アイアンホルン
鉄製の狩猟笛。見た目も機能も非常にシンプルで扱い易い。狩猟笛初心者に勧める一本。
ウィンドホルン
アイアンホルン最終強化型。見た目こそシンプルだが、その性能は熟練者をも唸らせる。
目次
概要
- MHXにて登場した、完全新規の狩猟笛。
見た目はスイス周辺の高地で用いられる楽器アルプホルンに似ている。
新米ハンターが最初に扱う鉱石武器に該当する。 - 従来作品ではゲーム開始時から購入可能な鉱石狩猟笛はメタルバグパイプであったのだが、
MHXでは新たに登場したこの武器がそのポジションに立った。
「狩猟笛といったらバグパイプからだろ!」と工房を訪れ、
見慣れた笛が無いことに戸惑った古参カリピストも多かったことだろう。- 尚、メタルバグパイプ自体はリストラされた訳ではなく、後々レア2の武器として登場する。
アイアンホルンを強化するか、村か集会所クエストを★3まで進めると購入可能となる。
どうやら他の武器種で言う討伐隊武器のような立ち位置になったらしい。
デザイン的にはこっちの方が討伐隊武器っぽいが。
- 尚、メタルバグパイプ自体はリストラされた訳ではなく、後々レア2の武器として登場する。
性能
MHX
- LV1での性能は、ベルダーホルンとボーンホルンの中間に位置する攻撃力80と、
白黄赤の音色を持つ。
斬れ味は黄色だが、上記二つの笛と違ってLV2に強化すると
いきなり緑ゲージが出る。
さらに旋律効果で火属性防御強化【小】と高周波が扱えるため、
先生の授業を受けに行くのにピッタリ。 - 派生先としては、
LV2にソニックビードロー、
LV3にメタルバグパイプと63式軍楽口風琴、
LV4にヴァルキリコーダー、
LV6にアグナディオンがある。
- 最終強化で銘を「ウィンドホルン」に改める。
その性能を見てみると…- 高火力が期待できる攻撃力220
- 安定第一の会心率0%
- 斬れ味は長大な緑ゲージに匠での増加分はすべて青
- 音色は変わらず白黄赤
- スロットゼロ
- このように、今作の鉱石武器一派の御多分に漏れず、鈍器運用に適したステータスとなっている。
逆に言えばスキルでカバーしないと、序盤武器をそのまま最終強化したこのタイプはどうしても他に一歩劣る。 - 斬れ味が低い鈍器運用武器の問題点として"弾かれやすい"という点があげられるのだが、
狩猟笛には"はじかれ無効(自分強化)"の旋律があるので、心眼スキルが必要にならない。- 紫音符が無いのを欠点と見るプレイヤーもいるが、
赤黄音色の笛では紫音符があったとしても火耐性が強化されるくらいなので、大きな問題にはならない。
- 紫音符が無いのを欠点と見るプレイヤーもいるが、
- ボーンSシリーズで笛吹き名人とKO術と鈍器使いを発動できるため、
上位に上がりたてのハンターや、ウィンドホルンを使ってみたいハンターはこの防具を揃えると良いだろう。
MHXX
- G級の強化では上位で得られなかった紫音色を手に入れ、スロットも追加される。
ただしG★1での強化に必要なランポスの大厚皮は森丘の採集ツアーの乱入ぐらいしか安定した供給がないため、
地味に強化は面倒である。- 後の強化を考えるとランポスの大厚皮が余分に必要になるが、
ウィンドホルンとして一発生産することもできるようになっている。
- 後の強化を考えるとランポスの大厚皮が余分に必要になるが、
- G★4で究極強化できるようになり、銘が「グランホルン」となる。
グランホルンの性能は- 比較的高めの攻撃力330
- 特に変化のなかった会心率0%
- 斬れ味は素で長めの青、斬れ味レベル+1から白が出るが紫はなし
- 音色は紫黄赤
- 最終的なスロット数は2つ
音色の都合上紫音色を得ても攻撃力強化【小】しか使えないが、
G級でも攻撃力強化【小】しか使えない笛はそこそこあるためそこは問題ではない。
むしろ旋律込みの物理期待値で見ると3位まですべて【大】が使えない
とはいえやはり斬れ味が良いとは言えず、攻撃力が突出しているわけでもないため、
実用性で見ると上位互換になる笛はいくらでもいるといったところ。
とはいえ攻撃力強化の旋律があるため好みで使っても足を引っ張るほど弱いということはない。
MHRise
- 久々に登場。今作では鉄武器派生で一番最初に作れる笛に抜擢された。
アイアンホルンIという銘であり、強化先にIIがありそうな初々しい名前。
デザインはMHXそのままの武骨なものだが、
グラフィック向上に伴い金属の質感がとても綺麗になっている。
- 旋律は、
♪♪高周衝撃波
♪♪スタミナ回復速度UP
♪♪防御力UP
といった、堅実なもの。
高周衝撃波という新しい旋律にときめいた笛使いも多いだろう。
内容は高周波にダメージがついただけのものだったが。
- 一段階強化するといきなり銘がウィンドホルンになる。
MHXのやたらと長い強化を知る狩人からすれば驚きの早さである。
アイアンホルンIIなんてなかった。
ウィンドホルン時点では攻撃力90に斬れ味黄色でそこまで強いものではない。
- さらにマカライト鉱石と鳴き袋を使うことで、メタルバグパイプに強化できる...
なんと、アイアンホルンは折角復活したというのに鉄武器派生の枠をバグパイプに奪われ
超序盤でその生涯を終えてしまうのであった...
MHX系列の初期の見た目のままに最終強化、究極強化ができる時代を
知っている狩人からすれば余計に悲しくなるというものである。
こんなに短い命なら初期生産時点からバグパイプでよかったんじゃないだろうか。
演奏できる旋律もそのままバグパイプに引き継がれていくことになる。
- このようにRiseでは散々な扱いのアイアンホルンであるが、
演奏サウンドはしっかり設定されており、
ブゥォ~ォオ~♪
といったアルプホルンのような武骨な音が鳴る。
アイアンホルンが好きな人はたまに採取クエストなどで担いであげたり、
如意自在の外装変更に選んでやったりするのもいいだろう。- 続くMHR:SでもMR強化先は得られなかったが、武器の重ね着は無事に実装された。
関連項目
武器/鉱石武器
武器/メタルバグパイプ - かつての初期&鉱石武器。