MHF-G1より実装の双剣で、ポカラドン素材を用いたG級武器。
凍海獣を模した愛らしい外見通り、やわらかい毛皮がハンターの手元を優しく労わる。
概要・性能
- FacebookやTwitterのMHF公式アカウントにて先行公開された。
第一印象は「グローブ」。
ポカラドンの毛皮を贅沢に使用した厚手の手袋状の双剣で、
刃となる部分には凍海獣の牙らしき素材が片手に二本ずつ、実際の牙のように対で並んでいる。
はさみのような位置にある牙から、装備すればカニ爪のようにも見えるかもしれない。
- リーチは特殊リーチA。
非課金系統のG級双剣では唯一の特殊リーチA武器である。
ちなみに先行情報公開時とリーチの情報が異なっている(最初は通常リーチだった)。
- 「シーラモフモフ」なんていう愛らしい銘の双剣だが、
その性能は従来の常識では前代未聞。
実装当時における平均レベルのLv10、及び上限値であるLv20の性能を挙げると以下の通り。- Lv10時点で剛種武器クラスの攻撃力354、Lv20でぶっ壊れの攻撃力427
- Lv10時点で十分すぎる水属性580、Lv20で高すぎる水属性710
- Lv1~Lv11の時点ではデフォルトで青ゲージ、斬れ味レベル+1で青ゲージ延長+白ゲージだが、
Lv11以降はデフォルトで白ゲージを獲得する(進化武器のゲージと同じものになる)
水属性は他の追随を許さないはずだったガーベラフィオーレを蹴落とす。
しかも、シーラモフモフの生産可能ランクはG級最序盤のG★1。
更にこれはG級武器の標準性能であるLv20での話であり、シジルで属性値を更に強化したり、
限界強化でもっと上を目指すことが可能という恐ろしいことになっている。
これぞ「G級」の世界と思い知らされる一対であろう。
- ただしMHF-G1のG級武器強化システムは、
G2にてリファインされた後の現在と比較すると悲惨の一言であったため、性能に反して所有者は少なかった。
- MHF-G2では武器強化回りの環境が大きく改善され、更にG級武器をLv50まで強化することが可能となった。
シーラモフモフをLv50まで強化すると、他のG級武器よりは若干低いとはいえ攻撃力609まで上昇し、
更に属性値は水属性双剣の中でもかなりの上位に位置する水属性780まで伸びる。
なお、Lv31以降でも覇種5部位+ドドンガ・リッパーの攻撃力を防具補正なしで超えることや、
明確に水に弱いグラビモスなどのモンスターが追加されたことにより、作成者も増えてきた。- ちなみにLv30までの過程でファルノックとヒュジキキの部位破壊レア素材を使用するが、
使用するレベルではいずれも60%の強化レシピを選ぶとレア素材を要求されない。
失敗しても失うのはコモン素材数個と良心的になっており、
部位破壊レアが万一手に入らない場合は60%の確率に賭ける、といった作戦が可能となっている。
- ちなみにLv30までの過程でファルノックとヒュジキキの部位破壊レア素材を使用するが、
- なお、Lv40の強化は従来★6までのモンス素材で強化できたのだが、
緩和の影響でディスフィロアのコモン素材が必要となっている点に注意。
- 水属性G級双剣は従来多くなかったが、G3以降ではライバルが増えてきている。
特にバルラガル双剣「喰血双剣バルガルラ」と、
ドドンガ・リッパーの強化版である烈種武器「ドドンガ・リューシ」はシーラモフモフにとって脅威的。- 喰血双剣バルガルラは長い紫ゲージとシーラモフモフを超える攻撃力を持ち、
属性値も580と高い。
ただしG級最序盤の★1モンスターであるポカラドンを素材とするシーラモフモフに対し、
バルラガルは通常のG級クエスト最高ランクの★7モンスターであるため、生産・強化難度は高い。 - ドドンガ・リューシは烈種武器だが攻撃力が非常に高く設定されており、
烈種防具をたった2部位組み込むだけでシーラモフモフと全く同じ攻撃力になり、
脅威の全紫ゲージ、水属性665が迫る。
しかもここから更に始種武器の「ドドドンガ・クーペ」への強化が可能であり、
ここまで来ると純粋な火力面でシーラモフモフが敵う要素はほぼ無くなってくる。
シジルで属性値を引き上げて水属性に特化した双剣として扱うのがよいだろう。 - 喰血双剣バルガルラは長い紫ゲージとシーラモフモフを超える攻撃力を持ち、
- 以上のような強豪がひしめく中でシーラモフモフの光る点と言えば、
ポカラドンが★1モンスターであるゆえの製作難度の低さだろう。
バルラガルは上記の通り★7の高難度モンスターであり、
烈種武器や始種武器も、手にするにはG級昇格直後では厳しい。
そしてシーラモフモフは癖のない性能であり、特殊リーチAという設定も、
他武器種のそれと比較して双剣はリーチ中などとあまり変わらない感覚で使うことができる。
G級昇格直後で水属性双剣が欲しければオススメの一品と言える。
余談
- 冒頭では説明的な表現に改変したが、実際の説明文は
という、実に宣伝じみたものだったりする。凍海獣を模した愛らしい双剣。やわらかい毛皮があなたの手元をやさしくいたわります。
- しかしG1では強化に関してはこの謳い文句とは反対に、
ハンターの手元(の素材とGz)は全くいたわってくれなかった。
- しかしG1では強化に関してはこの謳い文句とは反対に、
- MHF-G3のストーリークエストにおけるサイドストーリー「モービンの贈り物」において、
とある人物にこの武器をプレゼントする、という展開があり、その生産に使用する素材を
集めるという依頼がある。
そこで要求される素材は、実際にシーラモフモフを生産するときの素材そのものである。