージが掴みやすいだろう。
    • マップでは道が重なり合い、表示だけではわからない部分がある。
      とはいえ、分岐点ははっきり表示されるためそこまで迷うことは無いだろう。
  • キャンプから西に出ると、ロープアクションでのみ到達可能な対岸が見える。
    奥には更に高所に上るツタがあり、頂上まで上りきるとテトルーの住みかと思しき空間に着く。

フィールドギミック一覧

ギミックエリア発動方法効果備考
ツタの罠48木を破壊*1大型モンスターを拘束古龍には効果がない
ツタの罠15ツタを爆弾で爆破空中の大型モンスターを拘束古龍には効果がない
上のツタの罠とは違い
マップに表示されない
巨大な浮岩12攻撃を加える大ダメージ、大ダウン 
樹冠の堰堤16炭木の破壊落下ダメージ、大ダウン飛行中のモンスター
古龍には効果がない*2
回復ツユクサ113攻撃を加える
零距離で〇
50回復 
回復ミツムシ56攻撃を加える
零距離で〇
100回復 
大回復ミツムシ13攻撃を加える
零距離で〇
200回復回復効果は持続する
シビレガスガエル59攻撃を加える
零距離で〇
麻痺属性のガスを吐くハンターにも影響がある
閃光羽虫25715攻撃を加える
零距離で〇
閃光を放つ 
ドクカズラ6攻撃を加える
零距離で〇
毒沼が出現ハンターも毒になる
綿胞子草26714攻撃を加える
零距離で〇
モンスターから身を隠せる 
スタミナライチュウ45111314零距離で〇2分間スタミナ消費半減 

出現モンスター

小型モンスター
ガライーバ
アプトノス
モス
ケストドン(♂・♀)
ガジャブー
ランゴスタ
ジャグラス
メルノス
大型モンスター
ラージャン
イャンガルルガ(通常個体/特殊個体)
クルルヤック
プケプケ
リオレウス(通常種/亜種)
リオレイア
ティガレックス
ナルガクルガ
バゼルギウス
イビルジョー(通常個体/特殊個体)
ディノバルド
アンジャナフ(通常種/亜種)
バフバロ
ジンオウガ
ドスジャグラス
トビカガチ
オドガロン亜種
クシャルダオラ
悉くを殲ぼすネルギガンテ
死を纏うヴァルハザク
イヴェルカーナ*3
レーシェン
エンシェント・レーシェン

古代樹について

MHWorldのストーリーのネタバレが含まれています。
  • フィールド名に冠されている"古代樹"だが、正確にはそのような種の巨木は存在しない
    フィールド中央の古代樹と呼ばれているものは色々な植物の集合体であり、
    それがまるで1本の木のように見えているのである。
    この"古代樹"の「周囲のものを取り込んで成長する」性質は他では見られないものである。
    • 古代樹を構成する樹木などから採取した実や種で人工的に古代樹を育てる試みもあったが、
      結局のところそれらは"古代樹"という種ではなく元となった植物のものでしかない。
      単純に育てたところで元々の植物しか得られないということである。
      また、接ぎ木に関しても同様の理由で意味を成さなかった。
      このためアステラの植生研究所では長らく古代樹を育てることができなかった。
  • 転機となったのは古龍渡りを敢行したゾラ・マグダラオスの新大陸上陸後。
    「植生研究所の所長」が森で行ったフィールドワーク中面白い物を発見。
    それを肥料として与えたところ、古代樹の芽が出て遂に生育に成功
    この段階でのストーリー中でははぐらかされて発芽の理由は聞けないものの、
    既に所長はあることについて確信を得ていたようである。
    • また、これにより古代樹の「周囲のものを取り込み成長する」性質を利用可能となり、
      植生研究所で行っている植物の栽培・虫の増殖が効率的に行えるようになった。
      この機能にはプレイヤーハンターも散々お世話になることだろう。
  • MHW主人公が瘴気の谷へ到達したことを聞いた植生研究所の所長は、
    自ら実地調査を行うためクエスト「怒涛のカンタロス祭り」を依頼してくる。
    クエストから帰還すると、アステラで生育していた古代樹が巨大化
    主人公が理由を訊ねたことで、ようやく所長が古代樹の種に行ったことを話す。
    • 主人公がストーリーでトビカガチの初狩猟を行っていた頃、
      所長はゾラ・マグダラオスの上陸地点で彼の岩殻のかけらを入手
      それこそが上述した面白い物の正体である。
      更に、ゾラ・マグダラオスが大峡谷の先を目指していたことから、
      所長は「大峡谷の先の地」である瘴気の谷にてサンプルを入手、見事目的を達成したとのこと。
  • その後、古龍渡りの真相として「死期を悟った古龍が死地を求めて新大陸を目指す」仮説が提唱される。
    元々古代樹など新大陸の植物は10年単位で急成長することが年輪から判明しており、
    それは古龍渡りの周期である10年と一致するものであった。
    このことから、死した古龍の生体エネルギーが新大陸中の養分となっており
    古代樹もまた古龍のエネルギーを元にして育ったものと考えられるようになった。
  • 開発陣が各種講演で用いている新大陸の図解に依れば、
    古代樹の根元には地脈が存在しており、それが植物の異常成長を促したようである。

余談

  • 開発の発言によると、「古代樹の森」のモデルとなったのはオーストラリアの原生林とされる。
    上層階層(リオレウスなどがよく姿を見せる所)には細い枝がカーテンのように下がっている場所があるが、
    これも現実のオーストラリアにある風景とそっくりである。
  • 「フィールドの中心部にある大きな1本の巨木がシンボル」「鬱蒼とした森」という特徴は、
    MHFやMHP2Gに登場したフィールド:樹海を連想させる。
    • 雨天の場合は様変わりし、薄暗い風景に降りしきる雨と生い茂った木々が合わさり
      密林沼地水没林を想起させる趣となる。
      その為、人によっては「別の新しいフィールドを訪れたのではないか」と思うほどの変容となっている。
  • 狭さからモンスターが剥ぎ取り不可になるのを防ぐ為か、
    エリア4と13を結ぶ細い通路の中ではどれだけ攻撃してもモンスターの体力が必ず1残る仕様となっている。
  • 水が豊富な設定もあり、釣りが可能な箇所は6ヶ所もある。古代樹の森だけでほとんどの魚類を手に入れられるだろう。
  • 豊かな水と緑に囲まれた古代樹の森には多種多様なモンスターが集まっており、
    登場するモンスターの種類はダントツである。
    さらに拡張コンテンツのアイスボーンでは復活モンスターが次々と公開されているわけだが、
    その多くがここ古代樹の森にも出現する事が確認されており*4
    段々かつての魔境のような環境になりつつある。
    しかしあちらとは違い出現するモンスターは皆森林という環境に適している
    理由として説明できそうなモノも、かの魔境の成因との共通点があるから質が悪い

関連項目

世界観/アステラ - 古代樹の森すぐ近くにある
フィールド/大蟻塚の荒地 - アステラを挟んで隣り合い、影響を及ぼしている
フィールド/大峡谷 - 遠景として岩山が聳えているのが見える
BGM/古代樹の森戦闘BGM


*1 小タル爆弾2個で破壊可能
*2 大ダウンはする
*3 ストーリー中で新大陸に訪れている間のみ
*4 但し、その全てが古代樹の森に生息しているわけではない。