ガウシカの素材を中心に作られた太刀。MHXより登場。
目次
概要
- ガウシカ素材の形状をそのまま活かして作られた、という触れ込みの太刀。
装飾を最低限に抑え、抜群の扱いやすさを実現している……とのこと。- しかし、その割に見た目は太刀としてはかなり特異な形状となっている。
真ん中にガウシカの角が使われ、その上下から双方に向かって刃が生えているという形。
一見しただけではどこが柄なのか分かりにくく、太刀と言うよりも操虫棍に近い見た目と言え、
扱いを間違えれば逆にこちらが傷つきそうだ。
- しかし、その割に見た目は太刀としてはかなり特異な形状となっている。
- ガウシカ素材から作られる武器と言うものはMH4G以前までは存在しておらず、MHXになりようやく登場した。
なお、同作においてはガウシ刀以外にもガウシカ武器がいくつか新たに登場している。
性能
MHX
- シリーズ初登場。武器の方の骨からLV1でいきなり派生させることで作製ができる。
派生させるためには当然ながら、ガウシカの角や暖かい毛皮が必要になる。
なお、派生させずに一発で作りだすことはできない。
- 派生直後の段階では、骨よりもわずかに黄色ゲージが長く、防御力ボーナスが若干付加される程度。
ガウシカと出会える頃には既に黄色ゲージでは戦闘が厳しくなってくるため、
この状態ではまだまともに戦うことはできない。
- そこから雲羊鹿の角やガムート素材、各種草食種素材などを使用していくことでさらなる強化ができる。
LV2で待望の緑ゲージが素で出現し、さらに強化を続けることで緑ゲージが延長していくほか、
攻撃力と防御力ボーナスもわずかながら上昇していく。
- 獰猛な尖角や上位巨獣素材などを使用し強化することで、最終強化段階であるガウシ刀【鹿角】が完成する。
最高級のガウシカの角を名匠が研ぎ上げて完成を見たとのこと。- 性能を見ると、攻撃力はなかなか高めの220に、防御力ボーナス+25と、ここまでならなかなか悪くはない。
しかし、それ以外の部分が致命的に厳しい。
斬れ味は素でわずかに青が出たとはいえ匠を使っても白が現れず、スロットも一切なし。
会心率も特になければ、属性も最後まで無しのまま。
他にも無属性太刀にはライバルが多いため、ここでお役御免と言ったところか。
- 性能を見ると、攻撃力はなかなか高めの220に、防御力ボーナス+25と、ここまでならなかなか悪くはない。
- 見ての通り、せっかくの初参戦武器ではあるのだが、残念ながら終始いまいちパッとしない性能である。
まあガウシカの角から大業物ができたらそれはそれで妙なものだが。- おそらく、最も満足に使用できるのは下位クエスト攻略段階におけるLV2~3あたりだろう。
なおLV4への強化には上位素材が要求されるのだが、性能の向上は微弱な変化に留まる。斬れ味も緑のまま。
- おそらく、最も満足に使用できるのは下位クエスト攻略段階におけるLV2~3あたりだろう。
MHXX
- MHXXでは限界突破によるさらなる強化が可能となる。
究極強化は大ガウシ刀【鹿鳴】。- 攻撃力340
- 斬れ味は僅かな白10(匠+2で紫10)
- 防御力+30、属性/スロ/会心なし
一応紫ゲージを発現させれば期待値では上回るが、たった10の斬れ味ではどうしようもない。
見た目の好みで扱うレベルだろう。
MHRise
- Worldから一作空けての復活。どういうわけか上位からの登場。
最終強化のガウシ刀【鹿角】の性能は- 攻撃力200
- 斬れ味は青30、匠5でようやく白10
- 防御力+15
- スロットはLv3×1
- 無属性、会心率0%
- 百竜強化は攻撃力強化II、人魂鳥倍加、操竜の達人、
引き継ぎで防御力強化II、会心率強化II
無属性太刀としてはナルガ太刀や、鈍器使いを発動させた骨刀グアルガの壁があまりにも大きい。
強いて言うならLv3スロットを活かして太刀向けになった抜刀術【技】の装飾品を入れられるくらいか。
草食の小型モンスター素材にしてはかなり健闘しているため、デザインが好きなら百竜刀の外装にするといい。
- また、人魂鳥倍化は割とレアな百竜強化なので、
ヒトダマドリ回収特化装備を作るなら候補にならなくもないかもしれない。
この場合ピコ・セイフから同スキルを引き継いだ飛竜刀【葵】と凍刃【氷華】が強力なライバルとなる。
この二振りは【鹿角】とほぼ同格の素青かつ攻撃力200だが、
いずれも属性付きの上に【葵】はLv1×1のスロットを持つため、
【鹿角】はなんとしてもLv3スロットを生かせないと攻略段階ですら有無を言わさず敗北する羽目に。
- 何故か斬れ味の橙ゲージが強化のたびに延長されていき、
最終的には匠+5込みでもゲージの半分以上を占めるほどになる。ガウシカ色だろうか・・・。
MHR:S
- MRの草食種素材を用いることでガウシ刀【鹿大角】に強化が可能となり、
この時点の性能は- 平均的である攻撃力240
- 無属性・会心率無し
- 斬れ味は青50、匠+4から白
- 倍増した防御力+30
- スロットは引き続きLV3が1つ
- 百竜装飾品スロットは○○種特効が付けられるLV2
特に同ランク帯で作成できるカムラノ武刀に勝てる要素がほぼないのが厳しい。- 一応差別化するのなら高くなった防御力+30だろうか。
上位装備ではMRのモンスターの攻撃力が厳しく感じる人には一考の余地はある。
- MR4になるとガウシ刀【鹿大角】改へと強化が可能になるが、
- 大きく伸びた攻撃力300
- 斬れ味は素の青が60に、匠+2から白。紫は出ない
- それ以外はそのまま
攻撃力こそ伸びたものの、やはり斬れ味がネックか。また、レア素材である大獣玉が要求される。
とはいえストーリー中に必ず戦うガランゴルムの素材と草食種だけで作れるため、
素材が揃っていたら寄り道せずに作成できるのは利点である。
- そしてMR10を超えると必然的にガウシ刀【鹿王角】の武器情報が解禁される*1。
真なる英雄に鍛えられ山岳に響く伝承となったとのことだが、そこに現れるのは- 同ランク帯では高めの攻撃力330
- 変わらず無属性、会心率も0%のまま
- 突如現れた素の状態での白ゲージ50
匠スキルで出る斬れ味も全て紫 - さらに伸びた防御力+40
- スロットはLV3が1つはそのままにLV1が2つ追加
- 百竜装飾品スロットも引き続きLV2
最大のネックだった斬れ味が強化されたことで匠発動時の期待値は同ランク帯でもトップクラスになった。
MRの装備に匠スキルや、LV3のスロットが増えたことも追い風だろう。
本武器にもLV3のスロットが着いてるのも評価点。
- しかしMR10の段階で全くのライバルがいないわけではなく、
ダークインザダーク改と青熊長筆【鮭獣戯画】がある。
前者は匠3から紫かつ会心率-10%だが、
ガウシ刀を上回る攻撃力340を持つため紫ゲージ時の期待値は上回られる。
後者は同じ攻撃力かつ素で紫をもっているが、
その値は僅か10であり匠も無効であるため、剛刃研磨がほぼ必須である。
ガウシ刀も武器のスロットに匠の装飾品を入れれば同じ様な運用はできるが、
青熊長筆【鮭獣戯画】のスロットはLV2が2つのためこの運用法は流石に分が悪いか*2。
本武器は匠1から紫が出ること、LV3スロット、防御力ボーナスで差別化することになる。
特に防御力ボーナスは、武器のLV1スロットに防御の装飾品を付ければ防御力+50となるため、生存率も十分上げられる。
- 無属性武器ゆえ汎用性が高く、やろうと思えばMR50程度まではこれ一本で駆け上がることが出来るほど。
それ以降は最終強化できる強力な武器も増えてくるため、この辺りで乗り換えを行うことになるか。- 特に攻撃340、会心率-10%、水29、素白80、匠で紫50、スロット3・1のヴァルトス・ガラ改が強力なライバル。
- 防御ボーナスという点では、攻撃力310、会心率10%、素で紫50、防御+50を持つ王国騎士太刀ブレイブ改がライバル。
- なお、相変わらず橙の斬れ味ゲージはむっちゃくちゃ長いまま。
ただ、さすがに長いままだと白や紫のゲージが入らなくなるからか、強化する度に橙ゲージは短くなる。それでも長いが。
ネタで他の色が短くなったら面白かったが、それはさすがに実用性がなくなると判断された模様
余談
- 武器名の由来はおそらく、ガウシカの「カ」と太刀の「刀」の字の形が似ているが故に、
駄洒落で付けられたのだろう。
ちなみに正しい読み方は残念ながら「ガウシカタナ」ではなく「ガウシトウ」となっている。
さすがに読みまで駄洒落ということはなかったようだ。
- 強化先に付く銘の【鹿角】は「かづの」ではなく「ろっかく」と読ませている。
過去作でこれを愛用していたハンターは馴染みもあるのでは?