MHFに登場するランス。
いわゆる課金武器の一種で、「しろねこ服キット」に付属する。
突いて攻撃するよりも目標に放電する事を目的とした槍で、柔らかそうに見えるが硬い。
概要
- フルフルのランスだからフルフルランスという、
シンプルイズベストと言わんばかりの名称が特徴的。
強化すると、フルミナントランス→改→フルフルインジェクトと、
逆にありがちというか普通の名称へと変わっていく。
後には更に、フルフルジェクター(HC武器)、フルフルインデッド(GR1準G級武器)、
フルフルサンデッド(GR5準G級武器)への強化先が追加された。
- 先述の通りしろねこ服キットに付属するのだが、少々特殊な変遷を辿った武器である。
まず、しろねこ服自体はMHF初のプレミアムパッケージの特典として付属したのだが、
この時点ではフルフルランスは実装されていなかった。
その約2年後にしろねこ服がプレミアムキット化されたのに伴い、
追加特典としてこの武器(と、「屠龍刃」という太刀)が実装されたのである。
過去にプレミアムパッケージを購入していたユーザーに対しては別途配布された。
- 外観はさながらフルフルの皮で作られた注射器といったフォルムで、
抜刀すると先端部分から針が伸びる。
また、盾も皮に包まれてはいるが十字架の造形をしている。
- 強化素材は、当初は各種フルフル素材や
汎用素材(変種のフルフルから得られるもの)などを用いていたが、
後に課金武器共通の肉球のコインなどへ変更された。
- フルフルらしく雷属性、そして麻痺属性も併せ持つ双属性武器。
実装時点での最終段階であるフルフルインジェクトの性能は、
攻撃力414、斬れ味は素で短い青、斬れ味レベル+1で青が延長&少しの白であり、
物理面はさして強力ではない。
しかし、公式には「最上クラスの雷属性」との売り文句があり、
それに違わぬ当時最強の雷属性800という高い数値が光る。
また、麻痺属性250もランスとしてはそこそこ。- この当時のライバルは、同じ雷・麻痺属性の「幻雷槍【雷光】」。
バランスのとれた性能を持つ幻雷槍の方が汎用性の面で大きく上回るのだが、
下記のように属性特化のフルフルインジェクトだからこそ輝ける場面もあった。
- この当時のライバルは、同じ雷・麻痺属性の「幻雷槍【雷光】」。
- 以降の強化段階でも攻撃力は平均以下程度であり、
斬れ味はどこまでいっても白ゲージ止まり、
麻痺属性もそこまで強化されるわけではないが、
HC武器のフルフルジェクターは雷属性840に加え旧SR51から担げるレア度4、
GR5のフルフルサンデッドに至っては雷属性1000の大台に突入など、
とにかく雷属性に特化した伸びを見せる。
後に実装されるG級進化武器【絢爛】、あるいは通常労力で製作可能な武器に限れば
「ハートロングホーンIII」に抜かれるまでのおよそ6~7年ほどの期間、
雷属性値だけで言えば最強のランスであり続けていた。
いくら属性値が高くても物理性能が低くては……と思われるかもしれないが、
例の雷に弱すぎることで有名な猪で紙集めをする際には割と需要があった。
余談
- このランスの造形を見て、コアなファンは「おっ」と思ったのではなかろうか。
というのもフルフルの注射器型ランスは、
無印時代のメインシリーズ開発スタッフが次回作での追加を要望していた武器なのである。
当時のMHFスタッフがその意を汲んでデザインしたのかもしれない。- ちなみにその次回作(MHG)では残念ながら追加されることはなく、
今現在でもメインシリーズにはフルフルのランス自体が存在しない。
注射器型のフルフル武器なら、オトモ武器やライトボウガンがあるが。
- ちなみにその次回作(MHG)では残念ながら追加されることはなく、
- MHFにはもう1本、フルフル素材のランスとしてG級武器の「穿雷蓄槍」が存在する。
ただしそちらは鉱石武器系のデザインであり、見た目にフルフル要素はない。
- 下位~上位段階の説明文には、
「少しベタベタする」「少し臭う」「少しヌメヌメする」など、
あまり触りたくはなくなる文言が並ぶ。
凄腕級以降の段階では別の文(当記事冒頭のもの)になるので、解消されたのかもしれない。
関連項目
モンスター/フルフル/派生作品
武器/フルフル武器 - 正確には純製のものではない。
システム/追加課金サービス