モンスター/ファルノック

Last-modified: 2022-10-23 (日) 23:11:26
種族
鳥竜種
別名
傾雷鳥(けいらいちょう)
登場作品
MHF
狩猟地
樹海, (砂漠?)

目次

生態

近年、主に樹海などで目撃されるようになった新種の大型鳥竜種。
どことなくヒプノックに似た容姿をしているが、能力などは大きく異なり、
ハンターズギルドでは「傾雷鳥」とも呼ばれている。
蛍光色の豊富な羽毛が特徴で、その外見は多種のモンスターと比較して圧倒的に派手。
これほど派手な外見はもともとは警告色などではなく、外敵の威嚇に使われることもないわけではないが、
求愛行動の際により派手な個体同士が惹かれ合うという生態を持つためである。
繁殖期には他のモンスターと同じように、雌を巡って雄同士が争う光景が見られることがあるが、
その手法は互いに踊るような動きを見せ合い、その動きや羽の色彩の派手さを競うというもの。
負けた側はすぐさまその場から退散し、同種同士で傷付けあうような行為には至らない。
自然界において派手な外見、つまり「目立ちやすい」という特性は、
外敵を引き寄せやすいという大きなリスクに常に晒されるということでもある。
しかし、逆に言えばその派手さはそれだけのリスクを持っているにもかかわらず、
今日まで生き残っている強者たる証でもある。
実際、ファルノックはいざ戦闘となると非常に手強く、
現在は実力を高く評価されたG級ハンターしか狩猟を許可されていない。
その戦闘力の支えとなっているのは、これまたその派手な羽毛である。
この羽毛は「乾毛」と呼ばれるもので、その名の通り常に乾燥している。
そのため、僅かな動きでも静電気を発生させ、それをどんどん蓄積させていく。
一定以上の静電気が溜まると勝手にスパークを起こし、不用意に近付いてくる相手を感電させてしまう。
さらに溜め込まれた静電気を一気に開放することで、落雷のような放電現象を発生させたり、
口から電気ブレス、尾羽根から電光の弾を発射するなど、多彩な攻撃技を持つ。
範囲や距離を問わず飛んで来る電撃はどれも非常に強力である。
余談だが、前述した派手さを求める生態の影響なのか、
広範囲に電撃を放出する際にポーズを決めるという奇異極まる習性を持っている。
植物の茎や木の実を主食としているが、新鮮な肉も好む雑食性。
嘴の形状はヒプノックのそれと似ており、同種と同じように胃石を所持していると推測されている。
また、体毛で相手を警戒させ、一瞬の隙を突いて獲物を強奪、
そのまま全速力で逃げ去るという大胆な行動が目撃された事例もある。

概要

  • MHF-G1から登場したG級モンスターの鳥竜種。
    ランクはG★2とG級モンスターの中では比較的低めの難易度設定となっている
    (あくまでG級モンスターの中では、だが)。
  • 黄色いヒプノックのようなモンスターで雷属性の攻撃を放つ。
    頭部を覆うモコモコとした毛が特徴的であるが、対して皮や翼膜は蒼色に染まっている。
    頭部の毛は見ようによってはアフロのようにも感じられ、
    第一印象が強烈ゆえにG級モンスターのなかでも特に異色の存在と言える
    (実際、ファルノック素材で作られた防具の頭部位は完全にアフロである)。
  • MHF感謝祭公開のPVにて、一瞬だけ頭部がはっきりと映り、
    PV第1弾では樹海にてヒプノックと求愛行動(?)を見せ合っていた。
    もしかしたらファルノックの習性である羽根の競い合いをしているのかもしれない。
    もしそうなら、ファルノックはヒプノックの雌も繁殖相手として見ていることになるだろう。
    続くPV第2弾では樹海エリア6の一角にてキノコを食べている姿が確認され、
    後半では決めポーズを取りながら周囲に青白い電撃を放出する技を披露。
    このように早い段階から姿を見せていたものの、
    「ファルノック」の名前が公開されたのは先行テストにおいてと、MHF-Gサービス開始間際であった。
    • 別名の「傾雷鳥」の由来は不明。
      歌舞伎の由来である、奇妙な外観や非常識さを意味する「傾く(かぶく)」からだろうか。
  • とにもかくにもテンションの高いモンスターであり、まるで踊るように攻撃を繰り広げてくる。
    その様は得意のダンスでフィーバー!し、観衆を物理的に痺れさせるよう。
    なお痺れると言っても麻痺攻撃は使ってこないのでご安心を。
  • 主に樹海が狩猟地となるが、砂漠を背景に登場する場面も何度か確認されている。
    現段階では樹海で戦えるが、似通った外見のヒプノックも砂漠に出現することから、
    ファルノックも砂漠に生息しているのかもしれない。
  • 鳥竜種にしては珍しく尻尾切断が可能。*1
    切断したからといって何かが変わる訳ではないが、一部クエでは尻尾切断が必須になっている。
    ヒプノックの近縁種だが部位破壊可能な部位が増えているという意味でも特徴的。
    また、頭部破壊はヒプノック同様にクチバシ破壊となるが、これだけでは部位破壊報酬を得られない。
    更に攻撃を加え、ご自慢のアフロを破壊することで初めて部位破壊報酬を得られるようになっているのである。
  • 体力は20000あり、G8までMHFの全鳥竜種モンスターの頂点に君臨していた。
    全体防御率も0.45と低めであり、これはG級ヒプノックを超え、フォロクルルと互角の値である。
    G9にHP27000、全体防御率0.4のトリドクレスが実装されて頂点からは退いた。
    一方、肉質はかなりメリハリがあり、弱点と非弱点の差が激しい。
    ヒプノック種の弱点である脚も相変わらず柔らかいままだが、
    転倒に対する復帰が非常に素早くなっており、G級モンスターの仕様も相まって転倒ループはほぼ不可能。
  • 弱点属性は火・水・氷。いずれもヒプノック種とは思えないほどに非常に良く通るのだが、
    部位によって属性の効きが極端に異なるという特徴を持つ。
    例えば火属性は翼と腹、水属性は頭・首・背中、氷属性は頭・背中・翼には非常に良く通るのだが
    通らない部位には全くと言っていいほど属性が通らない
    また、比較的属性重視な片手剣や双剣は揃って打点が低いが、
    ファルノックの脚には属性攻撃そのものがほぼ効かないので注意。
    ファルノックに挑む時点では上記の属性をカバーする複属性は無いため、
    属性武器をチョイスする場合は狙う部位をしっかり厳選しよう。
    ちなみに複属性で言えば、氷&火&龍の"熾凍属性"と水&氷の"奏属性"が非常に相性が良い。
  • 攻撃倍率は6.5と剛種モンスターよりちょっと高い程度だが、怒り状態では11.7まで跳ね上がる。
    幸い、ベースがヒプノック故か攻撃の威力自体はずば抜けて高いわけではなく
    高い攻撃倍率自体も特異個体ヒプノック変種より僅かに高い程度である。
    ただしG★2クエストでは防御力減算補正(総防御力-150)が発生しており、
    未強化の秘伝覇種防具では極めて危険な相手であることは認識しておきたい。
    ファルノックは攻撃範囲が広く、手数も多いので防御力が高くないとまともに戦うことはできない。

攻撃動作

  • 近似種であるヒプノックの特異個体や希少種と類似したモーションが多いが、
    纏う属性が睡眠などからへと軒並み変わっており、見た目はかなり異なる。
    ハデな雷や決めポーズ、なによりアフロな見た目もあってかなりテンションが高い感じに仕上がっている。
  • 放電攻撃のエキスパートとも呼べる存在で、攻撃方法のうち7割以上を「放電」が占めている
    放電しつつ突進する攻撃や、後方へ向けて電撃を放出する新技などもある。
    希少種のような連続キックも3連続放電を伴う危険なものへと変貌しているが、
    この連続放電はハンターに向かって前進しながら放ってくるのに加え、
    連続で放電してくるから回転回避などでは回避不可能という厄介な性質を持つ。
    ファルノック固有の技では3度に渡るジャンプでハンターを追尾し、
    最後の着地と同時に放電を浴びせる攻撃方法などもある。
  • ブレスなども全て雷属性へ変化しており、通常の叩き付けるようなブレスのほか、
    上位や変種のヒプノックが繰り出すブレスを無数に打ち上げ雨のように降り注がせる攻撃
    ヒプノック特異個体のような扇状に放ってから風で吹き飛ばす攻撃、
    直線的なパニック走りを行いながら左右に吐きつけていく攻撃、
    周回するようなパニック走りを行いながらブレスを次々とばら撒く攻撃のほか、
    バックジャンプブレスまで獲得しており、ヒプノック種の攻撃動作の集大成的な存在である。
  • このファルノック独特の攻撃方法としては、
    決めポーズを取りながら大放電する「放電フィーバー」という技がある
    (一見ふざけた名前だが攻略本にも載っている公式名称である)。
    威力が高く攻撃範囲も広いが、このモーション自体の予備動作は殆どない
    ただし、使用タイミングが決まっているため警戒することは可能。
    前進しつつ一回転して周囲を薙ぎ払う攻撃の直後、あるいは突然立ち止まって
    キョロキョロと周囲を伺う行動が見られたら直後にフィーバーしてくるので要注意である。
    しかし、極めて稀にだが、事前の予兆も一切無しでいきなり繰り出すこともある。
    これはもう、大人しく受け止める以外にない。
  • また、ファルノックはMHシリーズでも類を見ない、特殊な怒り状態への移行行動を行う。
    大半のモンスターは怒りをあらわにして吠える、
    ヒプノックの場合でも翼を広げて敵に向かって威嚇するなどが普通だが、
    ファルノックが怒った場合、なんと踊りだす
    地団太を踏みながらゆっくり回転し始める動作がそれであるが、これに惑わされてはならない。
    このダンスは「乾毛を擦らせ静電気を溜めこむ」踊りであり、攻撃の準備。
    踊っているからただの攻撃チャンスなどと油断していると最後に放電を食らうので注意。
    • そして、これがこの「攻撃」の開始の合図である。
      一度思いっきり放電したからもう怒り移行は終わったかと思って近づくと、
      今度はステップを踏みながら3連続に渡る放電攻撃で吹き飛ばされてしまう。
      動作そのものはヒプノック特異個体の求愛ダンスと同じものだが、
      このダンスが終了し、いざ反撃!と近づくとフィニッシュの放電フィーバーをモロ受けする
      ここまでが一連の動作なのでわかっていれば慎重に対処できるが、
      フェイントが何重にも仕掛けられているので初見のプレイヤーはやっていられない
  • この怒り移行の動作は非常に長いが、3連続に及ぶ放電ダンスを始める前に、
    ファルノックを怯ませることができれば怒り状態へ移るのを阻止できる
    他のモンスターの場合は「怒り状態になった後に特定の動作を行う」場合が多いが、
    こちらは地団太放電を行った後に初めて怒り状態が成立するためである。
    なお、ハメ対策なのか、妨害された場合は一旦別の攻撃を行った後に再びこの怒り移行行動を行う。
    怒りに移行しなければ後述の頭部からのオート放電もしないため、攻撃のチャンスがかなり増える。
  • 怒り状態における最大の特徴として、20秒ごとに頭部から放電を行う
    ファルノックの状態やハンターの行動によらず自動的に放電するため、
    転倒や麻痺などのチャンスでも攻めあぐねる場面がままある。
    MH3GのG級ギギネブラ亜種を髣髴とさせるが、こちらは準備動作も阻止する方法もない
    このオート放電による攻撃範囲は比較的狭めなものの、
    ファルノック自身が鳥竜種故に小柄であるため、上半身は殆どカバーされてしまうことも厄介。
    ただ、首周りは水属性にやたら弱いことが判明しているため、積極的に狙っていきたい。
  • いわゆる必殺技と言えるようなファルノック最大の攻撃も存在しており、
    フラフラと踊りながらハンターたちの間に割り込むように移動し、
    静電気がマックスまで溜まったところで超広範囲に及ぶ大放電攻撃を繰り出す。
    本当に静電気ごときで放っているのか甚だ怪しいほど攻撃範囲が凄まじいので、
    ファルノックの身体の小ささに惑わされないようにしたい。
    放電フィーバーと同じく放電の動作そのものが小さいので回避のタイミングを計りづらいが、
    回避性能スキルを発動させていれば回避は難しくはない。
  • 全体的にフレーム回避で対処できる行動が多い相手であり、
    怒り移行モーションの特殊性から行動パターンさえ熟知していれば全体的には戦いやすい。

幸運の黄色い鳥

  • 2013年9月11日~18日のPCサーバー統合準備期間中に、
    PCサーバー限定で「幸運の黄色い鳥」というクエストの配信が告知された。
    この「黄色い鳥」とはファルノックのことだろうと予想され、
    無論その通りではあったのだが……。
    とにかくデカい尋常ではないほどのデカさ
    最大金冠がどうとか、衝撃すぎてそんな問題などどうでもよくなるレベルである。
    通称はもちろん「ファルノックキショウシュ」。
    クエストの依頼文にも「キショウなモンスター」なんて書かれているし。
    さすがはヒプノックをインスパイアしたモンスターといったところか…。
    • このクエストでも頑張ればファルノックの尻尾を切断できる。
      そのサイズはもはやアカムトルムの尻尾に匹敵する大きさである。
    • 公式サイトでは「遭遇自体が大変なモンスター」という触れ込みであり、
      それを再現するためにミ・ルで使われている緊急クエストを使用している。
      そのデカさでは流石に一目で分かってしまうのではないだろうか…と思われるかもしれないが、
      ファルノックは新緑色の毛並みなので、樹海だと上手い具合に保護色になっているのかもしれない。
      もっとも、この全長の鳥がエリア移動で飛行するその様相はシュール極まりないが。
    • 気になるサイズは、空前絶後の3853.5cm
      当然、通常の最大金冠サイズなど遥かに凌駕するレベルのデカさなのだが、
      残念ながらサーバー統合に伴う「データが保存されない期間」に登場したモンスターなので、
      記録としては残らなかった。遭遇したハンター達の記憶には強烈に残っただろうけれど。
  • 2019年5月には、その少し前に開催された「辿異種グラビモス討伐WEEK!」において
    最も辿異種グラビモスを多く討伐したハンターを表彰するシリーズクエスト
    「ミズキの表彰会」が配信された。
    クエストのマストオーダーは「一緒にお祝いのダンス」と、
    「一緒に花火を打ち上げる」という一見意味不明なものだが、
    いざ闘技場へ出発してみると、
    そこで待ち構えているのは超巨大なファルノックなぜ……。
    確かにお祝いとするには適した部類のモンスターかもしれないが、
    グラビモスとは縁もゆかりもないファルノック、
    それも超巨大個体が相手と予測できたハンターはそうはいなかったであろう。
    • 今回は討伐すればちゃんとサイズも記録に残る
      そのサイズだが、なぜか前よりは若干縮んだ3454.9cm
      それでも凄まじく巨大であることに変わりはないが。
      • ただし、討伐難度はかなり高い
        なにせ本クエストは装備貸出式であり、
        防具がファルノGXシリーズ……はいいのだが、
        武器が生産段階(下位武器)の鯛剣なのである。
        秘伝開眼奥義があれば多少は楽にはなるが。
        また、アイテムの持ち込みも不可能で、支給品には回復アイテムも無い。
        配信初週は歌姫狩衛戦の戦歌の章であったため、
        歌スキルで一匹狼や吸血+2あたりを発動させるのもいい。
    • ちなみにクエストのクリア条件は、
      ファルノックが生きている時にアクション「おどる」の使用と、
      支給品のグーク花火の使用となっている。
      討伐してしまっては"一緒に"お祝いのダンスも花火もできなくなるため、
      サイズこそ記録されるものの、討伐した瞬間にクエストは失敗となる。
  • ゲーム中で登場したのは上記2回のみだが、
    実は他にも意外な所で出演を果たしている。MHF-G8.1のプレビューサイトである。
    プレビューサイトの「爆破属性」のページにてファルノックがモデルとして使われているのだが、
    そのサイズがどう見てもデカい
    …なぜここでファルノックキショウシュが抜擢されたのかは不明。

武具

  • 武器はいずれも「○○・ジャロ」という銘を持つ。
    「ジャロ」とは、「黄色」を意味するイタリア語「giallo」から来ているものと思われる。
    片手剣、ハンマー、大剣、ヘビィボウガンは、
    G1アップデートに先駆けてTwitter・Facebookで見た目と性能が先行公開された。
    特に片手剣は公開された初のG級武器であり、凄まじい火力インフレに誰もが驚愕した。
    ただしG1当時ではG級武器の強化システムの問題点ゆえ、
    積極的に強化して運用していたハンターはそう多くはおらず、
    改善以降でも程なくしてより強力な雷属性武器が追加されてしまったため、
    割と不遇な立ち位置にある。
    ただし、GG追加の穿龍棍「ペン・ジャロ」、
    G6.1追加の弓「ミールィ・ジャロ」、そしてG9.1にて改G級武器への派生が実装されたハンマーは、
    実装時点の環境を踏まえた性能となっているため、それなりに注目は浴びていた。
    • ちなみにストーリークエスト第5章では
      実装されていないはずの「ファルノックの弓」というフレーズが会話内に登場する。
      そのためいずれファルノックの弓が追加されるのだろうと予想していたハンターは少なくなかった。
  • 上記にもある通り、傾雷鳥素材の武具は羽毛や羽根を活かした独特の見た目となる。
    フィーバー!!
    防具であるファルノGシリーズはアフロのダンサーのような出で立ちになる。
    特に、グラサンが付く男性剣士装備と、ヒプノルータを髣髴とさせるビキニ風の女性用装備が印象的。
    残念ながら揺れない。
    スキルの「剛撃」や「生命力」を備えており、
    G級で重要な防御力を生命力スキルで強化しつつ、剛撃スキルによる攻撃スキルの上位互換を受けられる。
    流石にMHF-G中期以降あたりから見れば型落ち品である感が否めないものの、
    見た面の奇抜さからロビー装備に仕込んでいる人はそこそこ見受けられる。

余談

  • 生態系設定はあるが、このモンスターが実装されるに至った一番の理由は
    ヒプノックをインスパイアしたモンスターをG級で出したかった」と言うものである(公式発言)。
    MHF開発陣は最初のオリジナルモンスターであるヒプノックに非常に愛着があり、
    現在までも度々イベントクエストに多数出演していたが、
    G級実装にあたり、ちゃんと生態系等の設定も行われ、
    ヒプノックをインスパイアした存在であるファルノックが実装されるに至った。
  • あだ名としては、ヒプノックの悪名を踏襲してか「アフロ(糞)鳥」等が目立ち
    (ディレクターまで冗談交じりに「アフロ」と公然で発言している)、
    別のパターンではG1時代のG級に対する酷評のとばっちりを食らった
    「ファッ○」だのと碌なものが見当たらない。
    ただし、攻撃判定が一瞬しかない上に規則性のある攻撃が多いため、
    回避を得意とするハンターからは、あだ名と裏腹に評価が高いことも多い。
  • 実装当初はGR3に昇格するための"ギルド要請クエスト"に登場していた。
    しかしながら、当時は上のランクへ到達するための必要GRPが異常に高かったため、
    道半ばで挫折し、ファルノックまで辿り着けなかったユーザーが多かった。
    これを受け、G2大型アップデートではG級システム自体の見直しが行われることとなった。
    • このような経緯もあり、G級モンスターの中では与し易い部類でもある。
      ちゃんと強化してあれば非G級の既存防具でも十分戦えるが、未強化だと危ない事から、
      G級に備え、ちゃんと防具を強化しているかが問われる相手と言えよう。
  • 片手(翼)で天を指す「フィーバー」のポーズは、
    映画「サタデー・ナイト・フィーバー」を真似たものか。
    ファルノックの素材を元にしたシジルからは土曜日特効深夜特効が出やすいことになっているが、
    やはり「サタデー」「ナイト」を意識したものと思われる。

素材

傾雷鳥の乾毛
ファルノックの色鮮やかな体毛。
その名の通り常に乾燥しており、静電気を生じやすくさせている。
傾雷鳥の爪
ファルノックの爪。獲物を獲られることよりも、素早く走るのに適している。
傾雷鳥の尻尾
傾雷鳥から切り取った尻尾。
鳥竜種で尻尾が切断できるケースは珍しく、マニアの間でも人気の一品となっている。
傾雷鳥のクチバシ
傾雷鳥の絶縁性のクチバシ。雷を防ぐための武具に重宝される。
蛍色尾羽根
光加減で蛍光色に見える羽根。装飾品として珍重される高貴なご婦人も垂涎の品。
傾雷鳥の帯電毛
ファルノックの乾毛の内、発生した電気を帯びている毛がこう呼ばれる。
電気を多く帯びているためか、バチバチという音が鳴っている。
電撃と呼べる程の量の電気を蓄えている必要があり、
かつファルノック自身も放電で電気を使用する関係もあり、滅多に入手できない。

関連項目

モンスター/ヒプノック - 近縁種

ファルノック素材の装備

武器/ザン・ジャロ - G級片手剣
武器/ダン・ジャロ - G級大剣
武器/ボン・ジャロ - G級ハンマー
武器/ペン・ジャロ - G級穿龍棍


*1 実装当時はイャンガルルガとファルノックの2種のみだった。後のアップデートでフォロクルルが追加されている。